おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

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超高速!遺跡巡り 三内丸山遺跡その2

2017-09-09 09:29:12 | 遺跡・史跡
 「さんまるミュージアム」から「時遊トンネル」を過ぎると外、縄文遺跡のエリアである。



 「南盛土」は大量の土器や土偶、ヒスイ製の玉などが土と一緒に捨てられたところで、1000年間で丘のようになった。ちなみに、ヒスイは糸魚川産とのこと。




 「竪穴住居」が復元されている。



 「大型竪穴住居」は長さ15メートル、中に足らの跡が残っている。



 ガイドさんに誘導されながら、竪穴式住居に入ってみた。



 燻蒸した後なので、非常にいぶくさい。

 「大人の墓」は土坑墓といわれ、約2メートルの細長い墓穴で、ガラス越しに観ることができる。



 「掘立柱建物」は、地面を掘り柱を立てた建物。高床式であろうという想定のもと、復元している。


 「子どもの墓」は埋設土器が展示されている。子どもは土器に入れて埋葬された。



 そして有名な「大型掘立柱建物」


 6本柱の長方形の高床式建物、柱の穴は直径・深さともに2メートル、穴の感覚は蘂手4.2メートル。高さ15メートルの建物として復元されている。ちなみに、ここで使われている木材は全て栗の木である。

 発掘はまだ続いている・



 発掘を通して、縄文時代の生活文化を想像する、実に面白い。
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超高速!遺跡巡り 三内丸山遺跡その1

2017-09-09 09:13:10 | 遺跡・史跡
 約2年ぶりに大人の休日倶楽部東日本フリーパスを利用して、三内丸山遺跡を見学してきた。




 いわきを6:44発の磐越東線で郡山乗り換え、仙台で「はやぶさ」に乗り換えるとお昼前には新青森に到着する。新青森駅からは、青森市内の文化施設や観光施設をつなぐ「ねぶたん号」というバスが走っている。1回200円、1日乗車券が500円。じっくり青森市内を巡りたいなら、1日券を購入したほうがお得である。



 
 さてさて、念願だった三内丸山遺跡。まず、「さんまるミュージアム」で出土品や縄文時代の生活を確認した。
















黒曜石は、北海道産のもので、当時の海上交通について考えさせられる。



三内丸山の想像ジオラマ




 限られた時間なので、ちょうどかボランティアガイドの案内が始まったので、その後に付いていった。
 三内丸山遺跡のエリアに住んでいた縄文人は、約500人、当時の集落が数十人程度のコミュニティだったことを考えると、当時は大都市であったことは間違いない。
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