おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その346

2017-09-18 21:49:50 | 
 台風18号がやってきた。天気図や予報図などを観ると、日本海方面に抜けてしまうので、それほどでもないかな、と思っていたが、午前3時頃からものすごい風と雨、前線が刺激されて可能性もある。朝、5時頃、雨は止んだものの、風が若干吹いている。ベランダの植木鉢は、無惨に転がっていた。まさに、台風一過。秋めいた日差しが鋭く刺さる。風は若干強め。
 今日は、「鹿島金光寺所蔵 木造宝篋印塔~700年の歳月を経て~」の講演会を聴講。会場までマイチャリで行ったので、汗が止まらず。ペットボトルの緑茶を飲みながら、扇子で一生懸命扇いだ。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 千秋に引き続き、今日も仙台。類氏は青葉山の伊達政宗公騎馬像前からロケ開始。そこから、伊達正宗の墓所・瑞宝殿へ。階段は伊達家62万石にあやかって62段。小生も、以前訪れたことがある。正宗公の霊屋(おたまや)は竜頭の瓦で装飾され、中には正宗公の木像が安置されている。瑞宝殿も戦災で消失してしまったが、現在は再建されたもの。再建時に墓所を発掘し、正宗公の遺骨などを調査した。その結果などは、瑞宝殿脇の資料館に展示されている。

 「仙台では横丁を探すべし」とのことで、三越近くの「東一市場」へ。人が数人通れるほどの狭い路地、そこに佇む、創業25年「菊水」へ。1階はカウンターのみの模様。店の大将は和食の修行をしていたが、ルーツは盛岡のもつ焼屋、カウンター奥にも、「やきとり」と「焼き鳥」の違いなど、もつ焼にこだわっているところもある。
 先ずは「生ビール」550円、「お通し」500円は2品、「サバのなまり節を使った夕顔」と「サザエ蒸し」。「煮込み」400円はこのお店の名物。ピリ辛でテッポウとバラ肉をみそと醤油でじっくり煮込む。もつ焼を注文、出来上がるまで、宮城の地酒「宮寒梅 純米吟醸 ミスターサマータイム」600円をいただく。甘口のように感じる酒。もつ焼が出来上がる。「シロ」100円は塩でいただく。皿には辛子みそが添えられる。「レバー」100円は甘辛のタレでいただく。タレは、盛岡のお店から分けてもらったものとのこと。
 三陸の幸も味わいたい。宮城の地酒「水鳥記 ひやおろし 特別純米」600円をいただきながら、「ちょい刺し盛り」980円(赤いか、ツブ貝、ノドグロ、カツオ)は4点盛。大将が3日前につってきたヤマメは燻製になっている。「ヤマメ燻製」750円もいただく。
 2階には座敷が3部屋、類氏乱入して交流を深めた。
 〆は岩手県遠野から取り寄せたラム、「生ラム炭火焼き」700円、そして、ラムに合うのはビール、「エビス スタウト クリーミートップ」600円をいただく。生ラムは、ほんのりとした塩味で肉を引き立てている。十分満足。

 
 今週末は、秋彼岸。暑さ寒さもなんとやら、この日を境に、昼の時間が夜の時間に追い越される。ますます、酒が恋しくなる季節となってくる。今日の〆は、酒好きの歌人・若山牧水の歌

 白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり

 こんな気分で杯を煽りたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする