久しぶりの雨

　久しぶりに朝から雨が降った。台風の影響だ。いわき上空を通過するような進路予報。ただ、台風が発生してから、進路が徐々に南下してきているので、いわきよりも南側を通過するのではないかと思っていた。

　ということで、今日の通勤は歩き。家を出て少し経ったら、雨脚が強くなってきた。ズボンの下半分はビチャビチャ。職場に着いてから、作業ズボンに取り替えた。

　昼休みも表へ。ちょっと散歩したが、雨が強いので早々に切り上げた。当然、作業ズボンもビチャビチャ。

　ニュースを見ると、東海、関東に雨雲が集中したようである。道路が川になっていた。

　いつも思うのだが、いわきは災害に意外と強いまちかもしれない。台風はいつも避けて通るし、地震が起きても、それといった被害もない。ただ、周辺地域が罹災して、公共交通的にいわきが孤立することもある。
　今まで凄いと思った災害は、１９８６年８月５日の台風だ。夏井川上流の堤防が決壊し、平の街中にある木橋が流された。

　雨は、災害をもたらすときもあるが、今回の雨は恵みの雨。口々に「今日は植木に水やっこどねぇーなぁ」と安堵の声。確か、８月１４日にちらっと降って以来の雨だ。

　例年、台風が過ぎると秋風が心地よい時期となる。

　しかし、週間天気予報をみると、週末、また気温３０℃。地球温暖化の影響であることは間違いないだろう。

　今年の秋は、あるのだろうか。