おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その62

2011-07-18 21:47:32 | 
 今朝は午前3時に目を覚まし、なでしこジャパン観戦。ハラハラドキドキではあったが、最後のPK、守護神の鉄壁の守り、すばらしかった。ニュースで何度観ても、感動した。中には、マリーゼのメンバーも。以前、富岡町の東電エネルギー館に行ったときに、マリーゼの選手が見学の案内をしていた。身近な存在であったのだが、原発事故がすべてをなくしてしまった。ただ、彼女たちの活躍が、被災地に元気を与えてくれる。夢は見るものではなく、叶えるもの。蓋し、名言である。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。類氏を1年以上観ていると、前に観たお店が出てくる。

 今月は新潟県特集のようだ。今日は長岡へ。長岡といえば、小生、仕事(出張)で2度ほど訪れている。最初は素直に新幹線で。2度目は、高速バスで、平から会津若松、会津若松から新潟、新潟から長岡と乗り継いでいった。平を2時頃出発して、長岡に着いたのは夜の8時頃。新潟までは余裕で座っていたのだが、新潟・長岡間は通勤バスになっているようだ。満席。荷物を膝の上にのせて長岡まで行った。2泊3日。一人で出張だったので、当然、夜は類氏的生活。長岡の町を放浪した。出張先で一人で飲みに行くとき、小生が立ち寄るのはガード下的なお店、飲み屋っぽい中華料理屋、そしてそば屋である。長岡ではそば屋へ。新潟では「へきそば」というそばに海草を混ぜ込んだやつが有名だ。そうそう、今日、類氏が突入した居酒屋の近くである。飲み物は、当然最初から日本酒。新潟の銘酒を流し込んだ。締めはへきそば。満喫した覚えがある。その1週間後だっただろうか、新潟中越地震があったのは。テレビで揺れる長岡の町を観たのだが、今、福島は揺れ、そして、目に見えない恐怖に耐えながら生活している。早く収束してほしいものだ。

 前置きが長くなったが、類氏的生活に戻ることにする。類氏、今日は、元祖柿の種の浪花屋の工場見学。柿の種と言えば、ビールのおつまみに最高だ。お茶請けにもいい。小生は、ちょっとピリ辛が好みである。
 で、お店は「居酒屋 名人」。日が長くなり、まだまだ明るい中、類氏、お店にはいるのに気が引けるそうだ。これは嘘だろう。時間帯がアルコールを欲してしまう。小生も同じである。
 お店のカウンターには、山菜と御常連が釣ってきたソイ。これが後ほど胃袋を満足させるらしい。トリ生で、お通しの山菜、ミョウガを味わう。アケビの新芽を湯がいて卵の黄身を入れたつまみ、山菜のユッケ風と言っていいか。ほろ苦さと卵の黄身のまろやかさが伝わってくる。
 しめ鯖、イカ、タコのお造り、タケノコ焼きと、長岡の旬を味わっている。いつの間にか日本酒に変わり、御常連にご挨拶。世の中の酒飲みは、すでに類氏の存在を承知しているようだ。
 カウンターの山菜を眺めると、コシアブラ、ワラビ、タケノコ。自然の恵みだ。この頃の日本人が忘れている言葉、「旬」。やはり、季節ごとの恵みを味わう、これが本来の生活なのかもしれない。
 で、類氏、出店。外はまだ明るい。

 というわけで、3月11日以降、水を汲みにも行っていないし、そのついでの山菜採りにも行っていない。土日とお仕事になってしまっているので行けないというのもあるのだが、山菜の放射能量、ベクレルっうやつは個人的に計ることができない。食したいのだが、今年はやめておいた。ただ、家に植えてあるタラの芽は天ぷらにして食した。旨し。原発が落ち着いて、来年は旬の山菜を食することができれば、これに勝る楽しみはない。

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