GW後半、3日、4日とお天気がイマイチであったが、5日、6日は日差しが強く、暑い。いつものように、小川町に水を汲みに行ったが、ここは別世界、神社付近は神が降臨するかのごとく、涼風が吹いてくる。そこから、二ツ箭山登山口近くにある駐車場を眺めると、市外ナンバーも数台止まっていた。低山ではあるが、鎖場もあり、何より、山岳信仰の山である。近くにある高圧線が景観を害しているのは残念。今年は、久しぶりに近場の山を歩いてみるのもいいかもしれない。
ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。
今日はJR川崎駅、坂本九の出身地でもあり、類氏は上を向いて歩いて行った。仲見世商店街を通り抜け、住宅地へ。創業95年の「千里屋酒店」は角打ちができるお店。「缶ビール(350m)」は250円、店内は昭和の雰囲気を醸し出している。現在の店主は、40年前から酒屋の脇でおもちゃを売っている。店の名前は「ヤマダモケイ」。本人は、「40年前の売れ残り」と言ってはいるものの、レアものも目に入ってきた。
まだまだ明るい中、類氏は、破れかけた「やきとり」と書いてある暖簾をくぐる。で、ドアが開かない。店主曰く「ドアがストライキ」、なかなかしゃれた店主である。今日のお店は昭和59年創業「とりかご」、屋号は、店をカゴになぞらえ、一度店内に入ったお客をカゴの中に閉じ込める、ということからつけたらしいが、真偽は定かではない。
ご常連に合わせて「瓶ビール」600円で乾杯。メニューは板木に書いてあるようだが、店の歴史を物語っている、煤けて見えない。ちなみに、小生たちの世代には懐かしい黒電話も現役で活躍している。あのベルの音が実に心地よい。メニューが見えないので、「焼き鳥を順番に」と注文。「おしんこ(小)」は100円とリーズナブル。焼き鳥第一弾は、「しろ」100円、「レバー」120円、「カワ」100円の3品。日本酒は「高清水」300円をぬる燗でいただく。第2弾は、緑色した「つくね」200円と「手羽先」200円。つくねの緑色はなんだ?とのクイズに類氏答えられず。正解は「パセリ」とのこと。そして第3弾、ばら肉の「しそ巻」150円と「オクラ巻」150円。これを「緑茶ハイ」350円で流し込む。
そろそろ〆に入り、ご常連からゲットした裏メニュー「湯豆腐」300円、安い。体は十分に温まる。健康的に〆た。
GWも終わり、日常の生活リズムに戻さなければならない。2週間後には、でかい催しも控えている。