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博物館浴(東京都美術館 「プーシキン美術館展 旅するフランス風景画」)

2018-05-31 20:17:01 | 博物館・美術館
 東京都美術館では、7月8日まで「プーシキン美術館展──旅するフランス風景画」が開催されている。








 プーシキン美術館は、1912年にモスクワに開館。印象派を中心とするフランス近代絵画コレクションは世界屈指。19世紀末から20世紀初頭にロシアの事業家シュチューキンとモゾロフがフランスで収集した作品である。ロシア革命後、作品の多くは国有化され、個人所蔵からプーシキン美術館に移った。

 6章構成で展示されており。

 「第1章 神話や古代、理想の美しさ」  17世紀から18世紀、王侯貴族が愛した神話や古代の情景を題材とした自然の風景

 「第2章 何気ない日常 自然とともに」  19世紀、画家たちは何気ない日常の生活、現実に目を向ける

 「第3章 にぎわいの近代都市パリ」 19世紀半ばから行われたパリの大改造、街並みが変わった近代都市の表情が伝わる

 「第4章 木漏れ日のきらめく郊外」 19世紀後半、鉄道の発達により大都市を離れ、豊かな自然が画家たちに刺激を与える

 「第5章 南仏 まばゆい太陽の魅力」 19芹期末から20世紀初め、画家たちを魅了した南仏に降り注ぐ日差し

 「第6章 憧れの異国 豊かな想像力」 風景画の旅は国境を超える。20世紀、画家たちの想像力により非現実的風景を観ることができる


 プーシキン美術館のフランス絵画コレクション展覧会は3回目、風景画というジャンルは初めてとのこと。観ごたえあり

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