おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その463

2020-10-12 22:05:02 | 
 台風14号、その影響を気にしていたが、Windyが予報した通り、南下して低気圧になった。日曜日に予定していたイベントも、金曜日には実施するようにした。ただ、コロナ禍の中、規模縮小での開催は止む無し。
 コロナ陽性者、ここんところ、福島県内の確認が続く。直近で、いわき市でも3人、ただ、濃厚接触者の感染とのことで、その経路はわかっている。郡山市では、累計100人を超す陽性者。飲食街での感染との報道もある。こんな時のために、厚労省のアプリ、皆さん、入力しておきましょう。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、西武鉄道・大泉学園。日本初の、カラー長編アニメ発祥の地。8年位前に、一度ロケしたことがあるそうだ。ここには、2014年にオープンした「東京ワイナリー」がある。醸造から販売まで、ここで完結する。練馬産のブドウも使っている。地産地消だ。年間、2、30種類のワインを醸造。量り売りも行っている。当然、テイスティングも。壁にある注ぎ口、そこから赤と白をそれぞれいただく。いずれも、100m・200円。赤はスチューベン、白はデラウエア。ともに、いい酸味。そもそも、このお店、大田市場で働いていた方が、東京の農産物を広めたい、ということが端緒。スタッフは、SNS経由で集まったボランティアである。

 暗がりになり、大泉学園駅から徒歩10分。おしゃれな暖簾は店の大将の奥様の手作り。「小料理 くに」、先代はすし屋であったが、末期がんでこの世を去った。その後、小料理屋として店が続いた。大将は、包丁を握って23年、先代から技を受け継ぐことはできなかった。だが、すし屋が故に、料理は繊細。唯一引き継いだものもあるそうだ。
 まずは、「瓶ビール(キリンラガー)」600円、これで、奥に座する若者と乾杯。本日のメニューはホワイトボードに。最初のアテは、旨味が引き立つ「炙り〆サバ」700円と、やわらかくて甘い「ミンククジラ」800円。ミンククジラには、スダチが乗る。カウンターには、徳島産スダチの段ボール箱。「スダチハイボール」500円をいただく。
 このお店、自家製にこだわる。「自家製アンチョビポテサラ」600円、注文を受けてから、アンチョビを切り、ジャガイモを蒸かす。出来立ては、温かい。お次は、「自家製豚モモ肉ハム」700円、低温で調理している。先代から引き継いだ逸品は、「厚焼き玉子」400円、出汁が効いている。これに合わせるのは「奥の松 特別純米」600円。
 〆に、大将の奥様の手作り、週替わりのデザート、本日は「レモンシフォンケーキ」300円、国産のレモン汁にレモンの皮が入る。類氏、これもつまみにしてしまう。

 8月に人間ドックを受診。ちょっと再チェックが必要な項目があり、本日、再検査。一応、その項目自体は異常なしの判定。ただ、それにかかわる事項について、要注意。まずは、減量。これに尽きる。
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バスの時間まで一杯 すし屋の山崎にて(「山本」「上善如水」「寫楽」)

2020-10-09 19:32:57 | 
 台風14号が近づいてきている。

 水曜日、いつものようにマイチャリで出勤。夕方、雨に降られる。木曜日はほぼ一日雨。そして今日、天気予報では一日曇りであった。マイチャリで帰宅する気満々であったが、何と雨。マイチャリは職場に3泊することになる。

 しかたがないので、バスの時間まで、いつものように一杯。

 まずは「純米吟醸 山本」





 コメは「改良信交」、秋田の農業試験場で改良された品種。口に含むと、マスカット。秋田県内限定の酒らしい。

 続いて、「新緑の上善如水 純米」





 上善如水のイメージはスッキリ。しかし、この酒は、少し酸を感じる。銀ちゃん曰く、「新政」を意識している酒、とのこと。アルコール度が低い。

 最後に、会津の酒「純米吟醸 寫楽 備前雄町」





 アテに、「カツオのひやま」をいただく。


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呑兵衛たちの月9 その462

2020-10-05 22:23:53 | 
 土曜日、注文していたエアコンの設置が、やっと終わった。設置業者は、市内ではなく、茨城県から来た。話を聞いてみると、ジャパネットの担当業者、いわきにはいないそうだ。小生宅終了後も、泉町で取り付けを行わなけれなならないとのことであった。注文するときに、ネットで設置時期を確認するのだが、小生が注文した日、県内の福島、郡山は、注文後2週間程度で設置できるとのことであったが、いわきは1か月後。理由は、判明した。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、常磐線各駅・馬橋、松戸市である。馬橋でのロケは2回目とのこと。馬橋には、古刹・萬満寺がある。山門には仁王像、江戸時代からの行事、「仁王像の股くぐり」が正月三が日などに行われる。菓子処「二葉屋」では、仁王像にゆかりのある菓子をつくっている。「仁王どら焼
(栗どら)」180円。甘すぎない、このお店の看板商品である。「みたらし団子(1本)」180円は、その場で焼いてくれる。これは旨そうだ。

 暗がりになり、住宅街を歩く。呑兵衛を引き寄せる明かりは、「居酒屋 しずこ」。創業してから約30年、銀座の割烹で出会って結ばれた夫婦で営むお店である。店名「しずこ」は女将の名前。時節柄、大将はフェイスシールド着用。類氏、カウンターに座す。
 まずは「生ビール」500円、「お通し」300円はツブガイの煮つけ。「刺身3点盛」1,500円は、シメサバ、シマアジ、カツオ。刺身が出れば日本酒へ。長野の地酒「川中島 幻舞 純米大吟醸」500円、女性杜氏が醸し出す酒だ。「田舎煮」400円は日替わりの模様。本日は、鶏肉、ヤマトイモなどの煮物。幻舞と煮物、ほっこりとする。ひき肉のあんかけそぼろをトッピングした「米ナス」600円も合わせる。
 〆に注文するのは、大将、銀座仕込みの「焼きおにぎり(味噌汁付き)」200円、出来上がるまで、北海道産米を使った「彩霞 純米吟醸」500円、兆度目の前ではご常連注文のステーキを仕込み中。「和牛サーロインステーキ」2,500円をご常連からお裾分け。日本酒で流し込む。そして、おにぎりで仕上げる。

 台風14号が発生、「Windy}によると、いつものルートで東海地方沖に向かい、その後、また、南下して、小笠原方面で停滞するような予報である。もしかすると、今回も本土上陸はないかもしれない。今年の台風、いまだ上陸したものはない。Windyの予報も、ある意味、迷走台風の予感。かえって厄介かもしれない。昨年の台風19号から1年が経過。河川が決壊した地域に住む同級生は、トラウマ。いまだに雨が降ると心配でどうしようもなくなるようだ。まず自ら難を避ける行動、これが肝要だ。
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博物館浴(福島県東日本大震災・原子力災害伝承館)

2020-10-03 22:09:20 | 博物館・美術館
 9月20日、双葉町に「福島県東日本大震災・原子力災害伝承館」がオープンした。







 夏季休暇、まだ1日残っていたこと。常磐線全線開通以降、北上していなかったこと。電車で行ってみることにした。

 いわき7:51発、531系に乗車。高校生が多く乗車している。下車するのは四ツ倉と広野。四倉高校とふたば未来学園。以外に多くの生徒が広野に通学していることが分かった。磐城高校は定員割れだったのに・・・。

 乗車して約1時間、双葉駅に到着。ちなみに、ここで降りたのは、小生だけであった。





 事前のリサーチで、施設までは約2.5キロ、デポジットのレンタサイクルがある。それを利用。





 ほぼ帰宅困難区域なので、当然ながら、走行できる範囲は決まっている。とりあえず、進入禁止のゲートがないところは、大丈夫なんだろう。途中、消防団の詰め所と思しき建物。時計は、「2:46」付近で止まっている。シャッターもゆがんだまま。ここだけではなく、この町の時間は、まだ止まっているところがある。

 復興道路と称する道をひたすらこぐ。



 周りには何もない。震災前に建てられたと思われるカントリーエレベーターと思しき建物が、異様に目立つ。ただ、作業員の皆さんは、すれ違う時に、必ず「こんにちわ」とあいさつをしてくれる。心休まる。

 施設内は、写真撮影NG.。双葉町に立地している施設、加えて、福島イノベーションコースト構想の施設ということで、地震、津波よりも、原子力災害に関する展示が多い。いわきの施設は、当然、津波がメインになっている。入館料600円を購入。

 最初に、プロローグで、西田敏行さんのMCによる震災から復興までの歩みを約5分間、それから展示を観る流れ。

 映像やタッチパネルを使った展示が多い。

 語り部のお話もあったのだが、今回はパスすることにした。

 帰りも自転車。双葉駅の西側では、区画整理だろうか、トラックが行きかっている。何もない中で、砂煙がただよう。



 限られた電車、駅に着いたとき、すぐ乗れそうな電車は「特急ひたち」。3月末以来、乗車していなかったので、乗ってみようと思った。



 思ったよりも乗車人数はいる。双葉からいわきまで、約45分。普通電車とほどんど変わらない。が、久しぶりの特急もいいもんだ。
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