けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

1ヶ月

2007-09-29 21:36:39 | football
ミッドウィークにも試合があり、少しサボるとあっという間にまた次の試合が来てしまいます。とりあえずマドリー戦。

07/08 Liga Espanola 1a division Jornada 5
Real Madrid C.F. 2-0 Real Betis Balompie

マドリーの得点:ラウル(66)、バチスタ(84)

ペナルティ、誰が蹴るんだろう…と思っていたところに画面にアップになったのはなんとラウル。「うわー」と驚きながら見届けるのも怖いからチャンネル変えようかなと悩んだ次の瞬間、ごくあっさり決まった先制点でありました。ラウルがペナルティを蹴るのはいつ以来でしょうか。数年前に1回あった気もしますが、非常にレアなものを見た気になりました。
というか、鬼門のペナルティを蹴ろうと思えるほどラウル自身が調子のよさを感じているのではないかと思います。この試合、ファン・ニステルローイはフィジカルに問題があってベンチも外れたため、先発2トップはラウルとサビオラ。前半からラウルには何回もシュートを打つチャンスがあり、なかなか決まらないのはそれはそれでちょっと問題ですが、あれだけラストパスが集まるポジションでのプレイというのは、やはりラウル本人にとってやり易いのだろうと思います。

あとはもう箇条書きに雑感。
○バチスタのチレーナ!ものすごい迫力…
○ロッベンが次第に良くなってきている気がする。あのドリブル抜きはベルナベウで好かれる材料になりそう。
○スネイデル&グティの好調コンビはちょっと一休み。
○ようやくミゲル・トーレスが右SBで先発。スピードに弱いところが心配ですが、バックラインならどこでもできるというのは強み。
○そういえばせっかく補強したCBがどこかへいなくなってしまいましたね。
○ありがとうポスト。


好調?バレンシア?
6連勝中。内容がイマイチなのに勝てている現状は、昨シーズンの勝ちきれなさを思うと素晴らしい進歩だと思われます。しかもけっこう大胆なローテーションを繰り返している中での勝利。余談ですが、「ベストメンバー」問題でまるで現場のことを理解していない見当ハズレな文句をつけている某協会の某偉い人は、こういうチームをどう評価するんだろうと思ってしまいます。
ただ心配なのが、ちょっと負傷者が目立つようになってきたこと。足首を痛めていたのに9月頭の代表戦以来出場を続けていたシルバは、痛みが消えなかったため金曜日のトレーニングを回避。ラウル・アルビオルはトレーニング中に、夏に手術してからまだサポーターが取れない手首を強打。開幕以来フル出場のモレッティも、トレーニング中にどこだか打って痛みを訴えていたとのこと。さらに本日のスーペルを見ると、足を気にしているモリエンテスとアルベルダの画像が。モリエンテスは、昨シーズンもやっていた足指がシューズに擦れて痛くなっている状態のようです。
良いニュースとしては、カニサレスがトレーニングに復帰、カネイラがピッチでダッシュをスタート、それからビセンテがマドリーから帰ってきました。月曜からチームのトレーニングに合流するとのこと。


あそこが痛いだの疲労がたまってるだの言っても、次の試合はやってきます。フエラでのレクレ戦召集リストは以下の通り。

GK:ヒルデブラント、モラ
DF:ミゲル、アレクシス、マルチェナ、アルビオル、エルゲラ、モレッティ
MF:アルベルダ、サニー、バラハ、アングロ、マヌエル・フェルナンデス、ホアキン
FW:アリスメンディ、シギッチ、シルバ、ビジャ、モリエンテス

ミッドウィークに控えているチェルシー戦を念頭に置いた選手起用が必要になりそうです。ちなみにこのレクレ戦、「現時点」では日曜日の21時キックオフ予定です。あくまでも現時点では。


あれから1ヶ月
それでも人生は続いていく。それでもフットボールは続いていく。

せわしないフットボールカレンダーに追われている中では、1ヶ月の経過はあっという間でもあり、その間にいろいろなことが起きるからとても長い時間が過ぎていったようでもあります。あれから1ヶ月、日々のニュースに名前が出てくることはなくなってはいますが、サンチェス・ピスファンの「Puerta 16(16番ゲート)」の周囲は赤いキャンドルと花と手向けの言葉や写真に埋め尽くされたまま。サンチェス・ピスファンの改装工事の予定があるそうですが、Puerta 16の辺りの改装はペンキ塗りなおし程度の最小限にとどめられる予定だそうです
先日、エスパニョールがサンチェス・ピスファンを訪れた際には、試合前にプエルタが倒れた近く(向かって右手のゴール横)に花束が捧げられていました。今シーズンいっぱいは、どこかのクラブがサンチェス・ピスファンを訪れるたびに同じような哀悼の光景が見られるのかもしれません。