気の向くままに記事をいくつか。
「ラウル セレクシオン!」
イケル「我々はルロをEUROに連れて行くべきだ」
ルート(ラウルが代表に入っていないのが)「理解できないし、そう思っているのは自分だけではないはず。決断を下す監督というものは時にミスを認めるものだが、彼はそれができないか間違いを正したくないのだろう」
セルヒオ・ラモス「友人として、チームメイトとして、そしてスペインのファンとして、ラウルは代表にいてほしい。ルイス(アラゴネス)は最高の選手を呼ばなければならないし、ラウルはその中に入ると僕は思う。カピタンは規律であり、彼はそれを示してきた。それにEUROで彼の年齢が問題になるとは思わない」
余談ですが「ルロ」とはマドリー内でのラウルの愛称。以前何かの記事で「ルロ」と呼ばれているというのを見た記憶がありますが、本当に使ってたんですね。Rulo(英訳: roller, curler)。無理やり日本語にすると、カールちゃんとかクルクルちゃんとかそんな感じでしょうか。見たままですね。閑話休題。
リーガ優勝を果たし、クラシコも圧倒したマドリーが次に望むもの。近い将来の展望としてこの記事が言いたいのは「ラウルをEUROに連れて行こう!」という希望です。リーガ優勝を決めた直後のチームバスの中では、ファンの声と同様に選手たちも「ラウル・セレクシオン!」と騒いでいました。マドリーの選手、チーム関係者は、代表に戻りたいというラウルの熱い思いを誰よりも理解し、ラウルがEUROに到達し輝けるために(アラゴネスに呼ばれるために)できることは何でもしようという思いを持っている、というわけです。
もう大きな目標はなくなったリーガの残り2試合、シュスターはこれまで先発が多かった選手たちには休養を与え、控え選手中心で試合に臨むことを考えているようです。例えばサモラがほぼ決定的になったイケルは、残りをお休みする模様。1日休んでトレーニングを再開したマドリーでは、ガゴやセルヒオ・ラモス、ロッベンが別メで調整していたそうです。ペペとエインセがサスペンションでいつもどおり人手不足の最終ラインはどうかわかりませんが、ガゴやロッベンも休養になるかもしれません。(ただしペペのカードは取り消される可能性あり)。
ずっと休みなしで出場し続けている、しかも常に先発長時間プレイしているラウルも、本来なら真っ先に休養をもらえる立場のはず。しかし代表への最後のアピールのためということを理解して、シュスターは残りの試合(少なくとも今週末のサラゴサ戦)にラウルを出場させるつもりのようです。
ピチチのトップにいるグイサにはもう追いつけないでしょうが、ラウルはここまで18ゴールをあげてピチチ3位。スペイン人としては2位になります。あと2点を積めれば久しぶりの20点台、それを狙うのもいい。でも、リーガを制したチームのカピタンであり、個人としてもこれだけの成績を残し、常にチームに献身し決して手を抜かない、そんな選手が代表に入るために、いったい何をまだアピールしなければならないのでしょうか。最後まであきらめないラウルを信じつつも、もっともらしいことをごちゃごちゃ言ってマスコミを怒鳴り倒すアラゴネスが目に浮かび、どうせまた…という思いがぬぐえないのが寂しいです。
そういえばまだ見ていなかった
リーガ優勝、クラシコ快勝!で忘れていましたが、そういえばまだリーガカップをもらっていませんでした。最終節のレバンテ戦、ベルナベウでのこの試合の時に、ようやくもらえるようです。カップ授与に場内一周ご挨拶、花火、紙ふぶき、映像によるシーズンの振り返り、優勝とセレブレーションの模様……。そして忘れてはいけないのが、ラウルのあれ。まだ見ていないラウルのあれ。ピンクと黄色のカポーテを振るラウルが見られるのはレバンテ戦です。
LFPの方からはクラシコでのカップ授与の打診もあったそうですが、マドリー側はパシージョをしてもらうだけで十分、意気消沈するバルサの前でそこまで歓喜してみせる必要はない、と断ったそうです。
シーズンの全日程終了後、昨年同様に市庁舎や州知事を訪問しての優勝報告が予定されているそうです。
覆水盆にかえらず
思い出したようにバレンシアの話題です。アルベルダがクラブに対しての訴訟を取り下げると、弁護士が発表。クーマンが去りボロが監督となり「状況がノーマルに戻ったこと」、アルベルダが「合意に達すること、今シーズンはバレンシアでのプレイに戻れること」を希望していたこと、などから今回の決断に至ったそうです。
シーズン最後のわずかな時間ではありますが、狂いに狂った歯車が再び元の動きを取り戻そうとしている…そんな風に言うこともできる。でも、例えばサラゴサ戦で再びメスタージャに姿を現したアルベルダには、拍手とともに少なからず非難の声も送られた。アルベルダ、カニサレス、アングロのキャリアは完全に傷つけられてしまい、それは元に戻すことができません。
las provinciasのインタビューに答えたアルベルダは、自身の将来はバレンシアから離れた場所にあることを認めています。
ダビド・アルベルダ
「ここに残るかって? それはわからない。まだ3年の契約があるけれど、現在のフロント、経営陣がクラブの将来に僕を入れていないことは非常にはっきりと理解している。それだから(移籍の件を)合意に至らせやすくするだろうし、そうすれば僕は自信の将来を他に求めることができる……でもわからないよ……彼らとは多くのことを話し合わなければならない。」
「ラウル セレクシオン!」
イケル「我々はルロをEUROに連れて行くべきだ」
ルート(ラウルが代表に入っていないのが)「理解できないし、そう思っているのは自分だけではないはず。決断を下す監督というものは時にミスを認めるものだが、彼はそれができないか間違いを正したくないのだろう」
セルヒオ・ラモス「友人として、チームメイトとして、そしてスペインのファンとして、ラウルは代表にいてほしい。ルイス(アラゴネス)は最高の選手を呼ばなければならないし、ラウルはその中に入ると僕は思う。カピタンは規律であり、彼はそれを示してきた。それにEUROで彼の年齢が問題になるとは思わない」
余談ですが「ルロ」とはマドリー内でのラウルの愛称。以前何かの記事で「ルロ」と呼ばれているというのを見た記憶がありますが、本当に使ってたんですね。Rulo(英訳: roller, curler)。無理やり日本語にすると、カールちゃんとかクルクルちゃんとかそんな感じでしょうか。見たままですね。閑話休題。
リーガ優勝を果たし、クラシコも圧倒したマドリーが次に望むもの。近い将来の展望としてこの記事が言いたいのは「ラウルをEUROに連れて行こう!」という希望です。リーガ優勝を決めた直後のチームバスの中では、ファンの声と同様に選手たちも「ラウル・セレクシオン!」と騒いでいました。マドリーの選手、チーム関係者は、代表に戻りたいというラウルの熱い思いを誰よりも理解し、ラウルがEUROに到達し輝けるために(アラゴネスに呼ばれるために)できることは何でもしようという思いを持っている、というわけです。
もう大きな目標はなくなったリーガの残り2試合、シュスターはこれまで先発が多かった選手たちには休養を与え、控え選手中心で試合に臨むことを考えているようです。例えばサモラがほぼ決定的になったイケルは、残りをお休みする模様。1日休んでトレーニングを再開したマドリーでは、ガゴやセルヒオ・ラモス、ロッベンが別メで調整していたそうです。ペペとエインセがサスペンションでいつもどおり人手不足の最終ラインはどうかわかりませんが、ガゴやロッベンも休養になるかもしれません。(ただしペペのカードは取り消される可能性あり)。
ずっと休みなしで出場し続けている、しかも常に先発長時間プレイしているラウルも、本来なら真っ先に休養をもらえる立場のはず。しかし代表への最後のアピールのためということを理解して、シュスターは残りの試合(少なくとも今週末のサラゴサ戦)にラウルを出場させるつもりのようです。
ピチチのトップにいるグイサにはもう追いつけないでしょうが、ラウルはここまで18ゴールをあげてピチチ3位。スペイン人としては2位になります。あと2点を積めれば久しぶりの20点台、それを狙うのもいい。でも、リーガを制したチームのカピタンであり、個人としてもこれだけの成績を残し、常にチームに献身し決して手を抜かない、そんな選手が代表に入るために、いったい何をまだアピールしなければならないのでしょうか。最後まであきらめないラウルを信じつつも、もっともらしいことをごちゃごちゃ言ってマスコミを怒鳴り倒すアラゴネスが目に浮かび、どうせまた…という思いがぬぐえないのが寂しいです。
そういえばまだ見ていなかった
リーガ優勝、クラシコ快勝!で忘れていましたが、そういえばまだリーガカップをもらっていませんでした。最終節のレバンテ戦、ベルナベウでのこの試合の時に、ようやくもらえるようです。カップ授与に場内一周ご挨拶、花火、紙ふぶき、映像によるシーズンの振り返り、優勝とセレブレーションの模様……。そして忘れてはいけないのが、ラウルのあれ。まだ見ていないラウルのあれ。ピンクと黄色のカポーテを振るラウルが見られるのはレバンテ戦です。
LFPの方からはクラシコでのカップ授与の打診もあったそうですが、マドリー側はパシージョをしてもらうだけで十分、意気消沈するバルサの前でそこまで歓喜してみせる必要はない、と断ったそうです。
シーズンの全日程終了後、昨年同様に市庁舎や州知事を訪問しての優勝報告が予定されているそうです。
覆水盆にかえらず
思い出したようにバレンシアの話題です。アルベルダがクラブに対しての訴訟を取り下げると、弁護士が発表。クーマンが去りボロが監督となり「状況がノーマルに戻ったこと」、アルベルダが「合意に達すること、今シーズンはバレンシアでのプレイに戻れること」を希望していたこと、などから今回の決断に至ったそうです。
シーズン最後のわずかな時間ではありますが、狂いに狂った歯車が再び元の動きを取り戻そうとしている…そんな風に言うこともできる。でも、例えばサラゴサ戦で再びメスタージャに姿を現したアルベルダには、拍手とともに少なからず非難の声も送られた。アルベルダ、カニサレス、アングロのキャリアは完全に傷つけられてしまい、それは元に戻すことができません。
las provinciasのインタビューに答えたアルベルダは、自身の将来はバレンシアから離れた場所にあることを認めています。
ダビド・アルベルダ
「ここに残るかって? それはわからない。まだ3年の契約があるけれど、現在のフロント、経営陣がクラブの将来に僕を入れていないことは非常にはっきりと理解している。それだから(移籍の件を)合意に至らせやすくするだろうし、そうすれば僕は自信の将来を他に求めることができる……でもわからないよ……彼らとは多くのことを話し合わなければならない。」