ゆるい
07/08 Liga Espanola 1a division Jornada 37
Real Zaragoza 2-2 Real Madrid
サラゴサの得点:オリベイラ(19)、セルヒオ・フェルナンデス(85)
マドリーの得点:ファン・ニステルローイ(25)、ロビーニョ(76)
悪い試合とは言いませんが、必死で戦うサラゴサに比べたらやはりマドリーはぬるかった。前半は比較的良かったかなとも思いますが、後半になると圧倒されてました。ミスパス、プレゼントパスも目立ったし、ガゴがいないせいか中盤の守備が効いてない。前線へ飛び出すのも、バチスタとか歯がゆいところがあったり。マドリーは死に物狂いでいく必要がなかったといえばその通りかもしれませんが。ルート、今シーズンチーム通産100ゴール目おめでとう。デュデクは大変よく守りました。2点ですんだのはデュデクのおかげです。
しかし改めてサラゴサ、これだけの選手を揃えておいて、なんでこんな位置にいるんでしょう…。
ということで第37節を終了した順位表です。
まずチャンピオンズ圏内が確定しました。アトレチコおめでとう。いつもイマイチなアトレチコでしたし、今シーズンも途中で「これはどうだろう…」という時期もありましたが、比較的良い位置を維持し続け、無事にゴールとなりました。バルサがマジョルカに敗れたため、最終節の結果によっては3位浮上の可能性もあります。
今シーズンはプエルタの死去があり、監督に見捨てられ、CL決勝トーナメントに進出、したものの惜しいところで敗退……となかなか穏やかな心で過ごすことが難しかっただろうセビージャ、CLは逃しましたがUEFA出場権は確保しました。残るUEFA杯出場権はラシン、マジョルカが争います。これは面白そう。
残留争いも決まりません。今節はオサスナとレクレが勝ち、バジャドリとサラゴサは引き分けました。降格圏の18位にはサラゴサが落ち、1ポイント差でオサスナとレクレ、2ポイント差の位置にバジャドリがいます。サラゴサはオサスナとレクレに勝ち点で並べれば直接対戦の成績で上回れるはず。が、そのためには次節引き分け以上の成績が必要です。その上で、オサスナとレクレの失敗を待つしかないという状況。そんなサラゴサの対戦相手は、UEFAがかかったマジョルカ。グイサが元気なマジョルカ。個人的に残ってほしいと思っているオサスナ、今節は勝ちましたが次節はフエラのラシン戦。こちらもUEFA杯出場権をかけてくるという…うーん、オサスナ厳しい。レクレはバジャドリとのある意味直接対決。結果次第では天国または地獄のシビアな試合になります。
サヨナラアルベルダ?
ビジャビジャのピッチの上でレバンテに1-5の勝利をおさめたバレンシア。ビジャがハットトリック、先発復帰のアングロも1ゴールをあげました。
この試合で先発したアルベルダは、今シーズン5枚目となるタルヘタ・アマリージャを頂戴しました。このため(取り消しがない限り)最終節の出場はなくなりました。スーペルでは「これが最後の“チェ”(バレンシアのこと)でのユニフォーム姿か?」という記事も。移籍の話は水物なので公式発表があるまで決定事項などないわけですが、フロントにアルベルダを不要とする考えがあり、アルベルダ自身もバレンシアで続ける意思が低い以上、本当にこれが最後の「ブランキ・ネグロ」なのかもしれません。
レバンテの決意
まずはMARCAのこの記事から。
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レバンテのカピタンたち、ルイス・マヌエル・ルビアレスとイニャキ・デスカルガは、バレンシア戦終了後に記者会見を行い、プリメーラ・ディビシオンのすべてのチームからの支持を受けたことに感謝を表明した。ルビアレスは、レバンテに影響を及ぼしている経済的な問題が「すばやく解決されること」を望んでいるとする、プリメーラ・ディビシオンのカピタンたちのサインが入った公式声明を読み上げた。さらに文書の中では、「スペインサッカーはこのようなデリケートな状況に置かれているプロフェッショナルの仲間たちと一体となること」が述べられている。ルビアレスは、もし月曜日18時までに数々の問題が解決されない場合には、マドリーにあるスペインプロフットボール選手協会(ASF)においてプレスカンファレンスを行うと宣言した。
この声明文にサインしたのは、ラウル(レアル・マドリー)、ホシコ(ビジャレアル)、プジョル(バルセロナ)、マキシ・ロドリゲス(アトレチコ)、マレスカ(セビージャ)、ピニージョス(ラシン)、イバガサ(マジョルカ)、マヌエル・パブロ(デポルティボ)、エチェベリア(アスレチック・ビルバオ)、ホセ・オルティス(アルメリア)、タムード(エスパニョール)、ファニート(ベティス)、バラハ(バレンシア)、ベレンゲル(ヘタフェ)、マルコス(バジャドリ)、クアルテロ(サラゴサ)、ヘスス・バスケス(レクレアティボ)、クルチャガ(オサスナ)、イバン・クアドラド(ムルシア)。
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選手だけでなくクラブに関わるさまざまな人たちへの給料が2年近く滞っているのだそうです。でも給料未払いの問題が表面化してからだいぶ立っていると思うのですが、未だにまともな解決がなされていない。今日の18時までと区切ったところで、レバンテの会長はなにもできないししないのではないか……と思います。
解決されなかった場合、レバンテは最終節にストライキを行う可能性があります。つまり最終節、サンチアゴ・ベルナベウに行かないこともあり得る、ということです。レバンテの現在の惨状を広くアピールするには、ある意味うってつけかもしれません。試合はどうなるのか、優勝セレモニーは、などマドリファンとしては気になる部分もありますが……。
07/08 Liga Espanola 1a division Jornada 37
Real Zaragoza 2-2 Real Madrid
サラゴサの得点:オリベイラ(19)、セルヒオ・フェルナンデス(85)
マドリーの得点:ファン・ニステルローイ(25)、ロビーニョ(76)
悪い試合とは言いませんが、必死で戦うサラゴサに比べたらやはりマドリーはぬるかった。前半は比較的良かったかなとも思いますが、後半になると圧倒されてました。ミスパス、プレゼントパスも目立ったし、ガゴがいないせいか中盤の守備が効いてない。前線へ飛び出すのも、バチスタとか歯がゆいところがあったり。マドリーは死に物狂いでいく必要がなかったといえばその通りかもしれませんが。ルート、今シーズンチーム通産100ゴール目おめでとう。デュデクは大変よく守りました。2点ですんだのはデュデクのおかげです。
しかし改めてサラゴサ、これだけの選手を揃えておいて、なんでこんな位置にいるんでしょう…。
ということで第37節を終了した順位表です。
まずチャンピオンズ圏内が確定しました。アトレチコおめでとう。いつもイマイチなアトレチコでしたし、今シーズンも途中で「これはどうだろう…」という時期もありましたが、比較的良い位置を維持し続け、無事にゴールとなりました。バルサがマジョルカに敗れたため、最終節の結果によっては3位浮上の可能性もあります。
今シーズンはプエルタの死去があり、監督に見捨てられ、CL決勝トーナメントに進出、したものの惜しいところで敗退……となかなか穏やかな心で過ごすことが難しかっただろうセビージャ、CLは逃しましたがUEFA出場権は確保しました。残るUEFA杯出場権はラシン、マジョルカが争います。これは面白そう。
残留争いも決まりません。今節はオサスナとレクレが勝ち、バジャドリとサラゴサは引き分けました。降格圏の18位にはサラゴサが落ち、1ポイント差でオサスナとレクレ、2ポイント差の位置にバジャドリがいます。サラゴサはオサスナとレクレに勝ち点で並べれば直接対戦の成績で上回れるはず。が、そのためには次節引き分け以上の成績が必要です。その上で、オサスナとレクレの失敗を待つしかないという状況。そんなサラゴサの対戦相手は、UEFAがかかったマジョルカ。グイサが元気なマジョルカ。個人的に残ってほしいと思っているオサスナ、今節は勝ちましたが次節はフエラのラシン戦。こちらもUEFA杯出場権をかけてくるという…うーん、オサスナ厳しい。レクレはバジャドリとのある意味直接対決。結果次第では天国または地獄のシビアな試合になります。
サヨナラアルベルダ?
ビジャビジャのピッチの上でレバンテに1-5の勝利をおさめたバレンシア。ビジャがハットトリック、先発復帰のアングロも1ゴールをあげました。
この試合で先発したアルベルダは、今シーズン5枚目となるタルヘタ・アマリージャを頂戴しました。このため(取り消しがない限り)最終節の出場はなくなりました。スーペルでは「これが最後の“チェ”(バレンシアのこと)でのユニフォーム姿か?」という記事も。移籍の話は水物なので公式発表があるまで決定事項などないわけですが、フロントにアルベルダを不要とする考えがあり、アルベルダ自身もバレンシアで続ける意思が低い以上、本当にこれが最後の「ブランキ・ネグロ」なのかもしれません。
レバンテの決意
まずはMARCAのこの記事から。
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レバンテのカピタンたち、ルイス・マヌエル・ルビアレスとイニャキ・デスカルガは、バレンシア戦終了後に記者会見を行い、プリメーラ・ディビシオンのすべてのチームからの支持を受けたことに感謝を表明した。ルビアレスは、レバンテに影響を及ぼしている経済的な問題が「すばやく解決されること」を望んでいるとする、プリメーラ・ディビシオンのカピタンたちのサインが入った公式声明を読み上げた。さらに文書の中では、「スペインサッカーはこのようなデリケートな状況に置かれているプロフェッショナルの仲間たちと一体となること」が述べられている。ルビアレスは、もし月曜日18時までに数々の問題が解決されない場合には、マドリーにあるスペインプロフットボール選手協会(ASF)においてプレスカンファレンスを行うと宣言した。
この声明文にサインしたのは、ラウル(レアル・マドリー)、ホシコ(ビジャレアル)、プジョル(バルセロナ)、マキシ・ロドリゲス(アトレチコ)、マレスカ(セビージャ)、ピニージョス(ラシン)、イバガサ(マジョルカ)、マヌエル・パブロ(デポルティボ)、エチェベリア(アスレチック・ビルバオ)、ホセ・オルティス(アルメリア)、タムード(エスパニョール)、ファニート(ベティス)、バラハ(バレンシア)、ベレンゲル(ヘタフェ)、マルコス(バジャドリ)、クアルテロ(サラゴサ)、ヘスス・バスケス(レクレアティボ)、クルチャガ(オサスナ)、イバン・クアドラド(ムルシア)。
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選手だけでなくクラブに関わるさまざまな人たちへの給料が2年近く滞っているのだそうです。でも給料未払いの問題が表面化してからだいぶ立っていると思うのですが、未だにまともな解決がなされていない。今日の18時までと区切ったところで、レバンテの会長はなにもできないししないのではないか……と思います。
解決されなかった場合、レバンテは最終節にストライキを行う可能性があります。つまり最終節、サンチアゴ・ベルナベウに行かないこともあり得る、ということです。レバンテの現在の惨状を広くアピールするには、ある意味うってつけかもしれません。試合はどうなるのか、優勝セレモニーは、などマドリファンとしては気になる部分もありますが……。