けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

レバンテ1-2マドリー

2012-11-12 07:36:04 | football
勝った~

2012/2013 Liga Esdpanola 1a divicion Jornada 11
Lavante 1-2 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、モラタ

遅ればせながら試合の感想を。

水しぶき上がるすさまじいコンディションの中、思わぬ怪我人→途中交替、あちこちで衝突、微妙なPK判定の上にPK失敗、救世主モラタ、試合後の騒動…と、盛りだくさんな試合でした。それでも勝ち点3を取れたことが一番重要ですし、しかも怪我人続出で多少不安のある試合で、FWのクリスチアーノがゴールし、モラタが決勝点を決めたこと、これはよかったと思います。
他に良かったことと言えば…まずはコエントランかなあ。サスペンションと負傷が重なって、マドリーで出場するのは本当に久しぶりでしたし、全体練習に戻ってまだ数日と言うところでしたが、まず問題ない感じがしました。というか、むしろ効いていたんじゃないかと。あんなコンディションにもわりとよく対応して、ボールをキープしたり運んだりできていた選手の1人だったんじゃないかと思います。悪コンディション慣れしてるところがあるのかな。うまく戦えていたと思います。ボールを運んではファウルをゲット、というのが何回かあって、それがゴールに結びついたところもあります。まだマルセロ復帰まではしばらくありますが、左ラテラルの専門職が戻ってきて、本当に良かった。
あとは…ペナルティ失敗がなければ、シャビ・アロンソを一番に褒めてたかも……ペナルティの失敗は仕方ないとして、それ以外の試合全体を通じてはさすがだったんじゃないかと思います。普段からシンプルなプレイが多いですが、悪コンディションの中ではそれが一番だなあと。中盤でボールを回収し、強いパスを確実に縦に、前へ入れていくという仕事が、相手に攻めさせすぎず、味方のチャンスを作っていくことになっていたと思います。
同じようにシンプルで力強いプレイが有効だなと思ったのがエッシェン。単に体型からそう思うのかもしれませんが、なんというかどっしりした安定感とその揺れなさ感で、ボールを持てているのが良いなあと。逆にまったく目立たなかったエジルみたいに、軽量(ぽく見えるタイプの選手)は苦労してた感じです。エジル、途中までいるの忘れてた。
最後に、点を決めた2人。流血して片目が見えづらくて眩暈もある中で、1点きっちり決めてくるクリスチアーノ。さすがエース。それだけに、上の記事にも乗せましたが、試合後すぐに飛行機移動した上に、翌日も不調が残っているというのが心配です。モラタは、あの歓喜爆発、見てるこちらも最高の気分でした。ベンチまで突っ走り膝すべり、アダンとナチョ、バランに囲まれ、他の選手たちにのし掛かられ……うん、最高。モウリーニョの下では、すぐに出場機会が一気に増えるということはないと思うのですが、いざという時にきちんと戦力になれることを改めて示せた。そんな気がします。


WOWOWでは何度も、「芝を張り替えたばかりで美しいコンディションのレバンテのピッチ」が強調されていましたが、水はけは十分ではなかったような……。水びたしなところを選手達に踏み荒らされ、モラタが膝でズサーっとすべったせいで2本線の跡が残り……だいぶ芝を痛めてしまったのではないかと思われます。早めに回復しますように。

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