けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

遠征続き

2012-11-23 13:59:11 | football
ベティス戦まであと2日
水曜にCLがあったのに、しかも遠征だったのに、週末のリーガは土曜なんですね。しかも行先はセビージャ。ベティス戦。なので、マンチェスターから戻ってきたばかりの木曜でも、トレーニングが行われました。小さな良いニュースとしては、モラタが通常トレーニングに復帰したこと。小さな不安ニュースは、セルヒオ・ラモスとぺぺが、ピッチでのリカバリーメニューではなく、エッシェンと一緒に室内メニューだったということ。それぞれに合ったやり方で、コンディション整えているんだと思いますし、たぶん何だかんだでまた間に合わせてくるとは思いますが。


シャビ・アロンソ
ETBというバスクのテレビのインタビューに答えたもの、からの記事。元の映像を見つけましたが、バスク語だった…。スペイン語なら単語のいくつかはわかったりなんとなく内容も推測できるんですが、バスク語は固有名詞以外はさっぱり。内容はASの記事から。

クリスチアーノ・ロナウドについて
「クリスチアーノ・ロナウドとは、ピッチの外では交流はないんだ。彼は非常に野心があって、とても強い個性と大きな自尊心がある。それに、彼は彼が感じたとおりに話をしているだけ、何か物事を起こそうとしてやっているんじゃない。いずれにしても、彼はチームにとってこのロッカールームでとても重要な選手だし、彼との関係は良いものだ。彼と僕の間には、お互いに真価を認めたプロフェッショナルとしての敬意がある。もちろん、ロッカールームにいる全員が僕の友達ということはなくて、ロッカールームの外では、彼と僕ではほとんど交流はない。でもここ、中では僕たちは良い関係だよ。クリスチアーノは、僕たちの中ではスターとかいうのではないからね。」
(インタビューは、バルデベバスで実施)

モウリーニョについて
「監督として、プロフェッショナルとして、モウリーニョからは多くのことを学んでいる。彼はすごく要求の高い人で、あらゆるディテールに注意を払う。でもそれに加えて、個人としても、多くのことを伝える人だ。人々が知っているのは、外へ向けて与えたイメージだ。僕は内側から、彼の別の面も知っているけれど、そういう面について僕が話したら、皆は驚くよ。」

バルサと父について(アロンソの父親はバルセロナで3シーズンプレイ、アロンソ自身7歳までカタルーニャで過ごした)
「いつでもバルサは好きだったけど、今はね(笑)。今はいろいろ混ざっているから(笑)。」
(バルサでプレイする可能性があったのか?と尋ねられて否定して)
「父はいつも僕に言っていた。シャビ、私は自分のキャリアを歩いたし、今はお前は自分のキャリアを作らないといけない、と。でも実際のところ、僕はいつでも、バルサよりも、レアル・マドリーでプレイする方にすごく近づいていたんだ。リバプールに行く前も、マドリーへの移籍にとても近づいていた。逆に、バルセロナへの移籍のオファーは受けたことがない。」


本日のASのトップ記事
あくまでも「ASの言うところによると」。

モウリーニョは、クラブのスポークスマンとしてフェルナンド・イエロの招へいを求めていた。FIFAやUEFA、RFEF、LFPといった組織でのマドリーの影響力が失われ、バルセロナに恩恵があるようになっている中で(先日のイタリア人レフェリーの件もその一例だとか)、それら組織に影響力がある人材として、モウリーニョはイエロが必要と考えたため。
しかし、フロレンティーノ・ペレスは、これを却下。ペレスとイエロの関係は良いものではないことが、その理由。02/03シーズンにリーガのタイトルを取った後、ペレスはデル・ボスケ監督との契約を延長しないことを決定。これに抗議したイエロの影響で、選手たちは最終戦後にベルナベウのウィニングランを拒否し、ペレスとイエロの間の争いが表面化。翌日ペレスは、デル・ボスケと共にイエロとの契約延長も行わないことを決定。2か月前に、口頭では延長することで合意するに至っていたにもかかわらず。

と、最後は懐かしい話まで出てきました。
要するに(ものすごくかいつまんでますが)、こうしてモウリーニョには全権を手にできていないという不満があり(先日のナチョ問題なども)、一方ペレスにしてみればクラブの行事でのモウリーニョの消極的態度もあり、2016年までの契約をまっとうしないんじゃないかという……最後はやっぱりそういうところへ話を持っていきたいわけか、という内容でした。


おまけ

CLシティ戦後のプレスカンファレンスのモウリーニョ。ペットボトルのキャップを落としてしまい、もそもそと探すモウリーニョ。結局見つからなかったらしく、ボトルを持ったままプレスルームを引き上げようとして、通訳に水をかけてしまうモウリーニョ。