けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ケディラ合流

2012-11-14 07:13:25 | football
ケディラ合流
いつになく人数の多いインターナショナルウィーク(1試合だけですが)のトレーニング。火曜日の一番のニュースは、ケディラが全体練習に合流したこと。週末には間に合いそうだし、違和感を騙し騙しでやっているらしいエッシェンも休ませることができるでしょう。
もうひとつグッドニュースは、ベンゼマがピッチに出てランニング、ボールを使ったトレーニングを始めていること。いつ全体練習に入れるかまだわかりませんが、こちらも週末に間に合うかも。
一方で、公式のトレーニングの様子を見る限り、エジルとエッシェン、クリスチアーノの姿がないようで、室内調整か治療、休養?でしょうか。クリスチアーノ、自分の画像をFBに上げてましたが、まだ左目が半分くらいしか空いてなかったなあ……。

代表仕事なのは、ナチョ(スペインU-21)、バラン(フランスU-21)、イケル、セルヒオ・ラモス、アルビオル(スペイン)、カカ(ブラジル)、ペペ(ポルトガル)、ディ・マリア(アルゼンチン)の8人。すでにナチョとバランは仕事を終えています。ナチョは後半45分間、バランはフルに出たのかな?




さらに2人

2012-11-13 07:07:08 | football
さらに2人:クリスチアーノ、エジル
レバンテ戦、ひじ打ちで負傷し、HTで交代したクリスチアーノ・ロナウドは、視野が十分でない状態で、眩暈の自覚症状があったそうです。しかし、代表召集があったため、レバンテ戦後にクリスチアーノとぺぺは、直接ポルトガルへ。そこで代表ドクターの診察を受けた結果、「まぶたと眼球に外傷。眩暈、視野が損なわれ、頭痛がある」とのことで、今回の代表召集は免除に。
ASにあった記事に、代表ドクターの「負傷後72時間が重大な時間なのだから、今回の旅は意味がない(ばかげている)」的なコメントがありました。怪我自体は目ですが、頭部近辺でもあり、直後に飛行機に乗って移動って聞いて驚きました。大丈夫なのか。負傷箇所以外の、身体の不調が出ているというのが心配です。

さらに、エジルの足首の負傷も発覚し、こちらもドイツ代表を辞退。水曜日はオランダ代表との親善試合だったそうで、この試合、ルートのセレモニーもあると聞いてたんですが…とにかくお休み。
MARCAによると「足首の強度の捻挫」って……現時点での離脱、回復期間はわかりませんが、次の週末のビルバオ戦は微妙な状態。


クアトロさんによると
選手たちロッカールームに引き上げる。バジェステロスは、モウリーニョの後ろくらい、すぐに引き上げる。他の選手たちも続々と。ぺぺは踊りつつ勝利を祝いながら帰る。
のが原因だとは思いますが、ロッカールームに向かうトンネルでは、いくつか言い争いがあった。レフェリーのムニス・フェルナンデスは「ここで2人の人物の言い争いがあり、危険な態度だったため、レバンテのセキュリティが仲裁した」旨を公式報告。

クリスチアーノが目の様子を見るため、メディカルルームへ。

そのあとにバジェステロスがロッカールームから出てきて、メディカルルームへ。

違和感があったペペがメディカルルームへ。

メディカルルームで騒動が始まる。騒ぎに気付いたアダンが、ナチョを連れて騒ぎを仲裁に。シャビ・アロンソとセルヒオ・ラモスも後を追う。

警官、セキュリティが介入し事態は沈静化

みんな帰る

報道では、ぺぺが相手のロッカールームに行って踊ったとか出てますけど……さすがにそれは。マドリー公式は、試合後のペペの振る舞いに問題はなかったと、声明を出しています。

レバンテ1-2マドリー

2012-11-12 07:36:04 | football
勝った~

2012/2013 Liga Esdpanola 1a divicion Jornada 11
Lavante 1-2 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、モラタ

遅ればせながら試合の感想を。

水しぶき上がるすさまじいコンディションの中、思わぬ怪我人→途中交替、あちこちで衝突、微妙なPK判定の上にPK失敗、救世主モラタ、試合後の騒動…と、盛りだくさんな試合でした。それでも勝ち点3を取れたことが一番重要ですし、しかも怪我人続出で多少不安のある試合で、FWのクリスチアーノがゴールし、モラタが決勝点を決めたこと、これはよかったと思います。
他に良かったことと言えば…まずはコエントランかなあ。サスペンションと負傷が重なって、マドリーで出場するのは本当に久しぶりでしたし、全体練習に戻ってまだ数日と言うところでしたが、まず問題ない感じがしました。というか、むしろ効いていたんじゃないかと。あんなコンディションにもわりとよく対応して、ボールをキープしたり運んだりできていた選手の1人だったんじゃないかと思います。悪コンディション慣れしてるところがあるのかな。うまく戦えていたと思います。ボールを運んではファウルをゲット、というのが何回かあって、それがゴールに結びついたところもあります。まだマルセロ復帰まではしばらくありますが、左ラテラルの専門職が戻ってきて、本当に良かった。
あとは…ペナルティ失敗がなければ、シャビ・アロンソを一番に褒めてたかも……ペナルティの失敗は仕方ないとして、それ以外の試合全体を通じてはさすがだったんじゃないかと思います。普段からシンプルなプレイが多いですが、悪コンディションの中ではそれが一番だなあと。中盤でボールを回収し、強いパスを確実に縦に、前へ入れていくという仕事が、相手に攻めさせすぎず、味方のチャンスを作っていくことになっていたと思います。
同じようにシンプルで力強いプレイが有効だなと思ったのがエッシェン。単に体型からそう思うのかもしれませんが、なんというかどっしりした安定感とその揺れなさ感で、ボールを持てているのが良いなあと。逆にまったく目立たなかったエジルみたいに、軽量(ぽく見えるタイプの選手)は苦労してた感じです。エジル、途中までいるの忘れてた。
最後に、点を決めた2人。流血して片目が見えづらくて眩暈もある中で、1点きっちり決めてくるクリスチアーノ。さすがエース。それだけに、上の記事にも乗せましたが、試合後すぐに飛行機移動した上に、翌日も不調が残っているというのが心配です。モラタは、あの歓喜爆発、見てるこちらも最高の気分でした。ベンチまで突っ走り膝すべり、アダンとナチョ、バランに囲まれ、他の選手たちにのし掛かられ……うん、最高。モウリーニョの下では、すぐに出場機会が一気に増えるということはないと思うのですが、いざという時にきちんと戦力になれることを改めて示せた。そんな気がします。


WOWOWでは何度も、「芝を張り替えたばかりで美しいコンディションのレバンテのピッチ」が強調されていましたが、水はけは十分ではなかったような……。水びたしなところを選手達に踏み荒らされ、モラタが膝でズサーっとすべったせいで2本線の跡が残り……だいぶ芝を痛めてしまったのではないかと思われます。早めに回復しますように。

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レバンテ戦前

2012-11-11 10:51:47 | football
レバンテ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、ヘスス
DF:バラン、ペペ、ラモス、コエントラン、ナチョ、カルバーリョ、アルベロア、アルビオル
MF:カカ、エジル、シャビ・アロンソ、エッシェン、モドリッチ、カジェホン、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、モラタ

負傷欠場:マルセロ、ケディラ、ベンゼマ、イグアイン

コエントランが召集リストに復帰しまして、これでひとまず左ラテラル不足問題は解決…とりあえず。もちろん、この試合でコエントランが出場するかどうかはわかりませんが。まずは右ラモス、左アルベロアでいくかもしれないですし。ベンゼマ、イグアインのいない最前線ですが、モウリーニョはすでに前日プレスカンファレンスにて、クリスチアーノが9番(センターFW)で、カジェホン、ディ・マリア、エジルと共にプレイすることを明言。
……フエラのレバンテって、今シーズンここまでで一、二を争う大一番というか大難関というか、とにかく苦しい試合になるイメージしか思い浮かびません。怖いよう。
試合は11月11日21時30分より、シウダ・デ・バレンシアにて。


契約延長に向けて:シャビ・アロンソイグアイン
ASの報道によると、レアル・マドリーは、シャビ・アロンソの契約延長に向けて大きく歩を進めているとのこと。シャビ・アロンソは2009年にマドリーに加入し、5シーズンの契約にサイン。したがって、このままでは契約が切れるのは2014年6月。マドリーはすでに、契約を2016年まで延長することで、シャビ・アロンソの代理人と話をしているそうです。また給与も350万ユーロから450万ユーロに増額される模様。
また、イグアインの契約延長、給与増額も進められているようです。交渉自体は昨シーズンから行われていたもののようですが。給与は380万ユーロから450万ユーロへ、契約は現在の2016年までから2017年または2018年まで。


オビエド救済のために
財政難によりクラブ消滅の危機にあるオビエドをサポートするため、レアル・マドリーは10万ユーロを出資、またオークションにかけてもらうよう、カシージャスのサインユニフォームを提供するとのこと。
存続のために緊急に必要な金額は200万ユーロ近くで、これで現時点で75万2000ユーロの資金が集まったことに。ASによれば、オビエドの会長ホセ・アンヘル・サンチェスは、フロレンティーノ・ペレスと経済的な側面で信頼関係を築いている人物なんだそうです。
ちなみに、今節のレアル・マドリーCはオビエドと対戦。そういえばオビエドとは、今年のプレシーズンで試合してましたね。


オビエドのボールボーイたちと。

イグアイン、3~4週間

2012-11-10 08:27:53 | football
イグアイン、3~4週間:MARCAより
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ゴンサロ・イグアインは、3~4週間の離脱となる。木曜に行われた検査の結果、ピピータについての最悪の見通しが確定し、約1か月ピッチを離れることになるだろう。この間、少なくとも8試合に出場できない。
イグアインは、右脚の大腿二頭筋、ハムストリングを負傷した。チャンピオンズ・リーグのボルシア・ドルトムント戦の前半15分、ダッシュして最後は相手GKと接触した時だ。負傷したのはまさにその時なのだが、その後ハーフタイムまでピッチに残っていたことで症状を悪化させた可能性がある。モウリーニョはイグアインに問題が起きたことを理解し、ホセ・カジェホンを25分からアップさせたが、前半が終わるまで交代を行うことはなかった。
離脱期間のニュースは、ゴンサロ・イグアインを意気消沈させた。負傷の深刻さはわかっていたが、結局は大したことはないという願いを持っていた。しかし、検査結果がその望みを押し流した。3週間の離脱、しかもこれは最低でも21日間ということで、この期間は誰にも取り去ることはできずイグアインに回復を急がせることもできない。
もう1人の大きな被害者はジョゼ・モウリーニョだ。イグアインがこの先1か月起用できないと言われた時、彼は頭を抱えた。そしてモウによれば、この負傷が起きたのはシーズンのピークにあたる時で、この先1か月の試合には重要だというしるしを付けていたほどだという。
モウリーニョは、リーガで1ポイントも落とすことが許されないこと、しかも対戦相手がリーガの危険なチーム、レバンテ、アスレチック・ビルバオ、ベティス、アトレチコだということを理解している。さらにチャンピオンズではすべてを手にしているわけではなく、マドリーはマンチェスターに遠征し、アヤックスと対戦しなければならない。そしてこの試合すべてで、ピピータ抜き、ベンゼマだけで戦わなければならないのだ。
アルゼンチン代表も同様にイグアインの召集をあきらめた。水曜にサウジ・アラビアと親善試合を行うはずだった。サベージャは、水曜にイグアインの召集を取消した。代わりの選手は呼ばなかった。ディ・マリアが、レアル・マドリーからリヤドに向かう唯一の選手だ。

イグアインは、負傷の詳細を聞いて悲しんでいた。しかし、ほとんど不可能なミッションだと走りながら、デルビー(12月1日)に間に合わせるよう挑戦していくつもりでいる。アトレチコとの試合はモチベーションであるし、イグアインは過去既に、不可能と思われたチャレンジに成功している。
それは、2011年1月に腰の手術をした時だ。医師とモウリーニョは、残るシーズンの復帰をあきらめていたが、イグアインは4月に復帰した。まったく異なる負傷だが、今回もエル・ピピータは、最大限に離脱期間を縮められるように試みていくだろう。
イグアインは、今は物理療法師の治療を受けて、できるだけ早くプレイできるようにしていく。こういった負傷の場合、回復の手順はプールの中と、治療台の上から始まる。来週からは、毎日2~3時間はそうして過ごすことになる。
この負傷で、イグアインは今シーズンのベストの時期をストップせざるを得なくなった。リーガでは3試合連続ゴール、トータルで7ゴール決めていた。
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負傷した、と思った時すぐに交代できていたらどうだったのかなあ……。と、いまさらたらればしても仕方ないですが。記事の最後の部分にもありますが、リーガでゴールが順調に決まっていたところだっただけに、チームにとっても本当に痛手です。
ちなみに記事中に、イグアインは抜きでベンゼマだけで戦うことになるとありますが、元の記事を見失ってしまったのですが、「ベンゼマの負傷は重くない」んだそうです。今週末のレバンテ戦は仕方ないとして、来週末には復帰できるかもしれません。


ケディラ、ピッチへ
MARCAによると、ケディラはすでに、木曜にはピッチでのトレーニングをスタートさせていたそうです。厳密なフィジカルテストの結果も良好で、ランニング、ダッシュなどを実施。来週のアスレチック・ビルバオ戦には復帰できるのではないか、とのこと。


せめてもう1人
スペイン代表が発表されました。たいていの代表が近場で親善試合を行うのに、海を渡ってパナマ代表との親善試合です。デル・ボスケもいろいろ配慮したのか、通常召集される選手のうち何人かの名前がありません。マドリーから召集されたのは、イケル、アルビオル、セルヒオ・ラモスの3人。シャビ・アロンソとアルベロアが召集を免れました……セルヒオ・ラモスも外してくれませんか。

次は前方

2012-11-09 08:41:48 | football
コエントラン復帰
木曜のトレーニングで、コエントランが全体練習に復帰。週末のレバンテ戦に間に合うでしょうか。それとも左アルベロア、右ラモスのままでいくか。ラモスは腰が気になるなら、おもいきって休ませたりできたらいいんですが……ま、休まないでしょうね。来週のミッドウィークには、スペイン代表の親善試合があるんですが、これ回避できたらまだ楽だと思うんですが…(しかも大西洋を超えてパナマまで)。やっぱり召集されちゃうんだろうなあ。
ともあれ、ラテラルがそろいつつあるところで、次の問題は最前線。イグアインは、水曜か木曜に負傷箇所の検査を受けたはずで、どれくらいの離脱期間なのか公式は明らかにしてないのですが、ざっと記事を探したところ「全治3週間」というのを見かけました……長すぎる。12月頭のマドリー・デルビーか、CL最終戦のアヤックス戦が復帰目標でしょうか。ベンゼマの離脱期間もまだわかりません…。


アウディ
毎年恒例のアウディから車をもらう(貸与される)イベント。集合写真を見たら、マルセロとイグアインがいませんでした。負傷者はおとなしくしていなさいということか。全員そろわないのはちょっとさみしい。
先日の、チームの宿泊施設の着工式?を、CLの前日だからといって欠席して、またマスコミにチクチクやられていたモウリーニョですが、本日はちゃんと出席しております。
公式1公式2

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セレモニー中なのにおとなしくしないのでフロレンティーノ・ペレスに叱られるセルヒオ・ラモス。

マドリーのインコ

2012-11-08 06:57:04 | football


アルベロア、試合後のコメントから

「決勝トーナメントへの進出は僕たち次第。これは最高なことだよ。」
「グループ首位になる方が、いつだっていいものだ。理論的により対戦しやすい相手になるから。でも、このグループでこんなにもビッグチームと対戦してきた後では、どこが来ても。大切なのはベスト8に進むこと。それが皆の目標だ。」
「僕たちは振り回されてしまった。彼らは、自分たちのチャンスを非常にうまくものにしたからね。僕たちが苦しんでいたとは思わない、試合は、ドルトムントで戦った時よりも、サイドではよりコントロールできていた。2つの最小のチャンスを僕たちは決められてしまったが、僕たちが厳しい時間帯を過ごしたというわけじゃない。」

「僕たちに犬(イグアイン)も猫(ベンゼマ)もいなくなったとしても、インコちゃん(Periquito…たぶんカジェホンのこと。エスパニョールからきたから)とやっていくだろう。」

マドリー前線のペットちゃんたち。


ルート・ファン・ニステルローイ
「昨日はベルナベウにいたよ。僕にとても良くしてくれてありがとう、レアル・マドリー。」

まだここから

2012-11-07 07:04:20 | football
12/13 UEFA Champions League Jornada 4
Real Madrid C.F. 2-2 Borussia Dortmund

マドリーのゴール:ペペ、エジル

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時間がないので短い感想だけ、手短に。
ベルナベウなのに勝てなかった…というよりは、もう今日の結果は肯定的にとらえるしかないような気がします。前半が守備も攻撃もひどくて、しかもイグアインが負傷。後半頭のエッシェン、カジェホン投入で、縦を突破する動きが出て、希望を残り45分間持ち続けることができた気がします。カジェホンがオフサイドに判定されたシュート、クリスチアーノのシュート、ディ・マリアの飛び込み……何とか切り崩す努力をし続けた中で、点が入ったのがエジルのFK、というのもまたフットボール…。エジル、終始苦労している感じだしもどかしいところもあったけど、最後にひとつ大きな仕事ができて良かった。

シティとアヤックスも引き分けて、全チームが1ポイントずつ積み上げただけ。のこり2試合で、ドルトムント次第でもあるけれど、まだ1位に戻れる可能性は十分にある。

けど、怪我人が……。
守備方面に怪我人が続いていて、でもまあ前線は元気で良かったと思ったら、あっというまにベンゼマとイグアインと両方離脱ですか。イグアインは、どのシーンで痛めたのかちょっとわかりませんが、MARCAによると「試合の早い時間帯に筋肉を傷めた」「試合が始まったばかりで痛めるジェスチャーをした」とのこと。ハムストリングの肉離れか…早ければ1、2週間、長ければ4週間以上くらい?ベンゼマの状態も詳しくはわかりませんが、どうしてこうも続くかなあ…。




ベンゼマ欠場、セルヒオ・ラモス

2012-11-06 05:42:02 | football
ベンゼマ欠場
CL第4戦の前日トレーニング、セルヒオ・ラモスが全体トレーニングに参加しているのを見るのは久しぶりな気がします。そのせいか、公式はラモスの様子をとらえた画像が多い。背中の痛みが治っているわけではないでしょうが、出場には問題ないだろうと思います。そうであってほしい。
逆に負傷者リスト入りしてしまったのがベンゼマ。本日のトレーニングでは、エッシェンと共に室内での調整だったようです。モウリーニョはプレスカンファレンスにて、ベンゼマが負傷し外れることを明言(バランが先発するだろう、とも)。「外れる」は、ベンチにも入らないという意味ですよね…。内転筋(どっちの脚?)を伸ばしてしまっているとのこと。この先、復帰までどれくらいなのかは、現時点で不明。
ドルトムント戦が復帰試合に予想されていたコエントランでしたが、全体トレーニングにはいないようなので、こちらは引き続き欠場か。
ということで各紙の先発予想は、だいたい、イケル;セルヒオ・ラモス、バラン、ペペ、アルベロア:シャビ・アロンソ、モドリッチ(もしかしてエッシェン);ディ・マリア、エジル、クリスチアーノ;イグアイン。

…というところまで書いて、召集リストが出ました。

GK:イケル、アダン、ヘスス
DF:アルベロア、バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、ナチョ、カルバーリョ、アルビオル
MF:カカ、シャビ・アロンソ、アレックス、エジル、エッシェン、モドリッチ、カジェホン、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン

モラタ入れないのか…。
ベンゼマの欠場は、正直少し心配です。チャンピオンズではベンゼマの方がうまく対応していて、一方でイグアインはリーガの方が得意。というような感触もあるので…。それでもイグアインはイグアイン、最近はケチャップの出具合も順調なようですし、期待したいと思います。


セルヒオ・ラモス、限界まで
治療台とジムからピッチへ。これがここ2週間の、セルヒオラモスの毎日になっている。フットボールスパイクは、実質的にピッチで戦うためだけのもの。
最初は背中の下部への過負荷とみなされていたが、結果的に腰部の深刻な痛みとなってしまい、セルタ戦、ボルシア・ドルトムント戦、マジョルカ戦、サラゴサ戦と、歯を食いしばらざるを得なくなっている。彼の意志の力とメディコの治療がなければ、ラモスは負傷リストに入ることになるだろう。これが、ラモスが他の選手たちと一緒のトレーニングができていない理由だ。
セルヒオ・ラモスは、自信を限界まで駆り立て、他の選手であれば離脱しているような痛みに耐えている。クラブの中で言われているのは、彼の痛みへの耐性レベルは、ノーマルな他の選手たちの10倍以上。彼が感じている痛みは、本来なら完治に15日間の休養を強いるようなものだ。
先週土曜日、サラゴサ戦の数時間前まで、モウリーニョは彼をベンチに置き、これ以上の痛みに晒させないようにすることまで考えていた。監督は、彼を先発させるかどうか決めかねていた。火曜日のドルトムント戦のことを考えると、理想的な解決方法は彼を休ませることで、それでラモスは、チームがチャンピオンズでのグループ首位を争う試合に、よりうまくフィットできただろう。そして彼は、再び先発した。
セルヒオ・ラモスはいつでも、同じことを監督に伝える。「俺はプレイする」。この継続した姿勢は、コエントラン、マルセロ、アルベロア、ケディラを欠いている状況によるもので、モウリーニョは、コパのアルコジャーノ戦で休養を与えた以外は、それを受け入れ続けている。

ラモスは、他のチームメイトたちと12日間一緒にトレーニングができていない。しかしそうだというだけ。スペイン代表のベラルーシ戦で負傷して以来、アルコジャーノ戦を除いて、すべての試合でプレイしている。
10月14日、彼は代表の全体トレーニングができなかった。フランス戦への出場は微妙な状況だったが、最終的に出場し、ゴールも決めた。バク転しての祝福は、彼の負傷を知る人たちを驚かせた。レアル・マドリーでの仕事に戻ると、彼の背中は弱っているサインを見せだした。重すぎる感覚があり、リカバリーのトレーニングはちょうど良いくらいだった。
腰部の筋肉の痛みは、臀部にまで移った。これは激しい接触、一部のイレギュラーなピッチを強いペースで走っていたことによるものだった。
唯一の治療、そして短期で最も効果的なものは、幹部に負荷がかかり過ぎるのを避けるため、毎日のトレーニングをしないこと。そして温熱治療、腹筋と大腿四頭筋の強化、試合でプレイする前に十分にウォーミングアップすることも、うまくいっている。あらゆる犠牲を払っている。
炎症を抑えるため、痛みを和らげるため、それぞれの試合に間に合わせるため、毎日午前と午後に、ジムでトレーナー共にトレーニングを行っている。どれくらい長くこの状況に耐えていくことになるのだろうか? より深刻な負傷に至るリスクはあるのか? ラモス自身が一番、自分の身体を知り、こうしたことを続けていけるかを知っている。(ちょっと略)

モウリーニョは、10月中旬の各国の代表戦から、選手たちがどういう状況で戻ってくるかについての懸念を隠さなかった。
カンプ・ノウでの試合後は、すべての選手たちが完璧なコンディションだったが、何人かが負傷して帰ってきた。セルヒオ・ラモスもそうだった。こうしたことから、いくつかの代表では、リカバリートレーニングをしなかったり、選手たちのコンディションに危険を置いているのではないかと考えられる。
レアル・マドリーの監督は、この問題については歯を噛み締めている。彼は、彼の選手たちが代表からどういう状況で帰って来たかということを気に入ってはいないが、今は沈黙を守り、彼ら全員が、クラシコ前にあったのと同じフィジカルコンディションを取り戻させる方向に向かっている。
こうしたことから、セルヒオ・ラモスについては非常にゆっくり進めていくことになる。問題があるのにプレイするというリスクについて、我々は何かを言うこともできただろうが、トレーニングをしないという事実が功を奏している。トレーニングなしでプレイするために積み重ねたものがある。計り知れない力だ。


慣れの問題?

2012-11-04 19:31:09 | football

試合前には「Animo Marcelo」のTシャツ(リンク先Largeサイズ)


12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 10
Real Madrid C.F. 4-0 Real Zaragoza

マドリーのゴール:イグアイン(22)、ディ・マリア(24)、エッシェン(88)、モドリッチ(90+1)

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結局、右ラテラルにはセルヒオ・ラモスが入り、左にはアルベロア。セントラルはぺぺと、やっと本職のお仕事が回ってきたアルビオル(前節は臨時ピボーテだったり、国王杯では右ラテラルだったり)。コンディションが万全ではなさそうだったエッシェンは、モドリッチと共にドブレピボーテでフル出場。
結果は4-0と圧倒してますが、正直なところ内容は……と書くと、国王杯の感想の繰り返しか。さすがに国王杯の試合よりはコントロールできてはいましたが、良い時間帯が続けられず、サラゴサに何度も攻められる時間帯も何度もあり、ベルナベウの観客にブーイングさせることになってしまいました。
パス回しがうまく合わない場面、特にエッシェンやモドリッチがボールロストするのは、まだリーガ慣れしていない2人が同時に出たから、というのもあるでしょうか。良いパス、アシストになりそうなパスもあったので、もっと慣れて行けばうまくやれるのかもしれません。ボールロストといえば、エジルも今日はうまくいってないシーンが目についたな…。パス出しの意図するところはわかるんだけど、相手にしっかり読まれ抑えられてしまった感じです。
危ない場面もいくつかありましたが、いつもと違うとはいえ、ディフェンス陣はだいたいのところ落ち着いて対応できていたと思いますし、あとはイケルが集中を切らさず止めるところは止めてくれてたのがさすが。アルベロアは復帰していきなり久しぶりの左ラテラルでしたが、なんとなく攻撃参加は右にいる時よりやりやすそうだった気すらしました。アルビオルもよくやってたと思います。おまけに、イグアインの先制点のアシストまで。残り10分ほどで出場チャンスが回ってきたナチョも、やっぱり落ち着いていて良かったと思います。
攻撃では、光っていたのはディ・マリアでしょうか。相変わらずのキレの良さと、守備にも走り回る仕事っぷり、今日はゴールという結果も出て良かったなと思います。クリスチアーノが、何度か惜しいチャンスがありながらノーゴールに終わってしまって、これは残念でしたが、まあこんな日もあるかなと。
前半立て続けにゴールが決まった後はスコアが動かなかっただけに、最後にまた立て続けに2点入って、しかも「エッシェン!?」→「モドリッチ!!?」と、サプライズ。2人とも初ゴールおめでとうございます。






サラゴサ戦、召集選手

2012-11-03 08:12:42 | football
サラゴサ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、ヘスス
DF:アルベロア、バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、ナチョ、カルバーリョ、アルビオル
MF:カカ、エジル、エッシェン、モドリッチ、カジェホン、ディ・マリア、アレックス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

アルベロア復活。
負傷でいないのがマルセロ、コエントラン、ケディラ、サスペンションがシャビ・アロンソ。
さらに。金曜日、試合前最後の練習では、エッシェンとセルヒオ・ラモスがピッチに姿を見せなかったようです。2人とも召集リストには入っていますが、直前まで様子を見るのかもしまれせん。ラモスは、結局なんだかんだで出場するんじゃないかと思いますが、ギリギリの調整ですね。エッシェンは……不慣れなポジションで酷使?されたからなあ。エッシェンがいないと、ピボーテも大変なことになってしまう。そのせいかどうか、アレックスが、コパに引き続いて召集リスト入りしています。
試合は11月3日20時キックオフ。





何かの授業風景みたいですが、FIFA FIFPro(国際プロサッカー選手会)の投票(ベストイレブン?)をしているところ。

アルベロア復帰

2012-11-02 08:07:19 | football
木曜のトレーニング
コパ翌日ですがマドリーは休みなし(土曜には試合が迫っているし)。コパの試合で出場を果たしたカスティージャのアレックスとホセ・ロドリゲスも加えて、トレーニングが続けられています。
公式ではあまり取り上げられてないんですが、たぶん一番大きいニュースは、アルベロアが全体練習に復帰していること。画像を見ても映像を見ても、まったく問題なさそうですし、たぶんサラゴサ戦には出られるはず(というようなことを公式の映像も言っている感じ)。月曜火曜のトレーニングは、画像も映像も出ない完全な非公開でしたし、水曜もコパのない選手たちは何らかのトレーニングはしていたと思うし、どのタイミングでアルベロアが完調になったのかはわかりませんが、とにかく懸案のラテラルに人が戻ってくるのは何よりです。ありがたい。
…と言っているそばから気になるのは、木曜のトレーニングの映像、画像にセルヒオ・ラモスが映りこんでいないこと。マジョルカ戦前から100%の状態ではないと言われていて、脚の筋肉系ではなく腰(背中)を痛めているという話が出てましたし、実際マジョルカ戦でも試合後のユニ脱いだ時の映像なのか、背中から腰に掛けて青いテーピングがされているのも見かけました。別メニューだったのかもしれません。
土曜のサラゴサ戦は、シャビ・アロンソがサスペンションなので、もうエッシェンはピボーテに回らざるを得ないだろうと思います。次のミッドウィークはドルトムント戦、ラモスにも無理してほしくないとなると、右ラテラルはアルベロア、左は…コパのナチョ、悪くなかったと思うので、ナチョでいいと思うんですが…モウリーニョはどうするつもりなんだか。


12/13 COPA DEL REY Deiciseisavos Ida
ALCOYANO 1-4 REAL MADRID

マドリーのゴール:ベンゼマ(21、89)、カカ(36)、ホセ・ロドリゲス(67)

GK:アダン
DF:(右から)アルビオル、バラン、カルバーリョ、ナチョ
MF:エッシェン(59、モドリッチ)、アレックス(46、ホセ・ロドリゲス)、カジェホン、カカ
FW:モラタ、ベンゼマ

点差は圧倒してますが、正直なところ内容は…よく攻められました、という感じです。後半途中まで(1失点した辺りまで)しか見られなくて、しかも後半は出勤直前だったので全体的な感想ではないですが。でも、シュート数は圧倒的にアルコジャーノさんが多かったし、コーナーの数も、後半途中で10対0。ゼロの方がマドリーです。実況アナによく名前を呼ばれていたのが、アルコジャーノの1点を決めたハビ・ララ(かわいい名前です)で、確かによくボールを持ちチャンスに絡み、マドリーの中盤やDFが必死に止めまわっていた感じでした。チームとしてはまとまっていたし、危ないチャンスも何度も創り出し、手強かった。
逆にマドリーは、シュートもほとんど打てず、前線に入った選手たちもなかなか息が合わず。これはどうやって点とるんだろう…と思っていたら、カウンターからカカ→カジェホン→ベンゼマ、かな。少ないチャンスをその場で決めるのはさすがだし、全体でみるとここがチームの差、得点差になったのかなと思います。アルコジャーノにもチャンスはいっぱいあって、「うわああああ」というシーンも何度かありましたが、最後決めきれるか、外してしまうか。

アルビオルが右ラテラルで守ってましたが、やはり慣れないせいもあってか、そこを突かれて後手に回りクロスを入れられる、中へ切り込まれる…というシーンが序盤は気になりました。後になってだいぶ慣れた感じはしましたが。左のナチョは、特にエラーが目につく感じはなかったです。弟のアレックスもピボーテで出ていて、こちらは苦労していた。少々プレイが荒っぽくなり、カード食らってました。マドリーの3点目を決めたホセ・ロドリゲスは、まだ17歳だそうで。ゴラッソでした。おめでとう。ベンゼマは、この試合2ゴール、ホセ君のゴールの時も、エリアの中で体を張って最後までボールをチャンスにつなげて、エースFWらしさを見せたと思います。





モラタの記事(ABC.es)
アルバロ・ボルハ・モラタ(1992年10月23日マドリー生)は、レアル・マドリーでの成熟のステージを過ごしている。今シーズンは重要だ。最少の試合で受け入れられるようプレイするか、6月に別のチームでの生き方を捜し求めることになるか。獲得のオファーは届いている。レアル・マドリーでの今シーズン序盤、3試合に出場した。リーガでは総計30分ほど、そしてアルコジャーノとのコパの試合。今は、さらに完成している。ゴールのことだけを考えているのではない。
彼は、右サイドでも左サイドでも、トップ下でもプレイできる、多才な選手に変貌している。モウリーニョは彼をトップチームへと昇格させたが、11人の中に実質的な場所はない。彼は、トレーニングを重ねてそれを手に入れている。
モラタは、モウリーニョがベンゼマまたはイグアインと共に起用される時、サイドでプレイする。これは補完的だ。アルコイでは、ボールを運ぶレッスンだった。彼は非常に良い試合をした。左のウィングを突破する試みをコンスタントに続けていた。そこに穴を開けた。そしてベンゼマが、モラタの鋭いプレイを生かし、マドリーの4点目に結びつけた。アルバロ・モラタは、フットボール選手として成長してきているのだ。
モラタは2008年にヘタフェからレアル・マドリーに加入し、フベニールCに入った。2年後、10/11シーズンのリーガ、1-3で勝利したサラゴサ戦で、モウリーニョは彼をデビューさせた。欧州を制したU-19スペイン代表もリードしていた。彼の真実の時。今シーズンのパフォーマンスが、彼の将来を左右するだろう。