きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

広島アルプス少しと五日市まで

2018-02-17 08:24:09 | 遠くへ~少しだけ非日常
今年の夏休みのこと。何はともあれマツダスタジアムを目指す。

出発はいつものように呉。広島行きへの接続も悪くないし、しかも通勤ライナーで途中停車がほとんどない。その短い電車待ちの間に腹が減り軽く補給。

呉からだと横川までは500円で行けるということもあり、ここから出発。静かめの北口を出てしばらく県道を行く。そんなに広くはないがバス通りのようで。

太田川に出て安佐南区へ。早くも現在地がよく分かっていないが国道に出てしまい、これはちと違うというのは分かる。

で、少し引き返して、元のバス通りへ。さらに道幅が狭くなっているところが多くなる。祇園の手前の山本という辺りで左に曲がる。

可部線の踏切を越えて、何処に行くのかと思うぐらいの広い道を登っていく。でスマホで地図を見ながらも、ここだという確信がないまま何となく左の細い道へ進む。結構車が降りてきていたので、多分そこそこ続いていて分かりやすい道ではないかということで。

地図上は道が幾つも枝分かれしていてどうしたもんかと思ったが、割合迷いなく進むことができる。集会所も地図に載っている通り。

さらに奥に入る。バス通りからまだそんなに距離を走っている訳ではない。普通に山道になっている。

三叉路というか交差点というか。まっすぐも含めてどちらに行ってもどこかには着くらしい。まっすぐは広島アルプスへと通じるのかもしれない。


結構登ったが漸く峠へ。まあこれで終わりではないのだろうが、やれやれ。脇には宗箇山(そうこやま)とある。地元では三滝山らしい。道が細いが行けなくはないのだろう。由来がありそうな鍬投げ峠。


一旦己斐(こい)で広い道に出てから再び道が狭く登りになる。途中で展望が開ける。写真だけではどの辺りを走っているのか分からないが、恐らく広島高速4号線のトンネルの上辺り。

沼田料金所が見えるところまで来た。ちょっと安心。前半戦終了という気分だが、後で確認したら、まだ距離的には前半戦の前半、第一クオーターぐらいだった。ただ、広島アルプスをかする感じのこのルート、変化に富んで面白い道ではある。


いつもの大塚への道ではなく、伴中央方面へ。まだこの時点ではその先のルートは決めてなかったが、それでも県道の71号か38号かという感じではあった。どちらも山道なんだが。とりうえず山陽自動車道を越えて、脇道をとことこと。

とりあえずこの辺かと思った辺りで県道に出てセブンで補給。まだそんなに走ってはいないさて次へと。足は71号方面へ。ゴールした後の移動が楽だという現実的な選択。

住宅街から少し山の長閑な風景に変わったと思ったら。

完全な山道である。しかも道幅は広い。近くの西風新都に運送会社の拠点があり高速のインターがあるのと関係があるのだろう。

結構登ったが何とか峠を越える。この後はもうきつい登りはないはずだが。窓ヶ山は安佐南区と佐伯区の境にある。ルート的にはショートカットになるはずだがさすがに走破しようとは思わん。

県道77号に入る。ぼちぼち補給をと思うが自販機がない。71号の山の中では当然ないだろうとは思っていたが、案外この道もありそうでない。辛抱して走りながら漸く見つける。

普通に糖分たっぷりの炭酸500缶を買う。それぐらい消耗していた。

この後、もう一度峠を越える。補給できて良かったと思ったら。

国道433号に入ってすぐ、まさかという山間の場所でセブンを見つける。何故か「勿体ない」と思いさらに500のペットを買う。

結構高いところまで登っていたらしい。国道をすぐに離れて県道の41号を少しずつ少しずつ下る。窓竜湖も魚切ダムも思ったよりあまり展望は開けず。遠くに見えるのは山陽自動車道か山陽新幹線か。

どこで買ったか忘れたが、さらに水分補給。こんなに飲むのは異例ではある。

目指す国道2号を越えた辺りで、バテてイオンのチャリンコ屋の前で座り込んで水分の残りを補給。それほど距離はないことを確認しつつもなかなか腰が上がらない。まあ、マツダには間に合うか(そういえばこの後マツダに行くんだった)。

で、広島工大前を通過し、駅へ。駅の名前は楽々園。良い名前。

で、御褒美。勿論広島で「広島に乾杯」で乾杯。すげー旨かった。良い名前で良い味だ。

この後マツダまで広電で小一時間かかった。上手い具合に駅でムスコと合流。ゼミの方々の協力で早く終わったらしい。ありがとうございます。

後で距離を計算したら、44キロ。大体7時間超えて走っていたからそんなもんだろうとは思っていたが、夏の暑い日にしかもそこそこの高低差のある山道をよく走った。

麦酒が旨かった。

音戸の瀬戸から鹿島まで

2018-02-07 07:57:10 | 遠くへ~少しだけ非日常
2017年の岩国マラソン前日。時は4月半ば。

翌日の岩国入りを目指して呉へ。

で、今日はここから出発。自分にとっての呉らしい景色を見ながら南下する。

1時間弱でスーパーのトイレを借りる。野良くんに会う。車に気を付けて。

警固屋という古い町を過ぎる。この辺りは登って下る。

海が見えてきた。

音戸大橋。音戸の瀬戸を渡る。呉への行き帰りのフェリーではいつも目にする橋。結構狭い感じ。

結構登る。

自転車とか歩きとかの人はいない。そもそも路側帯はあるが歩道がない。

一気に下る2回転半。

対岸に着く。旧音戸町倉橋島より。

清盛塚に立ち寄る。

海岸沿いを進む。

何か、凄く良い感じの瀬戸内海である。

国道を離れ、県道へ。ここまではコンビニとかもあったがここから先は何もない予定。気合いを入れる。まだまだ距離がある。

にしてもこの景色。素晴らしいと思う。

海を離れ、山道に入る。

海が顔を覗かせる。

道が広くなる。坂を登る。

再び海を見る。

再び箕が細くなる。

池、というより入り江か。多分海に続いている筈だが。隠れ里のような光景。

やや高いところを走っているらしい。とりあえず前に。

飽きずに海を見る。

自販機を見つけここで補給。正直助かった。甘いゲータレード。もうすぐ賞味期限。

でこの牡蠣の加工場辺り、実は、この辺りから道を間違えていたことに後から気付く。後からであるこのときはまだ気付いていない。気付いたのは行き止まりになってから。これで往復で10キロぐらい余分に走ることになる。

とはいえ、間違えてもソンしたということは全くなくて。とりあえず、バテていない訳ではないがえっちらおっちらと。

で、行き止まり。訳が分からず、現在地をつかむのに暫く時間がかかった。スマホを見るが日差しが強くて見えにくい。

で、元来た道を戻る。焦ってもしょうがない、というより、とりあえず帰りのバスの見通しは立っていたので。

曲がろうとした道には幾つか分岐があった。スマホの現在位置を確認しつつ慎重に曲がる。登って下って反対側の海に出る。

ここから改めて南端の鹿島を目指す。もう40キロぐらい走っている。かなりバテている。

遠くに橋が見える。ここまで陸続き、というのは、住んでいる人にとっては有り難い筈だ。儂も走っていくことができるし。

橋を渡る。

鹿島の一つ手前の島の入り口にある民宿。

まだまだ続く。

おもてなし。

最後の橋の入り口を見つける。

橋を渡る。鹿島着。ここまで約44キロ。

向こうまで行って引き返す。

安心して漸く補給。今日欲しいのはこの系統らしい。

来た道を戻る。後は、呉までのバス路線が来ている倉橋市民センターぐらいまで行ければいい。残り約10キロぐらい。

ところが、この辺りから天気がだんだん怪しくなってくる。市民センター行きのバスが運良く捕まえられる時間だったが、バスをやり過ごす。その10分とか20分ぐらい後、峠に差し掛かったところで。

スコール。小屋を見つけて避難する。道路も川状態。スマホで雨雲の状態を確認するが、強烈な「赤い雨」が20分ぐらい続く。15分ぐらい我慢。少しだけ弱くなったところで小屋の軒先を出る。

10分もしないうちに着いたが、雨はまだ降っている。

それでも、やれやれで市民センター近くの史跡(?)見学。麦の自販機はない。

バスの時間を確認し、もう一つ二つ向こうのバス停まで走ることに。

あった。

つまみは喰わんかった。駐車場の傍で一本。今日はこれから横川でムスコと呑むのでまあ、ガツガツ呑むほどではないが、まだまだ時間がかかるので、あって助かった。バスの時間とJRの時間をスマホで確認し、ムスコに連絡。この分だと18時過ぎるな。

ルートミスもあって55キロ。翌日の岩国マラソンはハーフでエントリーしていたから良かった。とここまで綴って気がついたが、翌日の靴とかウェアとか、呉駅のロッカーに置かずに持って走っていた訳で。結構な荷物だったのにそう苦痛ではなかったのが不思議。最後の豪雨も凄かった(結局着替えとかないからそのままでいた)。

何より、海も山もすべてが良かった。そういうことだろう。

一都二県を旅する

2018-01-30 07:33:39 | 遠くへ~少しだけ非日常
去年の真面目な自主研修。帰る途中の道草ラン。秋葉原のカプセルを出て、京成線で青戸という駅まで行く。今日はここが起点と終点。

駅近くの「お堂」だが、地図には載っていない。よく分からん。とりあえず川を目指す。川に出れば現在地が分かる。

中川に出て中川を渡る。都道に出て都道を走る。朝日が綺麗。

京成高砂駅を越える。道は狭い。商店街っぽい雰囲気も残っているが、それより車が多い。

京成金町付近で、道路標示に従い、柴又帝釈天へ。寅さんの映画に興味はないが、一度は覗いてみたかったところ。

参道を走り、帝釈天へ。少し前に「有吉くん」で見た。

江戸川に出る。前の日は隅田川、荒川と走って今日は江戸川。四国の人間だから、細かな位置関係が今ひとつよく分かっていない。向こう岸には「矢切の渡し」がある。

海まで16キロ。海までは無理だが途中まで行くことに。

走り始める。R15は右岸の海まで残り15キロということか。北総線の橋を越えてさらに進む。

川岸は、延々グラウンドが広がる。景色そのものはは緩やかで長閑である。東京に住めばこういうところを毎日走るのだろうか。川とは逆の方向を見れば遠くにスカイツリー。京成本線、国道14号千葉街道を通過。昔、成田から新宿まで夜通し走った(約70キロ)のはここかと思う。さらに総武本線、都営新宿線、京葉道路を通過する。ポニーランド、やっとるんかな。

篠崎水門で曲がり、引き続き江戸川沿いを走る。結構自転車の往来がある。競技用じゃなくて通学用とか買い物用とかの。

で行徳橋で向こう岸、つまり千葉県へ。

また橋の下をくぐり、今度は上流へ向かう。

京成本線越えて市川の辺りだったか、この辺りで一瞬道が狭くなった。市川といえば、二十数年前に転職のための面接を受けたところでもあるし(相変わらず懲りていない)、十数年前に資格試験を0泊3日で受けに来たところでもある(夜行バス利用)。実技で思いっ切りミスしてとぼとぼと国府台の駅まで川岸を歩いたが、それがここかもしれないと思う(結局合格しましたが)。また、大学の時にウマが合った絵本関係が御専門の非常勤の先生のお宅があって、在学時は菅平の山荘に行ったり、一度卒業したからも呑みに来たりした。

矢切の渡し。ここが、ねえと。

で、さらに上流へ。このでかい橋は国道298号か。

そろそろバテて来たので一旦補給のため川を降りる。松戸神社付近のコンビニ。すぐ近くだったのでラッキーだった。

この辺りの対岸は、東京都と埼玉県。地図で見ると、埼玉県がちょっと入り込んでいる感じ。この辺りから暫く行くと、海から20キロの表示。ということは、そんなには走ってないのか。でも予定ではぼちぼち川を離れる。

川を降りて、階段を上る。対岸の埼玉の県境を確認してから尤も近い上葛飾橋へ。


江戸川を再び渡り、今度は千葉県から埼玉県へ。

東京外環自動車道をくぐり、県道をまっすぐに進む。生活道路にホッとした気分になる。

景色が良いところも良いが、所謂普通の道も良い本当に。

で汐留橋ではなく潮止橋から中川を渡る。

上野風月堂の工場があったり水門があったり。水門は大場川。

つちへんに行で「がけ」と読むらしい。武蔵野の道へは行かず、そのまま中川沿いを進む。

ずんずん行かずに、途中の道を右に折れて、川沿いから一本内側の道へ。どうして予定を変更したかというと、この小学校の名前に惹かれて。

環七通りに入る。

葛飾の駅。記念撮影。

葛飾からさらに南下。まっすぐ行く。かなりバテている。

まっすぐ行けば、起点の青砥だが、もう一つ道草。そして漸く目指す線路を見つける。


呑兵衛の街、立石。平日の昼間なのに人がわんさか。気後れして店には入らず。人がもう少し少なければとも思ったが。まあ、見ただけでも面白かった。

青戸駅に戻る。終了。よう走った。

駅のベンチで慰労。さっきの活気があるところも趣があるのかもしれないが、儂はこちらの方がいい。

で、ここはどこか忘れた。多分空港か。

ジェットスターを利用することも、この先どうなるんか、なあと、思う。
ただ、それよりも、走れるときに走っておいてよかった、なあと、思う。

この稿、手術の4日前に振り返ってみた。
その手術から3ヶ月経った。不思議な感じで投稿している。

荒川経由で渋谷まで

2018-01-17 17:54:05 | 遠くへ~少しだけ非日常
泊まったのは秋葉原近くのカプセル、というより簡易宿泊所。

2泊で5000円ぐらい。外国人のバックパッカーとかもいて、結構繁盛していた。で、そこを朝早くに出発。

出発してすぐのコンビニのイートインで朝食。甘いモノが欲しかった。

で、出発。豊島町界隈。まずは荒川を目指す。

まだ街は半分ぐらいしか起きていないというか、そんな感じで走るには丁度良い具合。

駒形どぜう。テレビで見たことがあるような。高そう。

程なくして隅田川に出る。天気が良いわあ。


振り返るとスカイツリー。少しは走っては飽きもせず、何枚も何枚も写真を撮ってしまう。

川の手通り。川沿いを走ると時々こういう感じのトンネルがある。

景色はかなりいい。時間はあるので慌てずゆっくりと進む。

桜橋水上バス停留所。この橋、途中で二又になっているらしいが、確認せず。水上バスは家族旅行で乗ったヤツかな。あれは面白かった。

で、さっき慌てずにといったばかりなのに暫くするとトイレに行きたくなり、慌てて川沿いの公園のを借りる。セーフ。

白髭橋。

ここを渡って右岸に移る。

隅田川に別れを告げ、水路っぽい方へ。

道があるんかいなと恐る恐る進む。

スカイツリー線という愛称だが、実際は東部伊勢崎線の堀切駅。地図アプリで確認しながらたどり着く。結構かっこいいのが通り過ぎた。

この先で荒川の右岸へ渡る。覚えていないが、なんぼなんでもここは通っていない。確か下に降りて通過した筈。

無事に到達。

首都高の傍を流れるのは水路のような綾瀬川(後で調べた)。

さらに進むと、恐らくこれは東京メトロ千代田線か常磐線か東京スカイツリーラインかつくばエキスプレスか、それとももう少し先の日暮里舎人ライナーか。道路には○○環状線の文字。後で見たら先っぽの方が分からん。


この辺り、思ったより変化に富んでいる。ただ川沿いなので補給の自販機とかがない。後で地図を見たら、少し降りるとコンビニとかなくはなかったようなのだが、わざわざ降りるという気はしなかったのでそのまま目指すところまで。

で到着。で補給。ここから先は埼玉県に入る。

とりあえず国道122号まで。

で一旦川を離れて橋を渡る。

これは、わざとこういう形をしているのだろうか。どう考えても変だ。

都内へ。岩槻街道というらしい。

道に迷わないよう、ひたすら国道筋を行く。景色としてはあまり面白くはない。商店街とかすぐ近くのようだからそういうところを走った方が、本物の東京感を味わえたかもしれない。それでも、走っていくうちに発見はある。滝の川学園というのはここだったのかと感動する。

富士蕎麦を見て滅茶苦茶食べたくなったが我慢。用務が終わって富士蕎麦に入ったのはこれが伏線か。

王子駅の前を都電と一緒にくねくねと通過し、明治通りに入り、池袋駅前を過ぎ、雑司ヶ谷の鬼子母神前。そして再び都電の横を走る。迷わないようにまっすぐまっすぐ。

これどこか忘れた新宿かな。

で、北参道から明治神宮方面へ。ここでまた迷う。

首都高の下を走りながら明治神宮をぐるっと回って参宮橋。地図に首都高が書かれていると、その下が走れるのかどうか見ただけでは分からん。実際走ってみないと分からないわけで。

ようやく目的地に到着。3回目ぐらいか。ここで行われるフォーラム、過去には出張させてもらったこともあるが、今回は自腹。どうしても聞きたかったので。案外真面目な理由。

これを打っているのは入院中のときだが、車椅子ではちょっと難しいかなあと。どうやったら車椅子で行けるかなあと、そういうことを考えつつ。

時間の隙間に久里浜走り

2018-01-07 08:29:10 | 遠くへ~少しだけ非日常
で、京急久里浜からまずは海に出る。

久里浜駅から川に出てそのまま海へ。

まず目に入ってきたのがこの光景。凄い。

穏やかに晴れている。

早くも一番いいとこ見たという感じで、しばし見とれる。

海岸沿いを西に向かう。ここは千葉(金谷)へ行く東京湾フェリー。22年程前に、3ヶ月の研修でここ来たときに1度だけ乗った。

工場の傍を通る。やや登り。

抜けた、という感じで再び海へ。北下浦海岸通りというらしい。

太平洋。

ビッドル広場通過。何はなくても歴史を感じる瞬間。

振り返る。車道とは別に広い歩道もあるがそのまま左側をとことこと進む。

セブンにて、トイレ休憩。まだ1時間ぐらいか。

走りながら、時々立ち止まる。立ち止まれることに有り難さを感じる。時間的にはまだ大丈夫か。

珍しい不二家のレストラン。昔からここでやっているんだろうけど。

三浦市に入る。

何の養殖なんだろう。忘れてしまいがちだが、この辺りは港町でもある。

この辺りからマラソンコースらしい。

砂浜に別れを告げ、海を暫く離れることに。

坂を上る。

そうとうじんじゃ、と読むらしい。

この畑の具合は、学生の時に単車で来たときの感じと似ている。寒いときのツーリングは三浦半島だった。懐かしく感じる。

その時はこういうのはなかったとは思うが。

で少し海が見えた。港というか入り江かな。

さらに進む。

くうっと登った先に風力発電のプロペラ。そこそこ高台とみた。

何てことない景色だが、ほっとする。

高いところから海を望む。こういうところを走るとは想定外だった。結構絶景。

で、一旦下ってから城ヶ島大橋へ。これは単車に乗り始めて初めの頃に1度来た。30年振りか。勿論ランは無料。

橋を渡り、折り返す。

後は駅に行くのみ。

富士山が遠くに見える。写真は一枚だけだが、この日は走りながら結構見れてこれが思った以上の収穫だった。単車で来ていた頃は見た記憶ないな。

三崎口駅。予定通りでゴール。
真冬だったがこの辺りはもともと暖かいのだろう。で天気も良かったし。いい気分転換のランになった。

で「就職試験を受けに行ったときの話」へ。

和気から津山まで

2017-11-27 07:38:52 | 遠くへ~少しだけ非日常
去年の12月のこと。特急乗り放題に乗り、岡山へ。朝イチで遠くを走ろうと思うと、結局四国を出るのがいい。
四国内は案外連結が悪くて走り始めが遅くなる。遅くなると帰りのこととか走ることとかいろいろ計算が面倒になる。

これは途中の丸亀か多度津か。
この日は行き先は決めていて。前回、日生まで行ったときに降りた「和気」へとりあえず。何故ここかというと乗り換え時間に無駄がなく、そんなにずっと乗らなくてもそこそこ遠くまで行ける電車に乗れるから。
とりあえず行けるところまで乗って、終点まで、ということ。地図はそれほど詳しくは見ていない。

天気はすこぶる良かった。

駅前を抜ける。

街を出て川の方を目指す。気温が低かったのだろう。もや(?)が見える。それでいて景色はくっきり映えている。

川を上る。この吉井川をひたすら遡り津山を目指す。暫くは国道374号線。国道に沿って旧道とか集落内の道もあるのだろうが、迷ったらいかんので、やっぱりいつもの国道行き。

遡る、というと結構な登りを想定していたが、思ったほどではない。

緩やかな川の流れを見ながら黙々と。しかしまあ、綺麗な青。12月にしては穏やか。

単調ではなく丹頂。ほお。

道の左側が常に開けている。この左を走る県道417号を辿っていっても良かったかと思う。と思っていたら。

この辺りから廃線跡を利用した自転車道へ。事前にリサーチをしていなかったが、鉱山鉄道でもある片山鉄道の廃線跡らしい。片鉄ロマン街道。

ずっと走っては行かなかったが、なかなか良い感じで楽しめる。和気の南の備前から北は津山の手前美咲まで。自転車よりゆっくり走っていけるのは良い。

道にはこうしてペインティングがあるし。

看板も見つけることができる。全長34キロとか。日生津山ルートという自転車整備区間になると70キロ以上。でも飽きないだろうな。

街道を離れ、さらに進む。

川を渡る。「あかいわ」と読む。

写真には写っていないが、ドラッグストアとかホームセンターとか結構両脇に並んでいた赤磐の街から左手に。

川の手前を曲がる。茶臼山ってきいたことがあるなと思っていたら、そういう名前の城は幾つかあるらしい。

県道351号線に入り、さらにまっすぐまっすぐ。川は相変わらず吉井川。県道はやがて26号線になる。本当は対岸を走った方が良かったと分かったのは後(1年後の12月)になってから。旧片上鉄道吉ヶ原駅の猫駅長さん、会いたかったな。分かっていればそれに合わせて日程やルートを組んでも良かったか。このルートに決めていたとはいえリサーチ不足で行き当たりばったりにしては充分満喫できたが、あまりに淡々と走っていたので。記録しているときにそんなことを思った。

三咲町手前で、持ってきたスポーツ羊羹を補給(以前職場のH君に貰ったのと同系統)。さっき見かけたドラッグストアではあまり補給する気がしなかったのだが急に腹が減る。

今度は右手の景色を見ながら進む。ゆったりしている。勝手に中国みたいだと思う。こういうの写真で見たことがある。

歩危地蔵さん。何て読むん。

目指す県道との交差ポイントに出て、漸くコンビニを見つける。

いつもの。

そしてひたすらにまっすぐ広い道を進む。津山市に入る。


淡々としているが飽きたという記憶は残っていない。写真で見るとおり、初冬のかなり良い天気。全く苦ではないというと云い過ぎだが。

川が一瞬近くなって水鳥が見え、その後川を離れ津山の街に入る。

やや古い道を通る。少し小高い所のようで展望が開ける。

高校が近くにあった。ここサッカーか何かで有名ではなかったか。
ともあれ時間には余裕がある。やれやれ感。

津山駅到着。改装中、のようで。
残り時間も20分程で程良い案配。さっきの水鳥の辺りでは実はここまでは計算できていなくて、少々不安はあったのだが。

高いのを買って汽車に乗り込む。

一息つく。暖かい電車の中で寛ぐ。これもこの時期ならでは。

でその後は、児島で乗り換え家路へ。

もう一年前なのだという気がしない。何を見るとか何を目指すとかではなく、のんびりと走るだけという、それだけのことを味わう最も贅沢な旅ラン。

ある意味、原点。

横須賀(と周辺の)ストーリーと

2017-11-09 07:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
たまたまジェットスターのバーゲンでうまくチケットが取れたので上京。この時は、2号のことがまだまだあってあまり走る気はなかったが、チケット取ったのは夏だから仕方がない。

前日は、空港内の仮眠スペースで泊まって一番早い電車で横浜まで。前回の都留もだが、成田経由で上京する意味はコスト以外何もない。行きたいところまで行くには時間がやたらかかる。
でもどうしても行きたい。まだ見ぬ場所ではない分余計に。相変わらずの後ろ向きラン。

で根岸というところからスタート。根岸線とか京急だけでなく、ブルーラインというのまであるらしい。ブルーラインではなくてシーサイドラインは儂がいた頃からあった気がする。一本違うのに乗ると雰囲気が変わるのもこの辺りの路線の特徴。
で。こういうとき、気分的にはルート選択とかあまり考えられないから、もう何も考えずに国道を走るのみがいい。で国道沿いのあまり面白くはないだろうなという道をひたすら南へ。

でまだまだ街の中。根岸の次の磯子。この辺りは古い横浜がある筈。もうかなり埋め立てられてしまったようだが。

山が多いというか山が海の近くまで迫っているところが多く、かつ古くからの街がある。その上で住宅開発が進んでいる。そういうところだと思う。16号線は単車でよく走った。富岡という地名とか横浜横須賀道路とか懐かしい。

金沢八景とか文庫とか地名的には馴染みがあるが、実際の場所には行ったことがない。何度も走った割には、よく分からん。

それでも一瞬海が近くなる。平潟湾傍の瀬戸神社。いいところ。わんこが散歩。いいなあ。

妹のアパート探しにどちらかの駅をうろうろした記憶がある学生の時。どっちだったか忘れた。駅の雰囲気で確かめようとしたが、よく分からなかった。駅を出て少し淋しい方の出口から出てすぐのところにアパートはあった(故に八景のような気はしたが)。不動産屋で横浜か格好良いなと思った。で、もう一ついえばそのアパート、仮押さえはしたが、結局彼女が住むことはなかった。彼女はあまり興味を示していなかった(?)が、結局もう一つ受かった某国立大の方を、儂が半ば強引に勧めたことが関係しているからかもしれない(この辺りは聞いていないからよく分からん)。

さらに南へ。もっと田舎感が増す良い意味で。追浜とか田浦とか。按針通りか。寄り道できる程の時間はないな。

バテてくる。セブンでいつものレッドブルのボトル版。7が揃う。気合いを入れる。そして横須賀へ。

一つ前の駅の手前から山の方角を何となく上がる。大凡の見当しか付けていない。普通に四国にもある感じの坂を上る。あの時上った公園の名前など覚えていない。

とりあえず、この辺りかと公園に行く。雰囲気はあるが。

が、海は見えない。地図で見ればもっと上にもう一つあるが、時間もないので降りることに。
あのときは、大学のときの「知人」と横須賀中央の駅から坂を上って公園に出て、そこから昼間なのに暗い暗い海を見ていた。結構その場面だけが強烈に残っている。風が強くて降り出す直前だった。それがどこだったか結局分からずじまい。

ただ、この坂は何となく覚えていたりする。この途中の店でお握りを買った。木のショーケースから2つ。当時、横須賀でこんな経験するとは思わんかった。「知人」が慣れた手つきで頬張りながら歩くのを見ながらまねをした。住んでいるところこの辺ではなかったはずだがと思って尋ねると、高校の時によく来ていたとか。高校は藤沢の進学校だった筈だから、へえ高校生がそういうことするのか格好良いと理由無く思ったことも覚えている。
ということで、もう一つの公園は結構怪しい。ただ、国道から海沿いの景色は30年近く経っているから、結構変わってしまってそれが理由で海が見えなかったのかもしれんし。

こいつは知らんかった。面白そう。

戦艦三笠。人がたくさん。中を見るのをパスして先を急ぐ。時間制限がある。

広い広い道をさらに南に向かう。よこすか海岸通り。海が見えてくる。

風は強いがいい道だと思ったら、ジョギングの人が急に増えた。防大は願書だけ書いて、結局出さんかったような。全然レベルに達してなかったが、がっこで模試受けるのが嫌だったから受けようとしたというそういう感じ。

やや上る。上りはきついが景色はいい。

で観音崎通りに入る。ここも単車で良く来た。マラソンがあるんか。良いコースだなと。

到着。奥の道へ。

もっともっと海っぽい海になる。

海沿いはバーベキューしている人達もいる。待て、のわんこ、行儀が良い。


ここまで来るのは初めてか。単車では来てないはず。やはりランの方が良いな。大学生の時に今みたいにロングランにはまっていたらまた別の人生走っていた気がする。ただ、その時の単車うろうろと今のうろうろランの本質は同じだ自分でも呆れるほどに。

観音崎を抜け。浦賀に向かう。今日の最終目的地。

それほど奥を走っていたつもりはないが、浦賀に向かう道もまあまあ昔からの街らしい。小学校の前の文房具屋さんがいい。地方は逆になくなっているものがここにある。

浦賀の渡しで向こう岸に渡ってから駅に行こうとする。入り口が分からないので、一旦行き過ぎて引き返す。

見事に見つける。

残念ながら昼休み。

まあいいかととりあえず駅へ。中学生が結構いた。期末試験か。歴史を勉強したての頃、浦賀と浦和を間違えて覚えていた。海がないだろって。県外の人が宇和島と宇和を間違えるようなもんだが違うか。
駅前のローソン(じゃなくて後で地図見たらセブンだった)で麦を買いトイレで着替える。奥には京急ストアがあったことを後で知るが、それを確認するまでの時間的な余裕はなかった。

それでも電車が待てずに駅で1本目。やれやれ(というより早い)。

で、成田へ。長かったぞ。

ジェットスターでさらに呑む。機内の麦もまたいい。

鎌倉も横須賀も昔探しの部分が多くて、で何つうかほろ苦い感じ。何年経っても。

それでも、それを確かめるためにまた懲りもせず走るわけで。

佐川まで

2017-09-14 19:33:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
松山発の久万経由落出行きは、始発電車との接続が割合いい。それでもこの日は少し待った。トレッキング姿の人、お遍路の人、理由は分からんが家に帰ると思われる人、そして儂を乗せて山へ向かう。昔はこの路線が高知まで続いていた。

車内でトクトクきっぷを買う。これだけで半額近くになる。有り難い。トイレを借りて出発する。

川の流れが綺麗でなかなか前に進まない。

ぼんやりと国道沿いを流す。

前の晩の酒が抜けていないのか、かなりきつかったが、程なくして無事に県境を越える。川の流れを追いかけるようにして走っているので、下り傾斜なのは間違いない。でも脚は重い。

尚も国道沿い川沿いを行く。花が咲く。橋が見える。彼岸花の頃だったことを思い出す。ようやく大渡ダム辺りか。

通行止め、というのが今ひとつ分からなかったが。

とりあえず進む。身体はまだ抜けきっていない感が残る。補給しトイレを借りる。有り難し。

まだまだ先は長い。でもずっと川の傍だが飽きない。「よさく」の道が見えたということはもうすぐ半分ぐらいかいやまだまだか。

家を眺め橋を眺め遙かに続く道を見つめる。ひたすら走る。

中津渓谷の方には行ったことがない。中途半端に終わらせられない微妙な距離が足を遠のかせている気がする。

懐かしい「引地橋」の文字。松山から高知にここまでドライブして、ここでおでんとあゆを食って帰ったりして。ヨメさんと。

依然として店も客の入りも変わらない様子で。

そして再び山を走る。そして。

目指す最初のポイントである仁淀川。ここまで来てタイミングが良ければ、バスに乗って落出に戻ってもいいかとやる気のないことを考えてもいた。

バス停まで300メートルぐらいのところで、いかんてもっとはしり、とバスが過ぎていった。

この頃になると腹は減ったが走る気持ちは出てきていてまあいいかと町の中を眺めながら先へ。2回目補給のクーリッシュを含みつつ。

相変わらずの景色。

トンネルを過ぎる。


やや高いところを走る。

そして新道へ。

旧道の方には芋けんぴ屋さん。横山食品だったか。ここで、割れてるB級品を買って帰るのもセオリー。

川幅が広くなって来ている。

何が気になったかっていうとやはりあめ。

JRバスの名残か。

時間にまだ余裕があるのと表示に惹かれて道草をすることに。

橋を渡る。

知らない道を走ってみる。何となく四国じゃないような風景に浸る。

運動会をやっていた。

再び橋を渡る。今度はやや小さい生活密着型。

こじゃんとうまい、いいねえ。

んで、ぐるっと回ってさっきの国道沿いの川に戻る。国道が見えたが。

商店街に入る。国道は何度も走ったが商店街のある旧道は初めてで。越知という町。車で来たときも単車で来たときもここまで来れば高知は近い、というイメージがある。そして今日も。

お店でアイスを買い3回目の補給。銀行のポスターを眺めながら国道へ。

国道に出る。脇道をさらに行こうとしたが、坂がきつそうだしさすがに止める。

ゴールが近づく。

バテている。4回目の補給。国道沿いのドラッグストア。バスの時刻を再確認する。

旧道に入り、佐川の町に入る。


漸く駅を見つける。

麦を探しに行く必要があるが、まあ、スーパーがあるみたいだし。

それより、まだ少しだけ時間があるので散策するかと佐川の町へ。酒の町。


短い時間だったが満喫する。

これ何で撮ったんか分からんかったがよくよく見ると「ミルク何とかうどん」とある。旅先でのアンテナは日常とは違うところで反応する。


線路の向こうのスーパーで麦を調達して、駅横のバス乗り場で待つ。樽は欲しかったが買っていない流石に。

黒岩観光さんのバスでスタート地点へ。有り難し。

JRバスの乗り継ぎは、休日ダイヤだとあまり良くない。ただキップの関係で仕方がないというのはある。40分ぐらいだったか、この辺りで惚けていた。テレビの路線バスの旅でも見た待合所も良かったが、橋の上もいい感じだった。尤もこの辺り酒屋は見あたらなかったから、佐川で多めに買っといてセーフだった。

ここを走って半年ぐらいだろうかJRバスのダイヤ変更と路線短縮が発表されたのは。黒岩観光の方はどうだか知らないのだが、いずれにしても久万の町から柳谷の入り口まではもうバスはなくなってしまって。今、佐川まで走ろうとすれば、もっと大仕事になる。日帰りできるかどうか怪しいものである。

別に予想していたわけでも何でもないが、貴重な佐川行きとなった。

少し早めの夏終了、かなと

2017-08-26 14:07:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
早朝、浜田を出て三江線に乗る。

10月末のトレッキングイベントは国体関係のボラのため参加できないが、やっぱ走りたくなるなあと。中国の川を遡っているような錯覚に陥る。

途中のうついってとこから走り始める。リサーチなして、単に県境だったというだけでここを選択したのだが、大当たり。凄いとこ。

音が全くしない、時間が止まったかのようなランを4時間余り。

最後はいつもの如くばてばてで、やっとの思いで高速バスの停留所を見つける。
追記。バス、JR、フェリーと乗り継ぐ。計算ではもう少し余裕があると思っていたが、乗り継ぎは、全て5分程度のゆとりしかなかった。深い。ランの詳細はそのうちに。

社会復帰できるんやろか。不安やな。

サンクチュアリ

2017-08-25 17:33:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
世間より少し遅い夏休みをいただき、海を渡る。バス待ちの時間で市内を走る。

いきなりの雨。
拘置所前から城、公園、体育館と迷走して漸く見つける。

一度見たかったライト側スタンド跡。

汗だくになった。時間がカツカツになって牛丼ミニをかきこむ。ムスコのアパートを決めた帰りに寄った紙屋町の松屋。狙っていた訳ではない。バスセンターに駆け込む。10分前。バスは珍しく5分前に顔を覗かせる。カツカツ。

そしてバスを石見川本というところで降りる。雨。それでも行か「なければならない」。選択肢はない。

何回も降られたが、休むことなく脚を運ぶ。何年前になるのだろうか、家族で来た石見銀山。間歩の前で確認する。

そして、日本海。家族と見たざっぷんざっぷん。そして恐らく30年前の単車依存しているときにも見た筈。

日本海の夕日は何というか愛おしく感じる。まあ、思い切って来て良かったか。石見川本から仁摩までのランは後日改めて。

3回目のマツダへ。名残り惜しみつつ。

2017-08-23 18:28:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
走る方のまとめが終わっていないが、とりあえずこちらを先に。

8月の初め、世間より早めの夏休みをいただきマツダを訪れる。3回目だが初のナイター。
昼間の過酷なランの後(詳細後日)JRの広島駅まで広電で戻り、スタジアムへ向かう。と、JR前に出店している店に見事に引っかかる。

唐揚げの店で二つ。撮影はせんかったが、お姉さん愛想が良かった。

麦も。スタジアムに入ると700円やし。うま。

歩いているとムスコに合流できた。この日は関係者の御尽力で早く終わったとか。ありがとうございます。

別に打ち合わせたわけではないが、いつもの半分しか見えないポジション(ムスコが「そういえばピッチャー見たことない」と確かに)。それでも座る気にはならん。
3回来たが、1度も席に座ってないな。いつもは地べただが今回はすぐに制止が入ったので立ち見。それでも座る気にはならん。ムスメが先日ここに来たときに写真送ってくれたがあれは全部見える席だった。凄い。

で、試合は緊迫したまま終盤へ。昼から夕方、夜へと移るナイターもなかなか良い。

阪神に一点差勝ち。結構興奮しました。
この観戦は、ムスコとしか来れんから貴重(半分しか見えんとこで「行こう」というのもどうかなので誘う相手も許容範囲が限られるだろう)。とりあえず、3回も来れて良かった。ムスコ氏付き合ってくれてありがとう。

今日も暑かった。昨日と同じぐらいあったのではないか。

江川崎37.9度かあ。日本最高記録を出した年にあそこに行ったのはもうかれこれ前か。

暑かったが仕事に追われていたから何とか集中して頑張りました。というのも、明日出張して明後日、このマツダ行きで消化できていない残りの夏休みをいただくことにしているので。

いよいよ夏が終わるなあと。早いなあと。

札掛から白髭経由で卯之町へ

2017-08-17 17:22:07 | 遠くへ~少しだけ非日常
先日のこと。お盆のためか普段はがらがらの高速で渋滞し、約20分遅れで目的地の手前10キロ余りのところでバスを降りる。

目的地まで行っても料金は変わらないんだが、まあ仕方がないか。

国道を上る。面白そうなものを見つけるがそちらには行かない。2キロ程でトンネル手前の1号の実家に到着(先日の「御縁」の投稿)。そっと立ち去ろうとしたら、店のおばちゃんが出て来られてしばしお話しする。来て良かった。

で、バス停に戻り近くの自販機で水分を買う。これから山の中だから補給ができるか怪しい。因みにこの辺り、松尾料金所の近くである。

国道から眺めるとこんな感じで思ったより山が近くて深い。

で、とりあえず走るが峠を目指しているのに何故か暫く下りになり焦る。大丈夫かと。

が、事前に確認しておいた交差点に行き着き、とりあえず大丈夫そうな感じ。

予定通り上る上る。

が、こんな奥に自販機があるとは。バス停のようで違う。個人の家みたい。

空が近くなってくる感じ。しかしまだ10キロ走っていないのに相当な山奥感。

この441号、昔はこんなに道幅が広くなかったはずだが、狭い箇所はほとんど無し。これは非常に有り難い。

あれは来た道か別の道かよく分からん。が、結構道が縦横無尽に走っているような感じはする。

目指すトンネルが見える。

トンネルを越える。旧野村町。単車で一度ぐらいは通ったことがある筈だが、地図で見ても結構な山奥で何回も来るような感じではない。

渓筋でたにすじと読むのか。
緩やかに下る。風景は淡々としている。

道沿いはこんな感じで、突き当たりの県道に出るまで店はなかったがコカコーラの自販機が4、5台あった。店は国道から少し奥に入れば、例えば小学校の近くにあったのかもしれないが。


ところどころで、ほおーって感じで写真を撮る。その他はぼおーっとひたすら脚を前に出す。

水分は、20~40分で少しずつ補給。このダイドーのはやや味が薄い。

ダム湖が見えてきた。もうすぐT字路。

店はあるかなと。アイスが食いたい。

店はなかったが、コカコーラではない自販機があった。エネルゲンを買って一気に飲み干す。しばし陰を見つけて座り込む。

で県道を西へ。海の方向に向かっているのだが、卯之町周辺は盆地ということもあり、川の流れは逆。つまりやや上っていることになる。

葡萄の販売所。もうシーズンらしい。

明間であかんまと読む。観音水のそうめんとあけまやの鰻が有名。あけまやさんは家族で来たことがある。お茶かけて食う鰻丼、いくらでも入る。

で、さっき1号の実家でいただいたドリンクを補給。有り難し。

さらに進んで高速のそばを走る。これは自分で運転して走ったことはない。この辺通っとったんか。

少し行くと下川でひとうがわ。これも難読地名。

で恐らくあと少しの筈だが我慢できず、郵便局前の自販機で炭酸を買い、座り込む。旨い。

予想通り、この後10分ほどでどんぶり館に。ただこの先が思ったより長くて。

漸く駅に着く。ただ、どんぶり館の近くにはコンビニとかスーパーとかあるのに駅の近くには何もない。変なところである。昔はあったが無くなっていたというのが正しい。

少し戻ってスーパーで買った麦で0次会。エアコンはないが、があーっと汗が出て涼しくなる。やれやれ。

呑み会の場所へ向かう。屋台が出ていた。ちょっと珍しかった。

まだ市内の郊外電車が動いている時間で早退し、帰りは特急宇和海で。
一緒に呑んだ皆さん、また忘年会までお仕事頑張りましょう。

少し早い夏休みをいただきました

2017-08-01 19:44:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
海を渡って7時間(休憩とか除くと実質6時間余り)走ってからマツダへ。思ったより過酷なランだった。水分補給2リットル(麦を除く)。距離は約44キロと少し。

年に一度の観戦。いやあ、面白かった。3回目だが3回とも半分しか見られなくてしかも座れないところに陣取って。
ムスコとしかできん観戦だなと。

吹屋という街へ

2017-07-28 20:42:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
昨秋の話。

岡山に行ったときに入手した観光パンフに気になるところが載っていた。

赤い煉瓦色の街。最寄り駅からは結構遠そうだが行ってみたくなった。時は去年の初秋の頃。

朝はいつものJRを5時に出る便。朝御飯を買い込む。
特急乗り放題で児島まで行き、そこで備中高梁まで行く。これはもうすぐというところ途中の美袋駅。みなぎと読むらしい。

備中高梁は、地図で見るともう山の中。備中松山城には寄らず、吹屋を目指す。JRの連絡は比較的良かったとはいえ、ここまで4時間余り。帰りの時間にそう余裕はない。

川を越えて、西へ向かう。まだ店が多い。山の中に入る前にトイレに行けたらいいのだがどうだろう。

山中鹿之助(?)、聞いたことがある。詳細は不明。

街を過ぎてやや山の方へ。

お地蔵様。失礼します。

こちらはミラーマン。ご苦労様。

山に入る前にコンビニを見つけてやれやれとトイレへ。

と思ったら隣が観光協会だった。ここで借りても良かったか。成羽町というらしい。

ここから山へ。かなりの勾配覚悟。

何か良さそげな道ではある。

暫く行くと分岐に差し掛かる。

何か良く分からんが、今日は通って良いのかどうかわからんので、県道でない方を行く。

これが尋常でない勾配が続く。

途中、とと道というのが交差している。昔からの道のようで面白そうだが、本当に山の中のようで行く気持ちにはならず。


下って上って曲がって曲がって。曲がって曲がっての方は道に迷いそうだが、表示はしっかりしているのでほとんど困らなかった。

まだまだ上る。この辺りでちらほら見た白い屋根の旧家屋。

山の中、である。山の中だが村がある。よう上ってきた。昔の町はこれが当たり前なのだろう。

で漸く吹屋近辺らしい。

坑道跡。深くは入っていないが。

こちらも詳細不明。ろくにリサーチをしていないこともある。でも見ただけで満足していたりする。

吹屋の町に入る手前、県道と交差する。いよいよか。

その通りだった。

で、入る。さらにゆっくりとラン。

何か楽しい。

明日の準備だろうか。やや興ざめ。そういえば、この近くでやたらと自転車を見た。

なおも続く。わんこ、元気か。

町並みは続く。鉱山があった町は、別子にしても石見にしても栄えた名残が確かにあって、それが感じ取れるのが凄いと感じる。正に遺産。


お店も現役からリニューアルから、まあ良いこと良いこと。

町はずれの神社を経て、再び。

走り始める。もうそれほど上りはないはず。

とりあえず、面白そうだがパスして走る。

ダイナミックな下り。で県道を右に曲がり。

新見市へ。

こちらも古いものが相応にある。それらを見ながら走る。で、右に曲がろうとしたら。

元々、この道はアップダウンが激しいので本当にここを行くのかどうしようかと迷っていたが、素直にフラットな方を選択。

この辺りまで淡々と走るが、ここで水分が欲しくなる。自販機をさがすが案外ない。

郵便局前で漸く自販機を見つける。
に万歳である。

正に万歳である。

この辺りは哲多町というらしい。これもまた「伝統色」の濃そうなところ。

道は、淡々と続く。この辺り、気分的にはきつかったことを覚えている。上り下りよりも。

でトンネルの手前。碑に歴史を感じる。

トンネルを抜け、国道へ。井倉洞は昔ヨメさんと来た。さっきの通行止めのところの道を行っていれば、ここを覗こうかと思っていたが、今現在、その余力はない。

この辺りも予習していれば、へえーってなるんだろうなと思いつつ。

後数分でJRが来るというのでここで終了。ほぼフル。

ほぼフルだが、アップダウンはそこそこあった。


駅の近所に麦買うところが無くて、珍しく麦なしでJRに乗った。結構混んでいてまあ仕方がないかというのと、結構疲れていてしばらくは無くても割合平気だった。
で、岡山でようやくありつき、児島で一息ついて、アンパンマン列車の中で無事に座席を確保してゆっくりと余韻に浸りつつ。

坂の勾配はきつかったが、以前より苦にはしていない気がした。だから行こうとしたのかもしれない。前ならそれすら思わなかったかもしれない。

と思う。

初上陸の上島四兄弟

2017-07-10 22:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
沖縄を除く46都道府県を単車で走り回ったことがあるにもかかわらず、その単車に乗っていた頃でもここに行った記憶がない。よって今回本当の初上陸になる(筈)。

まずは、しまなみと同様に波止浜まで行く。

これもしまなみ縦走と同様に橋へ。このレイアウト、橋に来るたびに撮影している気がする。

この造船工場も。

このいよいよ感満載の来島海峡大橋も。

そして、この小島の辺りも。

毎度のことながら、気の遠くなるような数字も。

やはり橋を走るというのは良い。

で、馬島に到着。今日のしまなみはここまで。馬島BSからバスに乗り、瀬戸田BSまでワープする。

ワープ終了し、バスを降りる。高速の下をくぐって海沿いの道を目指す。

風景が南国「仕様」でといも良い。

振り返ると多々羅大橋が見えた。

しばらく海の傍を走る。

地図ならすぐに分かるのだが、こうやって見ると島が幾重にも重なってどれがどれだか分からん。それが瀬戸内海。

こちらの方は、しまなみのサイクリングコースとは別の道になるので初めて走ることになる。ごく普通の何でもない道だが、未知の道はそれだけで充分楽しい。

何を倍返ししてくれるのか、なあ。

まあ、サイクリングコースは、しまなみ縦走ばかりではなく、外周コースもある訳だが、こっちはなかなか走ろうという感じにはならんな。

閉校、ということはどの辺りに通うことになったんだろうか。結構大きな島である故に。

広島だからポプラ。でもこちらも閉店したらしい。

遠くに造船所が見える。

広島にしても愛媛にしても、この辺りはやはり造船とかその下請け孫請けが圧倒的に多い気がする。

さらに進む。ぼちぼち港の筈だがと。今回はフェリーの時間すべて調べてあって、ある意味、計画的なツアーの如くである。

フェリー乗り場に着く。水分を買う。

程なくしてフェリーが着く。乗り込む。

小漕という港まで。これもワープといえばワープ。

岩城島へ。そういえば、県境越えとなる。

猫がお出迎え。こんにちは。

早速走る。時間はそれほど余裕はなく、最短距離で港を目指す。

あれは瀬戸田の島と、因島大橋か。海を隔てた不思議な感じでこの景色を見た。

この島にも造船所。

その造船所の裏手に通っている道を走る。

また海に出る。

目指す港が見えてきた。

長江港着。

程なくしてフェリーがやって来る。

で、土生港着。因島だから再び県境越え。

因島は、そこそこに賑やかな島であると思う。住宅街を通る坂を上り。

トンネルを抜け。

これもまた造船所の裏手へ。

結構大きな会社のようで。

しばらくこんな感じで工場の傍を進む。

懐かしい感じのお店。

T字路の先には海。港はすぐそこ。

上弓削行きはもう来ていた。

乗り込む。これ良いわ。

多少波が出ているのかも。再び県境越え。

弓削島に上陸する。ここからは、帰りのフェリーの時間を気にしながらのラン。

予想外に町並みが古い。良い古さ。

海といいながら、湖のようでもあるし、大きな池のようでもある。

バス通りらしい。広い道に出る。淡々と走る。

と思ったらさっきのところで、橋が見えた。あれは何橋か。全く方向がつかめない。弓削か生名か。

多分方向からして生名の方(後で地図を見た)。

上島4兄弟の幟が風にはためく。波同様風はそこそこある。天気が良いから苦にはならん。

弓削港付近にはお店がある。有り難い。役場があるぐらいだから、大丈夫とは思っていたが、帰りの麦にも目処がつく。ただ、時間の目処はたっていない。それほど余裕はない。

さっき因島のコンビニで栄養ドリンクで補給したのだが、さらに水分補給。いつものガリガリ君。

海上タクシー。当然未経験。普通の(車の)タクシーと同じように利用するんだろうか。それにしてはでかい気もする。乗り合いするんだろうか。

弓削港を後にして、先を急ぐ。

しまんとカフェ。橋が架かっているので、割合サイクリストもいそうだが、この日はあまり見なかった。しまなみよりは短いが、逆に気軽にできそうで面白そうだと思う。

橋が2つ架かっている。手前が弓削大橋、佐島を挟んで向こうが生名橋。これも良い景色。

弓削大橋の下をくぐり。

急勾配を上る。

これ結構、鉄板で使えそうな瀬戸内海の景色ではないかと。

橋を渡る。佐島へ。

さっきの景色をより高いところから眺めつつ走る。

右手は弓削。左手は因島か。

佐島では下に降りず、そのまま生名島へ渡る。

あれは佐島の港。この辺り、やはり海上交通は充実している。初めは、生名に渡ってから終了するプランを考えていたが、時間的に厳しいと思われたので、この佐島まで戻って終了する予定にしていた。ここからでも今治には行けるようだったので。ただ、麦が買えるかどうか怪しかったので、弓削まで戻ることにした。故に時間がかつかつになっているということ。いつもの如く、走った後の麦に左右されている。

生名橋を渡る。走った距離は短いのに結構バテている気がする。

島が見えてきた。

ただ、残念ながら渡ったところで折り返す。気分にも時間にも余裕がない。ただ、渡っておかないと気分が悪い。ただ、残念ながら渡ったところで折り返す。気分にも時間にも余裕がない。ただ、渡っておかないと気分が悪い。

で、弓削に戻ってから、さっきのメインルートではなく、イチバチでショートカットルートへ。うまく着けるんやろうか。

着けた。

港に戻り、さっきの店ではなく、農協へ。

一服する余裕があった。生名の下まで降りても良かったのに、とは思わん。やはりバテていた気がする。麦がしみ込む。

今治行きの船がやってきた。警備会社の人も乗り込むらしい。
上島4兄弟は、とりあえず終了か。初めに渡った岩城へもゆくゆくは橋がつながるらしいから、そうなれば、この島ももっと一体感出るかもと思う。何せ、今日のルートのように、県境越えでフェリー使うと、因島とか瀬戸田とか、ここより大きな街へはすぐに行けるから、気分的には、越境って感じでもないだろう。後日、ある仕事の関係でこちらの役場の人に話を伺うと、高校なんかはやはり「普通に」県外に出るみたいであるし。
勿論、橋がつながっても4つの島で全てをまかなうなんてコトはないだろうが、気分的につながっているというのはやはり良いことなのではないか。とよそ者は感じる。

今治まで高いから余計に、越境するんだろうな。

その今治。玄関口が綺麗になった。これは良いこと。今までのフェリー乗り場には、ちょっと見窄らしささえ感じていたので。

ただまあ、商店街の空洞化とか、課題は大きいようで。

空きスペースの利用にも、限界はあるだろうし。

これは何するとこや、という感じのものまである。

駅まで戻り、JRを待ちながらマルナカで買った秋で一服する。

季節はまだ夏。とりあえず、日が高いうちに帰れたので良しとする。

今回のルート。薄い緑の部分が瀬戸田。青が島々でフェリー航路も含んでいる。走っている距離自体は瀬戸田の方が長かったかもしれない。でもバテた。
今回の経験は、さっきちらっと出た仕事の部分でもちょっと役に立った。