きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

御手洗を出て大崎上島経由で安芸津まで

2016-11-08 19:14:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
御手洗を満喫した後、目的地へ。

地区の手前に港。

立ち寄ることに。

何か風情がある。今治の看板が多いな。

一応まだ航路は運行しているようで。

民家というか店の傍に神社というのがごたっとしていて面白い。

で程なくして港へ。目の前に見えるのは港の前にある道の駅。

港に到着。ここで補給。

良い感じである。

ここから安芸津ではなく、もう一つの大崎上島へ。

桟橋から船へ。

まあ30分ぐらいなので。

潮風に吹かれしばしの休憩。

到着。

すぐに走る。時間にそれほど余裕はない。

コンビニに何か新鮮なものがたくさん。

坂を登る。近道もあったが、やや道路が狭く、迷うと面倒になる。安全策で広い道を。

でも、思ったより楽しめた。

そして下り、目指すトンネルへ。

恋路、かあ。

恋路、だな。

また登る。

峠の手前。施設か風呂か詳細不明。

廃校跡?

こちらも廃校跡関連の神社のようで。

やがて緩やかに下る。

檸檬。

街に入る。港はもうすぐ。

風情のある店だな。

夜は閉まるコンビニで半額になった弁当と麦を買う。レジのお姉さん、間違えてそのまま打ったのでそこは指摘。

似たようなのをまみたことがあるが。

これのことだったようで。白ナンバーだがいいんかな。

港近く。

港近くは古くからの建物が並んでいる。

とりあえず時間までに着いた。

でようやく本州へ。

乗り込む。

出航する。

これも30分ぐらいか。やれやれでお食事。

到着。

安芸津の港も昔ながらという感じ。旅館がいい。

駅に向かう。

この後、広島市内を経由して西風新都でバイト帰りのムスコを無理矢理呼び出して呑み、岩国に着いたのが12時過ぎ。
そうだ。岩国マラソンの前日のことであった。

メモ:この投稿の第1編は9月27日、第2編は10月19日を参照。

御手洗探索

2016-10-19 19:19:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
御手洗地区に入る。

前回のとびしまランでは、何も知らずにすっ飛ばしたところ。まさか来れるとは。

いきなり古き良き街並み感満載。

指定文化財、か。

それよりこういうところが面白いのは、ちゃんとした生活感、ではないかと。古くて不便な面もあるのかもしれないが。

いつもは神社は、特別なポイントなのだが、ここでは普通のポイントとして他との差異を際だたせている気がした。

修理とか維持とかその大変さは、訪れる人には分からない。

神社を折り返す。風景が少し変わる。

細々したものは、後々捨てられないので買わない主義だがつい手が出そうになる。

とけいやさん。

路地の所謂無人販売だが、流石は島という気がする。檸檬がいいな。これも買いそうになったが、それこそ重さと消費場所を考えると、どうすんのって。

相変わらずのタイムスリップ感。

大きな寺の横を行く。有名な石垣らしいが。

石垣を後にして、海沿いへ。海沿いに元来た方へ。写真には写ってないが観光客は多かった。エンジンついてないバイクの人エンジンついてるバイクの人どちらも。

ゆっくりのぞいてみても良かったか。

相変わらずのゆっくりラン。見ていて落ち着く。

神社を過ぎるとそろそろ街並み探索も終わりに近づく。

この辺りは古き良き、というより懐かしき。千福はテレビコマーシャルの唄が耳に残る。

蔵。この先何年も、ということ。

短時間のタイムスリップ。懐かしさに見送られ、次の目的地へ。

因みにこの記事は、「今治から岡村を経て御手洗まで(9月27日投稿)」の続きです。もう半年になるわけです早い。

今治から岡村を経て御手洗まで

2016-09-27 21:33:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
岩国入り(何のことか分からんと思いますが4月にあった米軍基地のマラソンに出たときの往路の記録のその1)は、ヨメさんのお陰もあって、結構時間的に余裕がある形で参戦できることになった。つまり泊付きで前日に岩国入りすればいい。
岩国までのルートはかなり選択肢が多い。前日までかなり迷った。
以下、東から。

1 しまなみ周辺ルート
2 とびしま周辺ルート
3 呉江田島周辺ルート
4 防予フェリールート

瀬戸内海の広さというか、選択肢の多さに改めて感心する。
と同時に、なかなかルートが決まらない。
朝起きての気分によりけりということで、当日を迎える。
で、スポーツ店でムスコに渡す靴を買い、職場近くの駅から港に近いJRの駅へ。

本当に想定外のルートになった。

商店街を通り、港へ。

おおっ、と感動したら、まだここは開いていないらしい。愕然。

もう閉めてしまった待合室を敢えて覗く。海路の運用ははなかなか大変らしい。

こちらは稼働中の待合い室。

無事購入。

しかし、桟橋を間違える。というかあまり親切な感じでわかりやすくはない。

船が見えるところまでダッシュ。数年前、とびしま海道走破した時に使って以来だな。まだスマホじゃなくて携帯だったし、阿賀‐堀江のフェリーが生きていた頃だから、相当前になる。あのときはとびしま海道走り切るのがやっとだったが、今回は、その時にすっ飛ばしたとこに寄ってみたいということもあり、このルートを選択。

良い感じで橋をくぐる。フェリーの醍醐味。

どの角度でも絵になる。フェリーの醍醐味。

瀬戸内だなや。

途中、いくつかの島に寄り。

到着。いざ。

港近くは、当然賑やかな街。
この表示は有り難いが気分が滅入ることもある。でも今回はこちらには行かない。

海を見ながら橋を目指す。

橋が近付く。

数年前を思い出す。ペースはキロ7分切るぐらいで刻んでいる。

無人販売。荷物が重くなるので踏ん切りはつかないが、いいなあといつもいつも。

山にも道が通っている。

橋が近付く。

ようやく着く。

県境越え。人から見れば何てことはないが、儂的には実は達成感は高い。

綺麗だな。

広島に入る。

終わりかけている桜を愛でつつ。

歩いているのは「なにわ」ナンバーの軽から降りたおばちゃんだった。

二つめの橋を渡り振り返る。

御手洗に近付く。

昔からの街らしい。ちょっと面白そうである。

更に近付く。近付く間もなかなか楽しい。

大量の蜜柑にびっくりする。

飽きない。

へえ鳥居、と思ったら。

御手洗の入り口に着いた。

結局2番だった。以下次号(いつになるかは未定)。

アストラムラインタイムマシン・ラン

2016-09-01 18:08:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
まだ肌寒い頃。
家人の引っ越し手続きの関係で、前日仕事が終わった後にフェリーに乗る。
予約していたカプセルに着いたのは10時ぐらいだったか。

翌朝、酔いは残っていたが、折角なのでと走り始める。当日朝の移動だとスケジュール的にきついかと思って前日入りしたのだが、早く起きれたこともあり、不動産屋さんが開くまでまだ時間がある。

とりあえず西風新都に行こうかとバスターミナルへ行き、バスを待つが、ちょうどいい具合の待ち時間だと思っていたら、土曜ダイヤだったので、希望のバスがないことがわかり、約15分のロス。

ターミナルを後にして、原爆ドーム前を走る。懐かし。

とりあえず、横川に行ってからどうするか考えようということにし、道を曲がる。

橋を渡る。そういえばここは社会の勉強で学んだ「三角州」で有名。

頭の中に地図をはっきり描いていなかったのだが、その割には、高速4号線の入り口に当たる。ということはと、駅の方に向かう。

コンビニ前のバス停で、バスが来るまで後10分ぐらいということを知る。予定通りバスに乗ることにする。予定外の朝御飯を食べる。

トンネルを越え、バスを降りる。平日は結構ひっきりなしに走っているようだが、この日は土曜日。でも、バスの中は学生でいっぱいだった。

山を一つ越えると景色が変わるなあと思いつつ走り始める。この辺りはベッドタウン構想がなければこういう家ばっかりだった筈。

下りなので、気分が楽。遠くにニュータウンを見る。

高速の下をくぐる。

自転車なら結構な上り下りになるだろう。ムスコが云っていた。

ここからはアストラムライン沿いに。一度走ってみたかったが、こういう形で実現するとは思わなかった。

道を間違えることがないので楽である。ちなみに、ずっと下っている。こちらの方が高いらしい。

これも高速とのクロス地点を通過。

まあまあ大きな寺。比較的新しいようで。

この辺りは、さっきのバスを降りた辺りよりも以前から開発されていた感がある。

これは最近造成した感があるやや小高いとこの住宅街。

これはまあまあ昔からあるんじゃないか。

アストラムを当て込んでできたというより、結果的にアストラムが来た感じかな。でもアストラムの利用者自体はそんなに多くはないらしい。大丈夫なんかな。

ここで何故か、レールが分かれている。何で?と思ったら。

そうか。

この辺りでトイレに行きたくなり、まっくすばりゅーで借りる。感謝。

ウチにはないゆめたうん。その向こうに住宅街。そこそこ人口多いようで。

行ったことがないが、よく聞く動物園。

ここも懐かしい。2年前はこの近くの不動産屋にお世話になった。

より「昔」ながらの街が目に入る。この辺り、アストラムから外れるルートというのも何か面白そうではある。

残りわずかという頃、工事中但し外側のみ。

で、とりあえず不動産屋に着く。

こうして振り返ってみると、タイムマシンに乗ったかのような面白さがあった。アストラム自体はぐるりと半円というより馬蹄形描くように回っているが、コース自体は下る一方。これ逆向きはそれほど余裕がなかったかもしれんな。

まだ肌寒い頃。
月日の経つのは早い。
うん、元気で行ってるらしい。今、免許取りに帰っているが。それでも直接は聞いてないが、元気で行ってるらしい。
大丈夫って云った通り、でしょ。

ちばさんぽ・その2

2016-07-26 18:42:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
目覚めてからの準備は早かった。6時発。

今日は早くから雨になるらしいので、予定していた「くるり」をパス。とりあえず、雨が降るまでということで走る。

1キロも経たないうちにコンビニへ。珍しいミニストップ。昨日カプセル泊で少し呑み過ぎ。糖分を意識する。

国道はあまり走りたくなかったが、不案内なのでとりあえず進む。

泉州そばの店でみなさん朝食。ここで摂っても良かったかなとまぢで思う。旨そう。国道に出るとこういうのもあるんだな。

これは何線だろうか。とりあえず、走った後を確認するための手がかりで撮影した写真の1枚。

国道から一本東側に入る。バス通り。こういう道が面白い筈。

何の変哲もない景色だが、何か感じるところがあったんだろう。覚えていないが。

この辺り、蘇我、らしい。まだ蘇我かあと思ったことは覚えている。どこまで走れるか分からんのに。

千葉南部総守護に惹かれ覗いてみることにする。

近かった。

由来は後で調べてみることにする(まだ調べていない)。

川を越える。写真左手、梅桃桜、みたいな花。時期的には梅かな。

天満宮、結果が出る前なら寄ったかもしれんが、まあ、前日結果が出たからいいかとパス。

で、この後、予期していない方角に道が曲がり、掃除しているおばちゃんに挨拶されたりしながら、とりあえず、県道に戻る。戻ると云うより出る、か。

県道に出ても、雰囲気はさほど変化はない。背中と脇の痛みを気にしつつ。一度止まると、走り始めがしばらく痛い。かといって写真を撮らないわけにはいかんし。

16号線に交わる。元八王子市民だった儂としては馴染みのある国道。

これは、はっきりいって良く分からん。ヤマダ電器の配送部か何かの傍。

2時間経過して、くらくらするので県道沿いではあまり見なかったコンビニで補給。これも珍しいおにぎりで補給。欲していたんだろう身体が。

何で撮ったのか分からんが、右の業者さんが珍しかったのだと思う。

これは、何で撮ったか覚えている。千葉は「タイ」をよく見る。マッサージが多いのだが、そちらはあまり興味がない。でもこういう御飯やさんはかなり興味がある。

これは「風呂店」に引っかかった。新鮮。

やがて、行き止まりになる。とりあえず行くが、すぐに大きい通りに方向転換。

これは、興味があったというより、後で場所確認のために撮ったか。

こういう感じの広い道に出る。

大きい通りに面しているお店やさん。地べたに「どうぞ」と云わんばかりの値段と品物。こういうの亜細亜っぽくていいわ。

右に行けば県道というのを無視して、斜め右の細い川沿いを行く。意志はない何となく。

おお良いかなと思ったが。

道が思わぬ方向に曲がり、とたんに不安になる。左手には中学校。野球の練習試合をしていた。

とりあえず、行くしかない訳で。

でもこの直後、大きな通りにぶつかり、無事に川を渡る。

まだ千葉の市内からそれほど遠くには来ていない筈だが。

で、折角見つけた道も行き止まり。引き返す。ここからしばらく迷走。

大きな家が多い。ここまでええっていう感じの家の構えとか門とか見た。兎に角でかい。

迷走を繰り返しながら、やっと目安となる踏切にたどり着く。飯沼、か。

渡ることもできたが、とりあえず渡らずに進む。

で、結局この次の踏切を渡る。「島穴」をキーワードにして覚え書き。

ほお。

で、背中と肋が痛いのに、こういうところを走る。いかんて。

おまけに、進路をふさがれる。前の陸橋は未完成らしい。いつできるんやろ。

しょうがないので左に曲がる。元気な犬の散歩に出くわす。

行く予定はなかったのに「島穴神社」へ。

思ったより由緒あるところらしい。

で、この傍のこれも未完成の妙に広い道を行く。違和感あるな。

道が突然終わり、また迷路に入る。

でも何となく交通量の多い道に出る。車はいけんのか。

とりあえず、県道らしいのでこのまま進む。

後で調べると姉ヶ崎の辺りであった。

神社は、後でルートを調べるのに役立つのでついつい撮る。

地ビールに心が動く。

小さい店がたくさんあるのもこの辺りで印象に残った1つ。豆腐屋さんのお総菜が美味しそうだったのに、スマホを引っ張り出せなかったのが残念。こういうのは、よくある。よくあると覚えている。躊躇わずにシャッターおさんとねえ。

街を出るとしばらく何もない一本道。市境が近いことを感じる。

で、袖ヶ浦ナンバーの袖ヶ浦へ。市原も袖ヶ浦らしいが。

豪快な中古車屋さん。この辺りの中古車屋、値段が安い気がしたが気のせいか。

この直後、よれよれで駅のトイレに。トイレから出た後、雨。よしラン止めるかと切符売り場に行くと、後一駅走れば良いらしいので予定変更。

速く走れてはいないが、よれよれといいながらそんなに疲れてはいない。四時間半を越えるが。何かのチラシで見た「旅籠屋」これが現物か。

15万ではない215万。でもいいわ欲しいわ。

そういえばこの辺り「ビジネス旅館」が多かった。ちゃんと需要があるんだろうか。綺麗ではないが、2食付いて風呂に入れてというのは「ビジネスホテル」より有り難いと感じる人が多いのは確かかもしれない。

30分余り走って突然、駅に着く。約30キロ。

良かった良かった。

品川行きのバスまで1時間。どうするかといっても、もう背中が痛くて走りたくないから、木更津まで行くのは止めにして、近くのローソンへ行き、着替えをし麦を購入。

寒いので駅の構内でと思ったが、ベンチがない。昨日の物井にはあったのに。

しょうがないので、サムイの我慢して外で。

ナンバーになっているのになーんもないなあ。

でも至福の時。

やがてお目当てのバスが来る。

アクアライン経由で東京へ。

家族で来たうみほたる。懐かしい。

やはり雨脚は強い。

儂が半年行った大学を見つけて妙に感動。昨日家人の進路が決まっていろいろなことを思い出す。

ちばとは違う、というより、1時間経たずしてこの光景、よねえ。

変になる。感覚が。でも実はこの数キロ先に「木更津アウトレット」があって賑やかだったらしい。信じれん。

ということで、とりあえず、終了。

ということ。

5ヶ月余り前の話。

ちばさんぽ・その1

2016-06-29 22:40:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
佐倉というのは、そういえば「サクラ」だなと何か運命じみたものを感じ途中下車(本当)。

長い長いホームを歩く。田舎のようでいて儂から見れば実は結構な都会。

駅前からもう道が分からない。とりあえずイメージした感じで走る。
昨日傷めた肋の状態が悪い。元々速くは走れないが、もっと無理な感じ。

線路を越える。南口に出た方がよかったんだろうなと思う。

「南高」があるらしい。広い広い道、県道だと思っていたら違っていた。後でT字になって気付く。

それでも、何も考えないで走るには丁度良い気温と明るさと道の幅。

やがて予期せぬ所に。T字路になっている。まあいいかと高速を越える。これ、越えなかったらまた違うルートになっていたというのは後で確認する。

しばらく高速の脇道を進む。悪くはない。

脇道が無くなり、細い道へ。もうどこを走っているのかこの時点でほぼ分からなくなる。スマホを新しくしたばかりで地図アプリを入れていない。入れて調べるぐらいなら走る。

T字路を右に進むと懐かしいV3が。頑張れ。

日が沈む。沈む方向を見失わないように。

本当にどこかはこの時点では分からないのだが、分からないことが苦痛ではない。

T字路を右に、これも何となく。

線路にたどり着く。漸く安心。やはり少し不安だったか。

「サクラ」の次の駅の近くだったらしい。導かれたのかなと、ふと思い。

ですかね、と問いかける。

隣駅まで7キロ程。イメージしていたルートではなかった分、思いがけない出会いがあったということ。

ということ。

昨年同様~2016マツダスタジアム堪能記

2016-06-27 21:50:51 | 遠くへ~少しだけ非日常
凄い勝ち方でした。
今日、外回りの帰のJRでYouTube見ながらつくづく。
尤も儂は同点の段階でムスコに後を託してスタジアムを後にしたので劇的なシーンは見れませんでしたが。

当日席は当然なく、いつもの内野自由席でしたが、一年前より「赤い」感じで、昨年同様、椅子席に座るのを止め立って見ることに。

昨年同様のこのポジショニング。半分はよく見える。

昨年同様気ままに楽しみながらしゃべりながら。

但し、昨年と違うのは劇的な勝利。昨年も一点差負けながら面白かったけどな。

本当に満喫しました。また来年。

どなりからかもじまかみいた

2016-05-10 21:02:48 | 遠くへ~少しだけ非日常
3時に目が覚めた。睡眠時間は3時間。

無事に始発に乗る。

珈琲とパン。腹は減る。まだ呑むわけにはいかないし、暇といえば暇。

ようやく外が明るくなってくる。讃岐富士かいやいや似たような山が沢山出てくるしどうだか。

高松で乗り換え、ちょこっと走り、源平の合戦で有名な名前の駅から特急に乗り。

海の近くのこの駅へ。遠くまできたな。でも時刻はまだ9時。

駅の名前は、三本松という。徳島県境はすぐ近くである。

古くからあるような和菓子屋さんを見ながら国道へ。

国道をしばらく東に向かい、川を越える。

越えてすぐ進路を南へ。いよいよ山越え県境越え。

道は広いが長閑である。長閑であるが先に進んだ感はなかなか得られぬ。

町から遠ざかり、山里というよりもう山。

と思えばこんなところにコンビニが。田舎でよく見る山崎系。儲けあるんかなと思いきや、割合客は入っている。

川を越える。どんどん山へ。

で、記憶に間違いがなければ、ここは単車で通ったことがある筈。

前に立ちふさがる山をこれから上らなければ向こうには行けない。長閑だが気が重くなるような風景。もう午後のいい時間のような感じさえしてくるが実際はまだ午前中。

さらに山。ここはもう商売はしていないんだろうか。

山だが道幅は広くて、大型車もよく通る。思ったより「幹線」のようである。

右手に何故かかつらの宣伝。しかも隣県の。この辺りなら、ばれないって確かにそうかもしれないが。

それほど気分が落ち着いている訳ではないが、天気もそこそこ良くてしかも温いのでまあ何とか走っていられる。

545坪の温泉旅館。興味はあるが現実的にはねえ。

さていよいよ峠へ、という雰囲気。

勾配も9になってくる。違った急に。ちなみに勾配は8%である。

香川から徳島へ。但し山越え。

トンネルが見える。ようやく上らなくていいということで一息。

糖分補給。

鵜の田尾トンネル内。この中で県境越えをしたのだが暗くて旨く撮影できず。

徳島側へ。こちらは、香川側よりもっと穏やかに晴れていた。気温も上がってくる。

トンネルを出てすぐ、トイレを借りる。こういうところにあるのは珍しい有り難い。

山が綺麗である。紅葉というにはどうだろう少し遅いか。でもこの年は暖かかったから、丁度良かったといえば良かった。

下りは楽だし、気分も変わる。とっとことっとこ先を急ぐ。

久々。御所神社。昔単車で来たときは、この先の土成からさっきのトンネルの手前にある白鳥の辺りで西に向かい国道を琴平かどこか辺りまで走ったか。土成の前は脇町辺りか池田だったかそれとも高速使わんかったか覚えていない。

ただまあ、何もないところをひたすら走ったことだけは覚えている青い空。

景色を見て物思いに耽りながら走るのはなかなかそれはそれでいいもんだが、実際問題腹は減る。持ってきたゼリーがなくなる。

パンダ焼。なんだろ。

銅像の主は三木武夫さん。高速道路を越えたか越えないかの辺りだったか。もう記憶が曖昧。

越えてなかったらしい。この辺りが土成。
ここからははっきりと決めていなかったが、時間もあるので大回りして目的地に行くことに。

コスモス畑。強い横風に四苦八苦する。向かい風でないだけマシというもの。

おお。

結構この辺りもきつかったか。遠くに目指す川が見えた。

山がない。降りてきた感がある。

橋にたどり着く。

こっちは脇町池田の方か。

とりあえず鴨島方面へ。橋を渡る。

でかい川である。普段から見ている分にはそうでもないんだろうが。

やっぱりでかい。

川を越え、JRを越える。ぼちぼち国道に出るはず。

目指すT字へ。ここを左へ。

伊予街道。池田から徳島に向かう場合は、川の手前の撫養街道かこの伊予街道を使うことが多い。単車なら撫養街道の方が面白い。今回ここまで来たのは吉野川が見たかったから。
人が多い車が多い。気温が高い。さてどれぐらい走ればいいんだろうか。

しばらく走って、コンビニで水分補給し現在位置を確認。
残りの距離と、帰りの特急の時間を計算する。勿論駅での慰労時間も。

ここから北に向かうことに。牛島の手前。再び川へ。

JRを下から越えるもとい潜る形。

さっきより道幅は広く、車は少ない。風は強い。

橋が見えてくる。緩やかな上り向かい風。

橋はさっきより短い。

橋を降りて、県道を東へ。

道は狭いがバス通り。パトカーがにらみを利かす。

雰囲気がまた変わる。ここは昔からの街道筋か。

車は少ない。えっちらおっちら。

街道筋右手には神社がいくつも見えた。これはどれだったか。乳保だったように思うが。

これは地元のコンビニ。こういうところ、どんなモノを置いているのかとかお客さんは入っているのかとか、めっちゃ興味はあるんだが。とりあえず興味のみ。

道路案内のところを左に。さっき確認したルート。

しばらく北向きに。

しばらくして右に。

その前に、左手のファミマで補給。さっきの道路案内の右手にあったローソンには反応しなかったのに。それからまだ30分経っていない。

東へ。ここは県道14号。

何か記念碑みたいな感じになっていた。

そういえば思い出した。この辺り、石の看板というか石柱というか、結構よく見た。

でもう一度北へ。

小さな川を越えて、ようやく板野へ。

橋が二つあった。メインの方を渡る。

そういえば、さっきの石柱の他に、道路を修繕したり作ったところには、こうしてプレートが埋められているのもこの辺り特有のものと思われた。

T字路を右へ。撫養街道県道12号へ。

鳴門まで20キロ。びみょーやな。行ける気がせん。

鳴門は無理としても板野の駅までは。後少し感が出てくる。

左手に高速道路が見えてくる。

やがて高速道路が県道と交わる。

その先さらに別の県道と交わる。住宅地やら県の施設やら結構賑やか。

目指すマルナカが見えた。

目指す駅も確認できた。ようやくゴール。

マルナカで着替えて買い物をして、駅へ。

高徳線の特急停車駅はこぢんまりしている。

ホームには西日が射す。夕方一歩手前。

空を見上げる。来れて良かった。

電車に乗り込み。おくつろぎ。

パンプキンは大外れだったが、鳥皮は大当たり。

高松駅で乗り換え。一個300円の饅頭。高い。

特急乗り放題の安い切符にあやかろうとすると、どうしても行き先が18切符辺りでは来るのが難しい四国の東側になるか。

鴨島とか、板野とか、深く関わった訳ではないが、知り合いのまた知り合いぐらいの関係の人が行った「施設」があるところ。
元気なんだろうか。元気であるはずはないのだが、元気だろうかと、この地名を耳にする度に条件反射のように思い出したりする。

暖かだった去年の初冬のこと。



バスタ新宿の1カ月前と15年前

2016-04-11 23:28:54 | 遠くへ~少しだけ非日常
先日の東京行き。新宿の巨大バスターミナルができる少し前の話。
東京行きは、ジェットスターが就航するようになってあまり乗らなくなったが、先日は早割が取れたので利用。

この日は雨。新宿から代々木まで歩くが、雨足は強いし工事で水溜まりはあちこちにあるしで難儀だった。
とりあえず何とか到着し、夕食。近くのコンビニメシ。

まだ1時間ぐらいある。狭めの待合室は入れ替わりが激しい。どんどん人がはけていく。佐久、小諸、静岡・・・。
バスタは綺麗で便利そうで是非利用してみたいが、小さいターミナル特有のこの何とも言えない心細さがなくなるとなると惜しい気がする。

で、乗車。

目指すバスに乗り込む。乗車率は6割ぐらいか。空いている席に移動しても良いよと親切なアナウンス。まあ、そのままにしたけど。

足柄で休憩。

豊浜で休憩。

ここからはおまけ。
昔、仕事関係の資格試験受けに行ったときは0泊2日の往復バスだった。試験会場にはぎりぎりで着き、席で朝御飯食べられる雰囲気ではなかったから、トイレでパンを口に押し込み、試験に臨んだ。
午前の筆記は、試験終了の合図で集められた席の周りの受験者の記述量に圧倒され、午後の実技はミスをして、近くの荒川かどこかの土手を力なく歩いて駅に戻り、その夜のバスに乗った。

バス使うときって、何かとこういう感じの話がくっついて来る。
体力があったというより、子供も小さかったし時間とかお金とか制約がたくさんあった。
因みに、合格率は一桁だったらしいその資格で今でも仕事をさせて貰っている。あの時は勉強したな本当に。

家の近くのバス停で降りて、昨日の雨が残っている道を歩いていたら、土手歩いている時のことを思い出した。

トランスファー待ちで・高松から屋島まで

2016-04-07 21:40:20 | 遠くへ~少しだけ非日常
かなり前の「どなりラン」の行き。乗り換えの時間待ちで走る。

明るくなったばかりの駅を出る。制限時間は1時間もないぐらい。

松山と違って何もかもでかい高松駅。駅前に朝からやっている饂飩屋があるらしかったが、走るより食うのを取るのはガラでもないと思い、食うより走ることに。

琴電の線路の向こう、城が見える。

ただただ広い道の路肩を走る。空気が冷たい。

やがて道の向こう側に平らな山が見える。方角的には屋島の方か。

屋島から視線を逸らし陽を見る。河に朝日が映る。陽が映える。

橋を渡る。海が近い。

河が広い。

やがてその河を越えて、駅の方へ。実はここからがよく分かっていない。

分かっていないのに時間はない。交差点の信号機の地名を注意深く確認する。でもそれほど時間はない。

案の定イメージしていた道とは違ったところを走ったが。

何とか駅に着く。小さな駅である。

でっかい狸君がお出迎え。

ホームに出てみる。高松からそんなに距離が離れている訳じゃないのに結構十分遠いところまで来た感がある。

高松駅で乗るはずだった目指す特急がやってくる。結果、約5分ぐらいの貯金だった。

松山で買っていた甘い系のパンをここで食べ、血糖値を上げにかかる。第2ステージは20分後。県境の山を越えることになる。

屋島、もう少しゆっくりできるときに再訪したいと思った。

来島海峡。橋の上から橋の下から

2016-03-15 22:01:15 | 遠くへ~少しだけ非日常
今年は「しまなみ縦走」への参加ができなかった(3月12・13の両日でクラブ駅伝と被る)ので、先日橋を渡ってきた。といっても、時間の関係で大島までのみのしかも片道のみ。

スタートはいつもの波止浜駅。

よくよく考えれば凄い数字である。今日は初めからこの1/10としているので気が楽。

いつもの波止浜の町。造船業はそこそこ好調なんだろう。活気がある町をみるとほっとする。

で、すたーと。



恐らくこれもいつもの橋からの眺め。

淡々と走る。キロ約7分ぐらい。ゆっくり上ってゆっくり下る。やや横風が強い感じ。

で、ぼちぼち大島着。

これもいつもの光景。やはり何度見ても綺麗。

今は使われなくなった港。

で本当は、ここから上って下って大島ステージが始まる。この坂に、もういいかとここで終了。

バス待ちで振り返ると、家々の屋根の向こうに橋がある。
いつもは振り返ったりすることのないポイント。初めてみる光景。

昔、家族で自転車で渡ってきたことを懐かしく想い出す。1号2号も一緒だったなや。

万年~栗田~上灘

2016-03-09 20:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
とりあえず冬の前の話。

家を出たのは9時前。珍しく家人に「長めに走ってくる」と告げる。

行き先が決まっていたわけではなかった。焼き物で有名なT町から山越えでI市へ行くかと言う感じで。何となく30キロ以上で4時間から5時間ぐらい頑張るかと言う感じで。
国道の傍のコンビニで地図を見る。少し遠いが、もう一つ奥のルートを行ってみるかという気になる。

峠を経て県境に向かう幹線国道から、旧H村方面に行く国道へ。すぐに右折して山を越えるルートは一度走ったことがある。

数年前、村に行くバスが廃止され、ここからの公共交通手段はないらしい。ここからまっすぐ国道の終点までは約20キロ余り(もう少しあるか?)。

一番早いバスに乗れば、そういうこともできるかと思いつつ、とりあえず進む。

今回のルートもリサーチはしていたが、走るか走らないかはその日の気分である。相変わらず。だからだいたいの見当はつけていても、最終的にはどうなるか分からない。

道路の傍の脇本陣。こんなのあったんか。

昔、単車で時々来たことがあるが、随分道が良くなった。

左の道路はつい最近できた筈。昔は右の細い細い離合も大変な一本道。

あれは、峠に向かうさっきの幹線国道ではないかと。ここが見えていたのかとびっくり。

ここから国道を離れて県道へ。いよいよ本格的な山道。

既に見ただけできつい。

淡々と進む途中、クレー射撃の文字。こんなとこにあるんかと。

コンビニで買っておいたドリンクで補給。かなり汗がでているのを感じる。

遠くに幹線国道沿いの自動車専用道が見える。

ここまで写真が少ないのは余裕がない証拠。出発してから約3時間は過ぎている。

峠に近付いてきた感じがして、遠くを見る余裕ができる。

やや下ったところで市町境。ここからは基本的に下り。

下りでも、まだまだ山の奥感はかなりのもの。

道路をリスが横切る。いるわけはないと思いながら、名残を惜しむ。

やがて、ゴルフ場との分岐へ。細かな道を確認していなかったのでまっすぐ行ったが、ここを曲がっても幾つかのルートがあるようで。ここ昔ヨメさんと職場のゴルフのコンペで来た。今は二人ともゴルフはしない。昔々の話。

栗で有名なところ。

標識の傍には栗(の残骸?)。

ここが栗田地区らしい。長閑。

淡々と山道を降りる。まだそうはばててはいない。

案山子が仕事中。最近コンバインが増えて「いなき」を見ることも少なくなったか。

国道が近いことを伺わせるのに充分な休日営業のお店。

突然、JRの線路。

なかやまどう。なかせんどうではなかろう。

商店街と思わしきところを走る。

饅頭屋。ほお。

リサーチが不足していて、結構思ったより遠くまで来ていたようである。それでもまだフルの距離は走っていない。県南部に向かう幹線国道の傍で、スマホの地図を確認し、もう少し走ることにする。再び上りが待ち受ける。

この時、宮田珠己の「晴れた日には巨大仏を見に」を読んでいた。それ程巨大ではないが。
以前、単車で長距離通勤をしていたときに、この先の直線で、切符切られたことがある。青。

交通量の多い国道沿いでも、すぐ傍にこんな風景がある。

目指す交差点に着く。ここで海の方に行く県道へ。スマホでJRの時間を確認する。多分大丈夫。

高速道路の下をくぐる。

道は細いが、旧N町と旧F町をつなぐ道。さっきより交通量は多い。

ぐんぐん降りる。疲れてはいるが気分的に楽。

リアルな案山子。初めに後ろ姿が飛び込んで来たのだが、人かと思った。

近くにこういうのもある。

しばらく行くと、こういうのも見た。ここまで来るとちょっと、と思う。

小豆に目がいく。

やがて目指す県道との分岐。ここまで来れば、もう少しの筈。

小学校。昭和の初めに建てられた由緒ある建築物。

海へ。ここは前に一度通ったことがある。少しだけ脇道を走ってみる。

もうすぐ海。

JRの高架をくぐる。

そばの倉庫にこんなものが。ここでやっているトライアスロンに使うやつだろうか。

目指す国道に到着。近くの駅に行き、途中の道の駅で麦を物色するかと思ったが、頑張れば、もう一つ先の駅までいけそうだったので、この左手にある酒屋の自販機でロング2本買い、さらに走る。

2本買うと、1キロの重りになる。ウエストバッグが激しく揺れるので気を使いながら走る。

でも、走ることにしたのは正解だった。

約600メートルから0メートルへ一気に降りた。

目指す駅は、国道からの進入路が今一つわかりにくい。見つけたときはほっとする。

第3に比べて発泡酒がお値打ちだったので赤と青の2本。そのうちの青で慰労。

50キロ越え。水分補給はそれほどしなかったが、汗は結構かいた。
帰宅後、珍しくヨメさんにどこ走っとったんと聞かれる。

時々でも、こういう走りができると、まだ行けるかとほっとする。

駅長訪問記

2016-02-05 18:06:54 | 遠くへ~少しだけ非日常
今回の愛媛マラソンで「お供」をするタマ駅長の話。

いつもの拠点を出たのは11時。

朝寝して、どうなることかと思ったが、何とかピーチに乗り、定刻通りに着き、そして南海で空港から1駅。ここまではまあまあ。
走り始めて速攻で迷う。方向感覚が掴めるまでが大変。

ここで曲がればいいのに、まっすぐ行ってしばらくして戻る。

県道を走る。賑やか。

さりげなく市境を越える。

南海の線路を越える。

道は広い。先は長い。

少し行くと道が細くなり、市が変わる。

そして今度はJRの踏切。

駅の傍を通り、さらに進む。少しずつ上り傾斜がきつくなってくる。

狐池。

近くにそれらしき池があった。道路より高い。農業用のため池になりそうな。反対側には、結構立派そうな建物を抱えたお寺が見える。

ここからさらに上るなあ。

左手にはとある新宗教の支部。支部というには大きい。

支部を越えると下る。交差点を左に。ここまでで約8キロ。迷った分は取り返したか。

風景が田舎になる。

道端にはバス停。コミュティバスは結構奥まで走っているようである。というより、県境越えするバスも割合よく見かける。

ここで自動車専用道とぶつかる。交通量多いわ。地図で見ていたのとイメージが違うな。

専用道には行けないので脇の県道に進む。

先程の交差点に書かれてあった「金熊寺」は札所らしい。ということはトイレを借りることができるはず。

街中では気配なかったのに、山に出たらこれである。でも何とかなりそう。

トイレが工事中で一瞬頭がフリーズするも、その業者の方に傍の神社の下の集会所のを使うよう指示される。やれやれ。

再び県道に出る。だんだんと風景が山になる。

平日なのに小学校、やっているんだろうか。廃校の筈はないのだが。

山が映える。

空が近い。

道が広い。

自動車道と合流するもこの区間は一般道扱いのようで。ただどんどん上りが続く。

すっかり山間。

道が広いせいかそう奥まで来た気はしないが。

この日は、朝御飯しっかり食べているので、それほどしんどさを感じない。まだまだ続く道路にもそれほど焦りはない。

脇に入ると面白そうなところに行きそうではある。

お、コミュニティバスが通過。こんなのを何回も見た。県境越えするんだろう。そういやあ、広い道路に入ってから対向はほぼ和歌山ナンバー。

脇道もいずれまた合流する筈だったが、今一つ記憶が曖昧なので、広い方を行くことにする。

いつの間にか県境を越えていたらしい。あららという感じ。感慨もなにもない。しかもまだ上る。

トンネル手前。こここそ左の脇道は行き止まりの筈。

上りはここまでの筈。

約600メートル。あっさり抜ける。道が下り始める。

視界が開けてくる。

京阪奈道らしい。

その近くの少し「パラダイス」っぽい神社。

「パラダイス」とはいわゆる探偵ナイトでやってたヤツのパラダイス。

これ実は京阪奈道の降り口付近。別な建物に見える。

ここから細い方の県道をひたすら進む。途中「○○衆」でよく聞く名前の場所を通る。寺やら温泉やらあるらしい。そしてかなり市街地に出て。

補給。かなりばてた。気温はこの時期にしては高め。25度ぐらいあったのではないか。

補給をしたセブンの辺り。中間テストか高校生の姿をよく見る。

さらにまっすぐ進み、紀ノ川を渡る。橋まで路肩が狭く、怖い怖い。

と思っていたら、新しく橋を架けるらしい。

橋を渡って少し高いところから振り返る。

ここからは決してフラットではなく、アップダウンがそこそこ続いた。

景色はいいが。

堪えた。顔や腕の塩を嘗めながら走ったぐらい。帰りにズボンを見たらズボンにまで塩が噴いていた。で2回目の補給は25キロぐらいで。またセブンで。ナナコポイント100。

もうすぐの筈。

着いた。

電車も着いた。

決心してから来るのが早かったな。ピーチのバーゲンでチケットを買っていたこともあるし。ラッキーだった。

ミュージアムではない。あくまで駅。

そして駅長。たま二世駅長。会いに来ました。駅長は午睡中。よいことよいこと。

そして前駅長。たま駅長。会いに来ました。駅長は静かに眠っているようで。

駅長を称える数々の展示。ローカル線を立て直した功績は率直に素晴らしい。

駅もカラフルでお客さんも多い。良かった良かった。ここ因みに岡山の両備電鉄の関連会社が南海から買い取ったらしい。へえ。

神社にお参りする。

でもミュージアムだけの場所ではない。終着駅。ここまで約20分。珍しく少し長居し過ぎたか。予定より1時間以上早く着いていたし、何より立ち去り難い感じだった。


陽が傾き始めた感じがする中、後少し走ることにする。たま二世駅長の前任地というところまで。ただ、地図アプリは開いているが、どれぐらいの距離があるのか見当がつかない。相変わらず回線の速度が遅い。駅にはWi-Fiもあったが、設定の時間も惜しい(さっきまでゆったりしていたのに)時間的に大丈夫かという気持ちも手伝い、待つより走ることにする。

しばらく走り、田舎から山の風景に。市境を越える。

和歌山鐵道の線路を下に。

山を越えたところの最初の駅。ここでやめようかどうしようか迷う。グーグルマップは、何故か次の駅が何なのか示せていない。近くに「足守神社」の看板。

時間的にぎりぎりかなもう1駅だけと思い、勝負所のギアチェンジ。キロ5分前半のイメージで地面を蹴る(実際は5分半ぐらいだろう)。靴はいつもの一人旅ラン担当サロマレーサー。目指す場所が見える。ついでにローソンも。速攻で麦をポンタポイントで。時間かかるのにまあ。

ローソンからは、あっという間に着いた。計算外。

ここは和歌山鐵道の拠点らしい。有人の駅。

どうぞと歓待を受ける。

東、貴志駅方面。

西、和歌山方面。

和歌山駅まで290円、80円分余計に走る。

余計に7キロ走って計35キロ。ドライだが甘くなる。。

電車はもうすぐ来る。でもそれほどばたばたしていない。距離はまあまあ。気分はやれやれ。塩分はすかすか、だろう。

電車がやって来た。

イチゴ電車。

テーブルがあるぞ。

途中駅で、たま電車とすれ違う。見るもんほとんど見れたか。

この後JRで空港まで1時間余り。途中で買い足す時間が中途半端になくて、麦が足りんかった。で空港第一ターミナルで。

で第二ターミナルで。

さらに搭乗口で。

何回目かになるが、相変わらずテーブルのあるところでいただいていないな。

和歌山訪問、またしたい。

臨時列車

2016-01-20 20:38:55 | 遠くへ~少しだけ非日常
1月5日の投稿の続きです。

確かに、ランは大歩危までかなと思っていたので予定通りだったが、思わぬところで臨時列車の存在を知り、急遽決断。

最近、こういう観光パンフ系。多いな。私鉄関係もある。

で予土線で見ることはあったが、ここで見れるとは思わんかったトロッコ列車。たまたま今日は走る日だったらしい。

これを知ったのが行きの乗り換え駅。長めの乗り換え時間を少々持て余していた時。予定では、ここから寺がある駅まで軽く走ろうかと思っていたぐらいだったが、朝寝坊して始発の特急に乗れなかったことで、いろいろ予定が変わっていた時。

割合す迷わずにすんなりと購入。

昨日の飲み過ぎのせいか気温が高かったせいか、ハーフと少し走った程度でギブアップしてランの成果としてはややイマイチながら、御褒美はしっかりいただく。駅近くのスーパーで珍しい第3を入手してテンションが上がる。

乗る予定だった特急を見送る。

そして、臨時列車に乗り込む。

大歩危を出発する。

山間を進む。だーれもいないというのが良い。

川が姿を見せる。天気も良くて川の色も幻想的で。

トロッコは開放的で風が気持ち良くて。トンネルまでも良くて。

秘境感満載ながらも、それなりに人の気配も感じたりする。これも悪くなかったりする。

少し景色が変わってくる。

池田の街に近付いてきたらしい。四国の中央である。

長めの停車時間。街を散歩。

予定ではここまでだったが、時間に余裕もあるし、車掌さんの了解も取れたのでもう少し先まで乗る。

秘境感は無くなったが、長閑な感じはなおも続く。

川幅が広くなり、ゆったりとしてくる。

このまま終点まで、こんな感じかと思っていたが、その前に。

一カ所、めったに行けないと聞いた秘境へ。

トロッコ列車は、そこへ着く。坪尻という駅。この駅に停車する普通列車はスイッチバックで出発する。

本当かどうか充分確認していないが、車で来るのは難しいらしい。

空が狭い。本当に秘境である。

駅舎。家はあるんか、道はあるんか。

線路は続いている。そして、停車時間が過ぎ、出発。

なおも呑み続ける。ここから琴平までは、トロッコの車両から移動。

始発駅で乗り込んだときは、トロッコ列車に自分の席があるのかどうか分からんかった。この説明を見て、普通列車の車両とトロッコの車両両方に指定席があることが分かった。

琴平に近付く。

ここで乗り換えて、さらに予讃線の乗換駅まで。

陽が傾く。

しおかぜ到着。

海を見る。贅沢な日。

なおも呑み続ける。
思わぬところで収穫があった。機会があれば家族と来たいが、遠いとか言われるかもしれんな。
まあ、それはそれでいいか。

四国の真ん中へん、国道ひた走り県境越え

2016-01-05 20:10:36 | 遠くへ~少しだけ非日常
思い付いてから行動に移すのは、割合早かった。具体的なルートも決まった。

本来なら一本前の始発の特急に乗り、この乗換駅から「こんぴらさん」の手前まで走る予定だったが。

結局乗り換えの時間が約30分。特急でここから行くことにする。まあいい。十分時間はある。初めて乗る土讃線特急しまんと。

途中の高知の山の中で降ろしてもらう。

駅の名は「大杉」という。ここから一旦その大杉、「杉の大杉」へ。

四国の山ん中感、既に満載である。

川沿いにある建物が見える。ここは割合街の方なようで。

高知市内までフルの距離まで行かない。でもこちら方面は、途中までかなりの上り勾配のはず。約1,5キロぐらいかそれだけで息が苦しい。ここまでで家を出てから既に5時間経っている。特急を使わなければここには絶対来れない、そういうところ。

目指す大杉の前に着いた。いつだったか、家族で来た懐かしい場所。日帰りで親父に連れてきてもらったということをよく覚えている。ドライブと言うにはなかなか大変だった筈。高速などない道路事情。遠かっただろう。あの時に買った大杉の折れた枝から作られたコースターは、未だにある。

結局中には入らず。どうなんだろう。ここで満足してしまった。もう来ることなどないと思っていたのに来れたからか。

遠目に杉の先端を見る。

思ったより目立つ。

振り返ると大豊の街。たいほう、ではないおおとよ。

コンビニもある。街である。ドリンク剤で補給して出発。これが最後に効いた。

駅の前を通って街中へ。食堂やらタクシーやらで賑やかである。

少しずつ景色が広がる。ここからはほぼ下り勾配だから、時間の計算はしやすい。最初の計画では阿波池田まで50キロ、何とか走れるかなと思ったが、まだ脚も本調子ではないし、半分の25キロぐらいに計画を修正。でもこの無理をしない修正が、後で結構儲けものの企画に上手く合うことになる(「臨時列車」のタイトルでそのうちアップ予定)。

川の傍を延々と走る。但し国道沿い。

但し、こんな感じで国道沿いとは思えない長閑さ。

近くを川を見て。

遠くの山を見る。

陽を浴びる。少々涼し目だが心地よい。

古い街中と思われる。後で、左手に入れば面白かったはずと少々後悔。

国道沿いからも見えた。昭和テイスト満載の面白そうな店だったが寄らず。

橋が見える。左手が本流(?)の吉野川。ここで合流らしい。

橋の奥に古い橋。

綺麗だな。

県境に向かう道って上りのイメージが強いが、この国道に限っては、川がここから県境経由で徳島に向かって流れているから下り勾配の恩恵にあずかれる訳で。

食堂。やっているのか閉めているのか。手前の風情のある旧車、保存は上手くいっていないようである。

この辺り、川は国道からやや離れ、遠くに見える。

川の流れは穏やかなように見えるが実のところ速いようである。

こちらも旧の街があるらしい。観音堂か薬師堂かが3キロ行けばあるらしいが。

川の向こうの駅に続く橋。

その橋に行く三叉路の信号にある石碑。割と有名なんかもしれんがよく分からん。

少し高いところから川を眺める。高いということは、上ってきたということ。細かなアップダウンは仕方がないが、今日の体調としてはきつい。それでもキロ7分前後で刻む。50キロの半分だからと云いきかせつつ走る。

あんぱんまんが高知らしい。

来た道を振り返る。上りはきついが景色はやはりいい。

とここでラフティングの拠点と思われるところを発見。

徳島県というより高知県側なんやね。

さっきより流れは穏やかな気がするが、相変わらず山の中。

新しい橋の向こう、古い橋の跡を見つける。行きの特急でも見えたところ。

傍で見ると迫力がある。

川を左手に見ながらなおも走る。

この近くの駅。そして、こちらへ行く峠は約1000メートル近く上って県境を越える筈(違ったか)。

ここもラフティング。

先ほどの駅側の景色。白い部分が見える。流れが急というより浅いのか。

駅舎と思われる車両。確かめに行っても良かったか。いやこれが実のところ気力がない。これを撮影した後、非常用のウイダーを取り出し、少しずつ摂取しながら走る。

これもラフティングだったか。

そのようで。

この辺、確かに景色がいい。

遠くに何か見える。

ここでいう最大手か。モンベル。

モンベルの少し向こうに橋。高知県側最後の駅に行く道だった筈。

山の上に家の集まりが見える。高そうだな。

洞門は外側を通る。

やっぱり高そうである。

川はといえばこの辺り、曲がったり。

流れがあったりしてラフティングには面白そうな場所。

ようやく見えてきた。

やっとここまできたか。大杉からだいたいハーフの距離。

県境を越えると、犬に吠えられる、じゃなくてスクールバスのバス停が目に入る。行政区域の違いを感じる。

洞門。ちなみにさっきのは洞門ではなく隧道になっていた。洞門の先にトンネルがあったからか。こちらは最後まで洞門。

ここもラフティングか。風情ある建物のためよく分からん。

残り4、5キロの筈だがここからが長い。
いい景色だと思っていたが、単調に思える。高知も徳島も違いがよく分からん。
ただまあ歩道はあるな。

少し賑やかになってきた気がする。期待して先を急ぐ。

ようやく目指す大歩危駅。
川を渡る前に、国道沿いのスーパーに入るが麦がない。6キロ先のセブンは無理として、1キロ先の道の駅まで探しに行くかと考える。真面目に頑張ったお陰で時間にはかなり余裕がある。

あっさりと決断し川を渡る。イチバチで駅近くに期待。

駅には、この日の第二ステージの臨時列車がもう停まっている。この直後、スーパーで無事に麦とつまみを購入。かなり腹が減って体力的にもカツカツだった感じ。朝、昨日の呑み過ぎで胃もたれしていてろ何も食べてなかったのが原因だとは思う。

まあ、何はともあれ良かった良かったでゴール。27キロ。

年期の入ったベンチに腰を下ろす。

珍しい麦。いただきます。

特急で来なければ、絶対日帰りでは無理だったが、今回それができた。魔法のアイテム。格安切符よりさらに安く来られた。

臨時列車を待つ。空は青い。

国道沿いを走っただけで、大歩危は実はこの奥の県道沿いが見物なのは分かっているが。
ポイントが見たいだけではなく、その地名があるところを走ってみたいというだけ。
昔単車に乗っていた頃と本質は変わらん。
充分満喫した。無事に走れて良かった。