きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

銚子ぐるり

2015-12-30 16:25:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
初めての第3ターミナルということもあり少し予習していったのが功を奏す。

予約していたバスが出る3分前に着く。ジェットスターは定時より早い到着だったが、結局着いてからが予想通り時間がかかる。何ともまあひやひやさせられる。

バスに乗る。降りやすいように一番前。今日は時間との勝負。この日は以前に「バーゲン」でチケットを取っていたが、まだ24耐の影響で思うように走れない時期。それならとたぶんこの先行かないであろう行ける範囲の一番遠くを走ってみよういろいろ調べていたら、JRでは時間が全然足りない。そんな時に、本当に偶然、この月末までしかやってない社会実験みたいな感じの無料バスの存在を知る。うまく乗れれば、千葉の最東端まで行っても約2時間走る時間ができる。遅れてしまうと1時間。それでも犬吠埼ぐらいは走れるだろう。そう思って準備してきた。結果2時間の権利ゲットである。

最初だけ高速道路。この後、広い一般道と狭い一般道を走り、約2時間。家を出てから6時間になる。

到着。予定より15分遅れ。この15分は痛い。距離にして2キロ。

とりあえず調べておいたコースへ。線路を越えるとすぐに大きな醤油工場。この横を通りまずは「外川」を目指す。

普通に住宅街。まだ脚の感じがぎこちない。最後まで行けるんだろうか。

と、畑が所々に見え始め。

やがて広い広い畑になる。まだ2キロぐらいか。

トライアスロンが行われるらしい。駅にはマラソンの幟も立っていた。

右手に大学が見える。左手は市場。走る先には海。

とりあえず着いた。

海の近くに行こうとしたら、でっかい水たまり。渡れないぐらいの。結構降ったのか。そういえば、ジェットスターで来てお天気だった記憶がないな。

これから走る方。

こちらは見るだけ。銚子マリーナか。

で、目指す岩へ。

全然犬のように見えなかったが。

近くまで来るとなるほどという感じだった。義経の愛犬が岩になったという「犬岩」である。

右手の海に続く道。ざっぷんざっぷんとすごい波。釣りのおっちゃんはそれでも行く。

いかにもという感じの民宿。こういうの逆に今では珍しい気もする。

もう一つの名所「千騎ヶ岩」は、遠くから見たのみ。海に着いてから気持ちが高ぶったのか、海に出ては道に戻りを繰り返して結構時間を食っている。ただでさえ15分遅れ。行きはともかく帰りのバスには確実に乗らないとジェットスターには間に合わない。

これもまた、風情がある外川の港。

港の反対側。こういうとこで昼間からできあがってみたい。

予定では、ここをもう一つ海に向けて大回りするように考えていたが、ショートカットして犬吠埼に向かう。ぼちぼちある筈の外川の駅に向かう県道が見あたらない。

とりあえずという感じで曲がる。上る。狭い路地。

振り返ると海が。観光パンフには、昭和の風情が感じられるとか何とか。確かに。

まっすぐ行くと道が広くなっていた。路地だと思っていたのは県道だった。地図アプリがなければどうなっていたことやら。

さら先に行き、犬吠埼の交差点で踏切をわたる。

景色が違う。銚電は来ない。ここの電車、伊予鉄の電車のいわば再就職先らしいので見てみたい。ちなみに、今伊予鉄を走っているのは京王の電車。

岬が近づく。

岬が見える。

海が見えるとつい道路から外れる。太平洋。

岬の手前、高浜虚子の句碑。さっきの銚電と同様、銚子にある愛媛。

ざっぷんざっぷん。相変わらず見とれる。

灯台へ。

岬の手前の広場からまた海を見る。

遠くには米国。高知と同様、こういうとこで育つとものの考え方とか根本的に変わってきそうな気がする。

肝心の灯台がピンぼけ。

入り口の案内。中には入らない。

まあ十分。

白いポストも。

灯台の左手にある広場。遠くに、これもパスする銚子タワーが見えた。これで十分。

観光地の食べもんはやはり高い。さっきの漁師町のごはんやの方で食べたい。

それでも。

ちょっと高いが、入り口のこのスタンドショップなら、まあ許せるか。昔学生の時に、一度だけ大学の同級生と江ノ島に向かう道の屋台で、昼間から飲んだことがある。飲んべえの女子。当時はそんなにいいとは思わんかったが、今考えるとああいう場所、つき合えるヤツ、いずれも貴重だった。

さて、名残惜しみつつ、もう時間がそんなにない。

予定はまっすぐ行くはずだったが、左に曲がり、一番の短い距離であろうと思われる県道沿いを走ることに。

再び踏切をわたる。

本当に景色が違う。銚電に乗っても良かったか。

県道をしばらく行き、地図アプリで確認していると何かこっちが良さそうに思えて県道から外れ細い道へ。

上って下る。この日、結構なアップダウンと脚の具合で、走っているときの速度はあまり出ていない。

観音駅の横を通過。地図アプリがなかったら真逆に走っていくところだった。危ない。

後から調べると、いい見学場所があったようだが。

踏切のそばに案内板。飯沼観音。さすがにこれは事前に調べてなかった。

ここで少し迷いながら、結局線路の傍へ。後は、銚電が見れたらと思って走っていたら、どんぴしゃりでやってくる。

前も後ろも伊予鉄の電車だった。


銚電は、経営安定させるために結構頑張っていて、煎餅とかこういうつまみとかも作っている。

これは、後日見つけたもの。こういう企業努力も。

これは、この記事アップした後で見つけたもの(31日追加)。

銚子駅から一つ隣の駅。ようやく先が見えてきてぎりぎり大丈夫という感じになってきた。

久しぶりに会った伊予鉄に元気でと告げる。

大きな通りに出る。後はコンビニがあるかどうか。

コンビニは全然見あたらないが、それより利根川の方をのぞいてみたいと思い、駅とは反対方向へ。そんなに時間の余裕はない。

利根川に着く。海の方。

銚子大橋の方。

対岸茨城県の方。

これだけ撮って急いで駅へ・

トイレに行き駅の構内のコンビニで麦を買い、バス停に着いたのがまたしても3分前。

ここまでカツカツなのも珍しい。

また2時間バスに揺られて空港へ。トイレがないしトイレ休憩もないから、麦は控えめに。

ぼうっと外を見る。銚子から東庄、香取(小見川、佐原)、神崎と来て空港へ。

第3ターミナルで慰労。何と地べたとかベンチとかではなくテーブル席で。店に入ったわけではない。フードコートみたいなとこ。安く済ませられるし凄い有り難い。成田ポイントアップ。

で家路に。

しかし、搭乗ゲートくぐってから麦が売ってなくて、結局機内で高い麦を所望。まあこれはこれで良かったが、成田ややポイントダウン。

松山空港ではみきゃんがお出迎え。

呑み足りないのか電車の駅でもう1本。まあ、時間ぎりぎりで帰って来れたから、やや興奮気味だったのかもしれん。

で、今回のルート。立ち止まる時間が長かったから、よく走れたし、臨機応変にルート変更して何とか上手く行った。
なかなか行く機会がないところなので、思い切って行って、見るとこしっかり見て良かった有り難かった。

早いもので、もう3ヶ月になる。

西宇和から東宇和

2015-11-17 22:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
単車で昔走ったときはずいぶん時間が長くかかるなと思った国道378号線。兎に角、直線距離なら大したことはないはずだが、海岸沿いをクネクネと走っているため。立派なリアス式。

駅を出る。店の入れ替わりは激しいが、何とか街おこしに懸命な様子が見て取れる。地方都市の性である。

あっちへ行けば、九州へ。今回は逆の方向へ。いつかは、と思う。

しばらく行くと分岐点。左に行けば近道だが、右の海岸ルートへ。絶妙な所にローソンがあるが、まだ用はない。でもこの先店はそんなにないはずだから少々不安ではある。トイレのことも含めて。

海に出るには、山を越えなければならないようで、これが思ったより勾配があるのできつい。

こんな感じで延々と上る。一歩一歩脚を前に出す。もうすぐ峠。

峠を越え下りに入る。スピードはそれほど出ない。

上ると云うことは、見渡せるということ。海が見えた。

海に近いところというのは、割合どこでも似たような雰囲気を感じる。ここを左へ。右は確か自転車のトライアルコースみたいなのもあって、それはそれで面白いはず。

海です。というより、両側の陸地がこの道の「リアス」さを物語っている気がする。

山の方は、ずっと蜜柑畑が続く。この辺りは愛媛有数の「高級」蜜柑の産地。

直に書く。効果的である。

海が青い。空が青い。良い。

山の方を振り返れば、モノレール。「楽々ラック、モノラック」のCMが懐かしい。小学生の時は、山へ行ってこのレールづたいに上の方へ上っていた。身体が弱いと云いながら、それぐらいの遊びはやってた。

再び上り坂をクリアし、見渡せるところへ。何の養殖だろうか。これもまた絶景。

鎌倉とかとは一寸違う感じの、でも海の街。

漁船が留まり、養殖の筏がある海。人が生活している海岸沿い。

山の上にも小屋がある。山は全部利用するようで。

「人工技」ではなく「人・土・技」か。今回のルートでは他にもいくつか見た。

濃い緑と青のコントラスト。初夏というより夏。

近景。何度も立ち止まり、カメラに納める。

遠景。何度も立ち止まり、カメラに納める。

ねこ、うまいな。人も昔はこんな感じで、暑いときは暑いなりのやり過ごし方で乗り切っていたはずだが。

結構大きな病院といえば病院だが、トイレ借りたり、購買利用したりできるほどではないか。断念。

くじら病院の近くだからくじら島と思ったら、ねずみ島。

これがそう。ほお。

これを見た後、少し上り勾配で山道のような感じになる。

やや高い位置から見ているのが実感できる。佐田岬半島か(しゃんと変換してくれATOK)。

これ赤潮?

すぐ傍は、漁港。

桟橋。

蜜柑を積み出す船用と拝察した。違うか。

港の周辺は、賑わっている。コープもあった。ラッキーと入る。

いつもの奴を買う。カロリー補給は本当にいつもいつもこれである。

道は細いが家が多いのは、古くからの街である証拠だろう。

街を抜ける。展望が開ける。

あの島は、どの辺の島かと思いつつ進む。

再び、街。この辺りにも店があった。まだまだ活力が残っている証拠だと思う。

街を抜ける。道が狭くなる。

上り勾配。交通量が多い感じではなくなる。でも国道。四国の国道。

上るのはしんどいが、しんどいだけの景色は得られる。

夏の日。否。夏の陽。

おやもっと道が狭くなった。

で雰囲気的に、峠かなと思ったら。

そのとおりであった。

市を跨いで、やや景色が変わる。道が広くなる。

とはいえ、元々はここも西宇和だった。平成の大合併で東宇和に移ったのだが。

人の流れとか結びつきとかそういうのを考えると、ということなんだろうな。

これも見事な丸い島。

と思ったら、奥に細長く伸びている。こちらの方がくじらっぽい。

手前は町工場。何を造っているんだろう。休日だが煙がもくもくと。

家がぽつんぽつん。

直線距離なら近いはずだが。本当に。

小さな船が通り過ぎる。

当たり前のように海が目の前にあるという生活。

漁船の群れ。当たり前のように生活がある海。

トンネルに入る。街へ。

これは海に出るんだろうか。

道の駅やら、大きなコープやら。コープに入って補給を考えるが、気乗りせず止め。

で左へ。残りは10キロ余りぐらいか。

楽勝と思っていたら甘かった。東宇和は大野ヶ原のような四国の尾根みたいな山もあるが盆地が中心(宇和米が有名)。ということは上る上る。

まだこんなもんなのに既にしんどい。水分が急に気になる。コープで買っとけばよかったか。

と思っていたところで、想定外の救いの水。

確認。

今までこういうのを何度か見てきたが、飲んだのは初めてである。頭にも被った。気温が上昇していたらしい。結構バテていたが、これで気持ちが随分変わった。

結構高い。これまで以上に高い。

できるだけ日陰に入るようにしながら走る。季節は違うが、初めて走ったウルトラ(丹後歴史街道ウルトラの60キロの部)の時のことを思い出す。

ここまで気持ちを切らさずに頑張ったる距離はそうでもない。5キロぐらいか。標高も確認していないが、結構上ったはず。ようやく安堵。

昔は郡境のトンネル。

トンネルを抜けると、田園が広がる。米どころ。

とにかく広い。トンネルからあまり下ってはいないのにこの風景。

雑貨屋さん。まだこういう感じで残っていると嬉しくもある。

ここは典型的な盆地なので、朝晩はかなり冷える。反面日中はくんっと気温が上がる。10年ぐらい前まで、ここで仕事をしていたからよく分かる。

市街地に近付いてくる。コンビニないかなとそればかり。

国道に入り、最初のコンビニで補給。直後、職場の方に会う。目的地は同じ。

そうか。いつかは、って、どうやって。思いながら国道を右へ。目的地に到着。ここまで40キロはなかったが、結構アップダウンがあって、というより最後のアップでかなりやられた。

用務を終え、バス乗り場へ向かう。見えるのはJRの線路。

日が傾く。以前いた職場。あの頃は走るなんて考えても見なかった。途中からとはいえ、こうやってここへ来れたというのも我ながらびっくりである。

高知往還の記録

2015-11-05 21:42:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
高知というのは、愛媛から近いようで遠い気もする。

今回、高速バスの「早割」サービスに乗っかる形で行ってみることにした。元々は研修みたいなのに合わせて行くつもりだったが、やはり時間のこととかいろいろあって研修の方をパスして走ることに(最近研究会の参加率が低下しているかも)。

奈半利という 高知東部の街まで2回に分けて行った。高知市街からだいたい50キロ余り。1回で行けなかったのは、高速バスの時間の関係。もう1時間か2時間余裕があれば一度で行ける距離かもしれないが、1回の交通費がかなり安く付いたので分ける、という発想ができた。

1回目の行きも利用した土佐黒潮鉄道なはり線車内。車中心の社会になっても、鉄道があるないで随分生活のしやすさは違うはず。

なはり線は後免でJRにそのままはいる。高知駅まで帰る。

えらいでっかいマンションのような気がしたので撮った。これは2回目の高知。この日もそんなに天気は良くなかった。

高知駅には高知らしいオブジェがある。坂本龍馬もあるが。

バス待ち。

満天、青空レストラン、という文字に惹かれ購入。

帰りのバス。よく頑張ったということでいつもより高いのを。奈半利駅近くのローソンではポンタを使ったが、高知駅はセブンが入っていたので、セブン限定で。

太平洋に近いというだけで、何か違うんよ、ねえ。

市駅に戻ると、何となくホッとする。この後市駅前のセブンでもう一缶。

ちなみに、1回目は雨に降られたり小雨に降られたりという感じ。局地的な豪雨には会わなかったので良し。
高知でいろいろ考えることができた。
これも立派な研修ではある、としよう。

高知番外編 ~ ぶらぶらと後免まで

2015-11-03 22:42:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
高知東部走破のためには、時間の関係で後免までワープしたかったが、JR等の時間が合わず結局走った。それはそれで面白かった。

インター傍のバスターミナルを降り、すぐに走り始める。
川を渡る。

道路はえらく混雑している。

高知は愛媛よりも古い車がよく走っている、という印象がある。昭和のセダンとかもよく見かけた。これいい意味で。

南に2キロ程走り、「とでん」の電車通りへ。まだ電車の時間まで少しあるので、行けるとこまで行ってみることに。

川を渡る。

橋の向こう、わずかの区間だが、道路と電車の線路が一時的に離れる。どきどきしつつ、もう少し行く。

再び合流。不安のためか、ペースがキロ5分半ぐらい(推定)になっている。道路の右は電車が来たら確実に接触する。それぐらい狭い。

安芸まで37キロ。そうか。行ければ問題ないんだがどうしても時間制限がなあ。

これは途中までしか行かない電車だから、パスして構わない。事前にリサーチしたのはこの後の奴。もう一駅とペースを上げる。この時の靴はサロマレーサー。やはり頼りになる。

とりあえず、ここでOKとする。よく走った。当初予定の倍ぐらい。

電車が来る。乗り場が分からず、手を振ると、こっちこっちと運転手さん。

実は「とでん」初体験。別に「てっちゃん」ではないが、電車、いいわあ。

で、高知走りのまとめ。
前の回は、薊野(アゾウノ)から後免と、安芸から奈半利まで。
この日は、後免から安芸まで。で、高知東部の半分までは達成。
高速バスの「早割」で実現できた今回の高知東部走り。行くことはかなり難しいと思っていたが、行くことができた。
奈半利から向こうは路線バスを使いながらということになるのだろうが、それでも高速バスで日帰りでは難しい。まあ何時かはと思ってはいるけど。

ピースを埋める ~ 安芸の手前まで

2015-10-26 18:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
前回同様、御免からスタートする(後免までは別の機会に)。

都電もとい土電の御免駅。ローソンと直結。

ごめんなはりの高架を見ながら進む。相変わらずの曇天。

路肩はそれほど広くない。右側を走る。

高架をくぐる。地図を確認する。右に行けば高知龍馬空港。何でもかんでも龍馬の県。愛媛も坊ちゃん空港にするか。何でもかんでも坊ちゃんの県だから。

古そうな建物と「オアシス」の看板が絶妙。

徳島のうだつ、とは違うんだろうか。

さらに進む。「のいち」の街。左に行けばあんぱんまんミュージアム。あんぱんまんは高知だけではなくもはや四国の共有物になっている感があるな。

50円。いいんだろうか。

大きな道路に出た。国道。ここまで来れば後は一本道。大きな道路は単調だが安心感はある。

絵金蔵ってなにやら有名らしい。まだ調べていない。

幟が立つ。反対側はごめんなはり線高架。この辺りは車でよく来ていた頃の景色が頭に残っている。

高架の向こう、遠くに見えるのは何だ銅像らしきもの。

無人島長平、これもまだ調べていない。

反対側にも何やら碑がある。にしても、ばてるのが早い。

ローソンに入る。

珍しく小豆を選ぶ。食べながら走っていると、食べ切る前にもうぽたぽた。あっという間に溶けた。

占いの家。何となくマッチしている。さっきのオアシスと同様、稼働しているかどうかは怪しい。稼働していたらもっと怪しい。

ここは確か和菓子屋さん。

その脇のトンネル。歩行者用。

越えると少し上って、こういうのに当たる。ビアガーデンか。

遠くに海。

さっき分かれた自動車専用道と再び合流。昔はこの道はなかったからな。

淡々と国道を進む。この辺りの風景も覚えている。かれこれこちらにドライブに来なくなって15年ぐらいか。久々。

ビニルハウス。

歓迎を受ける。この辺り、小さい村や町が多い。合併しまくった愛媛とは違う。

この先のローソンで再び補給。この缶を選ぶ辺りが余裕のなさを表している。

小さくて見えにくいが、もう安芸市。ここからが長かった。こちらは合併の関係で広い。

これは潰れた飲み屋ではなく左のポスター「たっすいがはいかん」が面白くて撮影。

旧車。高知ではよく見た。これは動くか動かんか分からんが、立派に動いているのもある。

橋。

津波注意。この看板で外海に近いところを走っていることを実感する。

局番一桁。老舗。

アイスクリンが出ている。この辺り実は強烈な上り坂。ペースが一気に落ちる。

でも景色はいい。

海岸線を臨む。

しばらく海の近く。

遠くにざっぷんざっぷん。

近くにざっぷんざっぷん。

何か謂われがあるのだろうか。

あいすくりん。本当に買いそうになる。

もうすぐだがと思いつつ。

ゴールではなくここ。ここ思っていたより遠いわ。

国虎うどんという独特の麺と出汁のうどん。ここまで食べに来ていたなあ。高速降りてからが遠かったなあ。

ナスって、あのナスらしいが。

でもう一回、地域限定の看板。撮影し損なっていたから、最後の最後にやっとあう。

最後の最後にということは、そう球場前。手前のローソンに飛び込む。

ごめんなはり線。走破。乾杯。

店に入ったとたんに激しいスコールに遭う。雨が程なくして上がる。駅のホームへ。

安芸の港町が見える。ピースが埋まる。

S市にて

2015-10-22 22:44:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
今年になって、仕事のついでとかプライベートの所用とかで訪れること数回。実家からもそんなに遠くはないが、案外面白い。

S市といえば「だんじり」である。

儂にとって馴染みがあるのは、この登道から駅前の界隈。
小学生の頃、スクリーニングに引っかかったのか、ここにある耳鼻科に「鼓膜の動きを改善する治療」を受けに、バスで2年ぐらい通った。週3回ぐらいだったか。
結局改善しなかった(今、その筋の勉強していて思うのは治るのは難しいだろうということ先天性のものだから)が、治療継続をするかしないかを決める聴力測定は勘で押し、見事クリア。でも今考えるととんでもない閾値がでていた(0dBとか-5dBとか)。でも、ドクターがOK出したから。2年ぐらいで病院通いは終わった。

あの耳鼻科のあたりはこんな風になっていた。

以前から、という感じの店がたくさんある。

商店街は、前はもっと活気があったように思うが。

駅前の大きな道路は最近できたのだろう。ビジネスホテルが安い。飲み屋も。

ここにある、とある高校に行きたかった。が点数が微妙に足りなかった。
ここに行けなかったことは、大袈裟にきこえるかもしれないが、多分自分の原点の1つになっている。地元の高校入って部活やったのは何となくいわれるがままに(誰にって感じだが)がきっかけだが、こちらにきていればそれは絶対なかっただろうなと感じたから逆に続けたというのもある。中学の時にさして強くもなく、先もそんなに強くなるわけでもないのに、何で続けたのだろうと自分でも思うがそれはそういうことだろう。
淡々とした3年間を過ごしながら、でも自分の行きたいとこ(大学)には拘った。ここに来ていれば逆にそこまで一年余分にかかってまでとは絶対に思わなかったはず。
いろいろなことに気付き立ち止まることもなかったかもしれない。それは確かに思う訳で。

で、ここから帰る時はJRでもバスでもOKだが。

駅前から少し遠いこのスーパーで麦を買って。

駅前のベンチで、そんなことを考えながら呑む。

さらに呑む。と、この日は、バスにして珍しく帰りに実家に立ち寄った。

何か、思い出したのかもしれない。何となくなんだが。

奈半利へ

2015-10-14 20:20:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
JRバスの早割の恩恵に与る。かねがね行ってみたいと思っていた高知東部。今年、高知東部博というのがあるらしいが、それとは関係ない。

高速バスの到着時間がわずかにJRにかみ合わず、まずはここから後免というところまで走る。

バスが来た道を少し戻り、程なくして東へ。

遠くに見える高速道路が気になったか。自転車の人は関係ない。いつもと違う道を走っている時は、何かしら引っかかるものがいつもとは違うようで、後で考えれば何でこんなところで立ち止まったのかと思うことがしばしばある。

狭い道に入る。

大きな川に出る。下調べでは、最短ルートではないがバイパスを走るのも何だかなあなので、このまま川の方へ。ただ、次の電車の時間は決まっている。気は抜けない。

振り返る。遠くにバイパスが見える。空は曇天。

川を渡る。

広い道の歩道を走る。周りは田圃。

まっすぐ走っている筈なのに突然道が狭くなる。やや古くからの街か。

再び道が広くなり、大きな交差点を越えると、まっすぐ行けるはずの道が、こんなに狭くなる。この先行き止まりになったら時間オーバー。ドキドキしながらまっすぐ行く。

くねっと右に曲がってから道が広くなった。坂道。

坂を下り、先を急ぐ。駅はもうすぐの筈。

最後の最後まで道に迷いつつ一旦ゴール。ここまで約9キロ。ここまでを別項にしても良かったか。何でもないような道だが充分面白い。

ここからは「ごめんなはり線」でワープ。

Tシャツを換え、ホームに降りる。まだ3分ぐらいはあるが、切符買うのとかもいれるとこれぐらいでカツカツだろう。

あれか?

ちなみにここまで。以前のタイガースのキャンプ地。

約40分。思ったより距離があるな。

ここから再スタート。予定ではだいたいハーフぐらい走ればいい筈。

この線の駅はほとんどが高い位置にある。駅を降りる。

国道に入り安芸市内へ。

市内から少し寄り道。北へ。

道が狭い。その狭いところに古い家、古くからの家並み。

で、まだかなと思いつつ走っていたら見えた。

野良時計。ヨメさんと来たことがある懐かしの場所。いろんなことが落ち着いたら改めて来てみたいなあ。

で市内に戻る。行きに気になっていた線路沿いの喫茶店。まんまる。

でっかい家が売りに出されている。そういう街でもある。

これも懐かしのホテルタマイ。タイガース御用達でもある。

こういうのを見ると、外海が近いことがよく分かる。

この辺りは、国道から海が近い。

ごめんなはり線の線路。昔ヨメさんと来たときは、走っていなくて、これこのまま使われないんじゃないかと思っていたが。

高知は、ローソンが強いわけではないのだろうが。こういう店の出し方、聞いたことがある。一つは地元のフランチャイズとかオーナー店でもう一つが本社直営。売り上げがいいと、本社がそういうことをするらしい。

この辺りは高架ではない。海の近くの踏切。

ここでどうしてシャッターを押したのかが今となっては分からないが、こういう何のひねりもないところが割と引っかかったりするのは確か。

線路の横を走る。

ここ久々に通るな。道の真ん中に大きな木。まだまだ安芸まで遠いなと感じる瞬間。

で、ここからはおすすめに従って旧道の方へ、というより昔はこちらがメインルート。

石垣の具合が、かなり昔っぽい。

でトンネルを横目に海の方へ。

海の近くへ。

小さな港である。

で港を後にすると、予定外の上り坂。一歩一歩。新道も同じぐらいの勾配はあっただろう。

でも坂を上るということは、いい景色に会えることでもある。

太平洋。

その直後にこういうのも見つける。店か何かか。

ちょっと風情があった辺りから、徐々に普通の道へ。これは悪い意味でなく。

でも、こういうふうにざっぱんざっぱんはいい。

普通の道のすぐ近くにあるのがまたいい。

山でよく見かける道路へのペインティング。33号とか32号とか。

室戸までは32キロ。行けなくはない気もするが、なあ。徳島までは24時間かかって、さて果たして行けるだろうか。

営業しているのかどうか分からんかった、が綺麗。

ようやくここで市町境越え。安田町へ。少し目処がたったか。

こちらも営業しているのかどうか分からんかった。フルではないにしても、少しばかり残っていたから、やっているのだろう。高知ならではの野菜の数々。

再び海の近く。何となく記憶がある。

で、ざっぱんざっぱん。

そうそう、ここから左に曲がると馬路村。あの「ごっくん」の産地。今はなくなってしまったがここのマラソンに出たこともあった。朝早くから単車でやってきたが、民泊しても面白かったかもしれんなあと今になって思う。

この分岐を過ぎるともうすぐの筈、と馬路村のある方を見ながら川を渡る。

相も変わらず太平洋はすぐ傍にある。何枚こういう写真を撮っているのか。でも飽きていないということなのだろう。

と突然、国道沿いにあった工場のような建物。アイス屋さんか。高知は別に有名なのがあったか。名前は忘れたが。

ようやく奈半利の街に近付いて来た気がする。

と思ったらまだ手前の田野駅。この駅豪華やなあ。

さらに先を行く。高架をくぐる。

二十三士の墓。まだ調べていない。

再び川を渡る。この辺りが一番きつい。体力的にも気持ちの上でも。

やっと奈半利町。もうすぐ。

さてもう一息と思ったら、突然駅の表示が。よくある小説の終わり方のようで。
近くのローソンに入り、着替えてポンタ麦をゲット。

奈半利駅へ。もう帰りの電車が止まっている。ここはごめんなはり線の終着駅。

この駅も豪華な作り。ちなみに駅裏にはマルナカが。ここで安い麦を買ってもよかったかな。

切符を買い、電車に乗る。ここはごめんなはり線の始発駅。席が選べる座れるうれしい。

やっぱりここは終着駅か。

出発前だが、早速空ける、否開ける。

この日はサロマレーサー。計30キロ余り、特に大きなトラブルなく完走。ペースもそこそこ維持できるし、旅ランはこれに限る。

呉からマツダスタジアムを目指す

2015-10-08 20:11:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
東京ドーム行きは叶わす、でしたな。
で、カープの状態が今よりも良くなかった4ヶ月以上も前のこと。以下記録。

前日呑み過ぎた割には朝はちゃんと4時に起きた。
久々に明るくなる前に犬たちと散歩。自転車と電車を乗り継ぎ港へ。

フェリーでJAF割を効かせる。安い。

電車から港へは小走りで行くが、充分時間はカツカツ。

船内で仮眠。起きると今日のルートを検討。能美島経由も考えたが、スタジアムで待ち合わせしていることもあり、今日は素直に31号線を進むことに。

その31号線がなかなか見つからず、1キロぐらいうろうろする。いつもの方向音痴。
呉の港は、安く付くので単車に乗っている時からよく利用していたが、それは反対側の「阿賀」の港。こちらの港は単車では来たことがないはずで、単車なしでも去年に続いてまだ2回目か。

山側、は違うよなあと思い、海側へ。

橋を渡る。

ようやく目指す31号線。
]
程なくして右折し、トンネルへ。単車の頃は、呉から広島に研修とか研究会に、広島から先にツーリングとかによく利用していた。道の雰囲気は残念ながらもう記憶にない。

トンネルを過ぎて街を過ぎ、やや上り坂に。

海は近い。線路も近い。

またトンネル。

海の近くに出た。
]
向かい側が能美島か。あっちも楽しそうだが、こっちは前日の酒がまだ残っていてしんどい。こっちぐらいの淡々とした道で充分。

広島、やなあ。紅葉饅頭か。

呉ポートピアって潰れたはずだが。

広島や、なあ。牡蠣の殻か。

海にこうやってせり出している道路っていうか橋もそこそこあって。これは、割と山が海に迫っていて、それでいて家が多いというかそういう理由からだと思われる。

小さな港。

31号は残り12キロだが。

広島市内までは20キロ。分かってはいたが疲れる。

牡蠣の養殖か?

で呉ポートピア。公園みたいになっていた。JRの駅名はそのまま。
]
さらに進む。海の傍を走る。ペースは上がらない。

広島やな、あ。補給に入る。

走り始めて約1時間と少し。いつものヤツ。

橋を渡る。ん、と思って引き返す。

貴重な昭和64年。

再び海にせり出している橋。高速とかじゃなく、普通の道。ループ橋。

やはり山は直ぐ近くにあって。

面白そうな道もあるが。

振り返れば砂浜。結構人がいた。

家があるところはこんな感じで。

こっちは熊野の方に行くらしい。

海側も、漁港がそこそこあって。

広島に近づいていながら、案外長閑な景色が続く。

ぼちぼち市内かなと思うが相変わらず。

国道を離れ、川を渡る。暑い。

これはちょっと日本語が怪しい気がするがどうなんだろうか。

あらら、市内を抜けてしまったか。

見覚えがあるビル。職場の旅行で見学に来た。そうかここだったか。

広島高速をくぐる。もう少し。

お、見えた。

呉から約25キロと少し。そんなに大したキョリではないはずだが、えらい疲れた。この後はもういつものパターン。少し前に記した通り。

呉から阿賀に行くフェリーがあった頃、単車では何度か走ったことがあるルート。割合単調なルートのように感じていたが、ランで行くと結構アップダウンがあって面白い感じだった。多分、この区間はまた行くと思うので、次は向かいに見えた島の中を走ってみるかな、と思う。

おまけ ~三木までと三木からと

2015-09-25 18:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
《三木まで》
走ってはないが、おまけで三木までの往還記。

5年前と同じく連絡バス経由で東予港発のオレンジフェリー乗船。

但し、前回は2等、今回は2等寝台。夜行バスは市内のど真ん中で解放してくれるので便利は良いが、フェリーはなんと云っても横になって寝られる。

南港着。下船ピークが過ぎてからややゆっくり目に船を下りる。

連絡橋を歩く。

ニュートラムで地下鉄の駅へ。

すいている。やれやれ。

で九条で乗り換え。実はこの辺記憶が曖昧。酔っているからではなくて乗り慣れてないからである。

阪神の駅を見つけると緊張が緩んだのか腹が減る。この先のセブンでドーナツを買う。

九条から尼崎までは各駅停車。面白い駅名が多い。尼崎では、待っている電車に乗らずに食うところを探す。そこそこ大きな駅の筈だと思って一旦改札の方に向かうが何にもない。

とりあえずトイレに行くかと反対側に出ると、買うところ食うところがあってほっとする。

迷った末に、蕎麦へ。関西風より関東風が好きなのだが。

皆さん、おにぎりがセットになって天ぷらが載っかったモーニングセットみたいなのを注文している。370円。儂は天かす付きのかけで230円。値段は東京より優秀である。

ホームに出る。尼崎。親戚が昔いたところ。

特急に乗る。運良く座れる。麦ではなくて豆なのが残念。

新開地で降り、神鉄のホームに移動。目指す電車を見つける。ほっとして売店でチキンカツサンドを買う。写真なし。電車に乗って食う。食い終わる頃に出発する。行き先は「しめじ」と読む。

駅に着いたのはバスが出る30分前。5年前と同じである。

5年前と同じ緑が丘の駅。

5年前と同じように、駅のロータリーの反対側にあるコンビニで、これも5年前と同じようにパスタを食う。そして5年前と同じように紙ナプキンはもらえず。

コンビニ前で食う。朝御飯、結構食ったな。

《三木から》
神戸M君の好意に甘え、舞子に向かう。この後、M君は、Uターンする形で「しあわせの村」へ。すんません。舞子と三木は直線距離ならそう離れていなさそうだが、一直線の道路がないから、三宮に行くのとそう手間は変わらないような感じで言っていた。三宮から舞子はバスで約30分。少しでもバスの時間を短くするならギリギリで乗りたいということで無理をお願いした。儂はこれでも人様にはあまり無理をお願いしたりすることはしないように心がけているのだが(相手のことを考えるとお願いした方が逆にいい場合もあってなかなか難しいのだが)、M君レベルになると、すまんね、と言う感じで甘えてしまう。ありがとう。

舞子に付き、指示されたスーパーで麦を買い、バス乗り場へ。長い長いエスカレーター。5年前は三宮で途方に暮れていた。4年前は2時間ぐらい、近くの公園で時間を潰した。今回はタイミング良く帰れる。予約をはていなかったのでバス会社に確認すると、JRバスの方は残席が2で微妙だったので、伊予鉄にする。

昨日もらった弁当をつまみにバス待ちで。寝たらいかんと我慢しつつ。

目の前の景色を堪能しつつ。有り難いなあ。

バスは、一番前が空いていた。隣席を気にすることなくいただく。ラッキーであった。

途中の吉野川サービスエリアにて。ここから約1時間余り。

西日がきついがもともと日差しを気にするタイプではないから。見晴らしがよかった。最後までラッキーだった。

この先どこかでしっぺ返しがきそうなぐらい良い想いした三木往還の記録。左足首と右脚付け根が痛い。

御褒美神戸セカンドステージ

2015-09-16 19:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
帰りの飛行機の時刻を必ず守ることと「六甲」を走ることを両立させるためには、技術が必要である、ということで。

三宮から電車に乗る。時間を金で買う。社会人ならではの「技」である。

降りた駅はバスが来ている。一列のエスカレータで気をもむ。何とかバスに乗るが気分的に余裕が全くない。

ケーブルカーの駅に運んでもらう。4百円で30分程の時間を買う計算になる。

ギリギリではあったが、運が良かった。ゆとりができると周りが見える。外国人も多いなあ。

初めて乗る。単車に乗っていた頃はこういうの考えられんかったな。

ホンモノのケーブルカー。子供のようにはしゃぐ(あくまで心の中で)。

結構な斜面を登る。ムスコ氏ムスメ氏多分感動すると思うぞ。

六甲の山を突っ切り山上駅へ。

結構な人出。びっくりした。ここからが勝負である。

結構高いところまで登ってきたというのが分かる。自力ではないが。

しばらくは、上りが続く。今回、コースを考える際にどちら周りで行くかを検討した結果、山上駅の方が、神鉄より高かったのでこの周り方にした。逆が本当は良かったのだが、何百メートルも登るとなると、時間の見当が付かない。下るならイチバチで5分半ほどのペース走には切り替えることはできるから(5分半というのは結局サブフォーペースだから自分の走力が分かってきた証拠である)。

この辺りは別荘地のようである。酒屋は貴重。潰れずに続く必要がある。

ようやく下る。目指す分岐にたどり着く。まだ1キロだが、先のファーストステージと合わせ消耗している。ここから下りとはいえそこそこにかつかつな距離(意味分からんし)。きついながらもペースを上げ気味に進む。

電気自動車?単車も置いてあった。趣味のお店、いいなあと思う。

表六甲。単車に乗っている時に走ったことがあるはずだが。

神戸の街が見える。まだまだ結構高いところにいる。

そうか牛ではなく羊かと思う。そうか1.5キロかと牧場を目指す。

結構大きな牧場である。この分岐は微妙に迷った。船で下調べしてなかったら間違えてたかもしれん。

西六甲は展望が開けるところもあるが、そうでないところもある。こういう感じのところは気持ちが落ち着く。

時間に制約があるので結構なペースでとぱす。下っているがどれぐらいなのかはよく分からない。

木洩れ日。

灘区から北区に入ったらしい。

山の向こう、小さな家がぽつんと見えた。写っていないが。

この道は、こういう感じでカーブの数が書いてあって、とりあえずゼロを目指して走った。モチベーションを維持するのによかった。ちなみに六甲のケーブルカーの駅は80ぐらいだったかそれとも90だったか。ようやく半分過ぎてホッとした感じになったのだろう。

脇道も幾つかある。時間も気力もいっぱいいっぱいなのでパスしたが、興味はある。

こういう感じ。わざわざ入っていく感じではないが、興味はある。

○○道、という名前が付いているというのも何かしら由来がありそうで、興味がある。

思ったより早く着く。相当飛ばしている。しかし、気分には余裕がなく、残り1キロに気を奪われて「再度公園」をスルーしていしまう。

この道を下りて三宮に行っても時間的には充分だったのだが、そういうことを考えつかなかった(当然予習不足)。勿体ないことをしたと後で思った。

当初の予定だった国道に出る。ここから神鉄の駅に出て電車に乗るのが当初の予定だったが。

小部峠。ここで10分ぐらい地図を見ながら迷う。道に、ではなくどうするか、で。迷いながら持ってきたゼリーで補給。

結局、予定の駅を止めて国道を下り始める。長田の方へ行って神戸M君の「友達」の「鉄人」に会うのも面白いか。そこまでの余裕はないか。

単車ならここから乗ることになるわけで。

山麓パイパス。記憶にないが単車で一度ぐらいは走ったことがあるはず。ずっとトンネルだったか。

えらい山道に入った気分。さっきの「街」の感じが続くとばかり思っていたので意外。

ようやく麓まで下りてきた感。

結局、長田には行かず、平野、というところで三宮方面に向きを変える。

桜だ桜。

水の科学博物館前。きれいだな。

三宮に近づいているはずだが割と閑静。

この辺で曲がる。

結構バテている。さっきの平野当たりからキロ7分ぐらいになった感じか。六甲は恐らく下り坂もあって5分半切っていたはず。

教会の隣に又桜。ここでまた曲がる。

多分、この先が北野というところだろう。

人通りが多くなってきた。ここでまた曲がる。

生田神社の桜。

同じく。

観光客、多かったです。自分もその一人ですが。

で三宮駅到着。思わず入りそうになりますが。いいな角打ち。

とりあえず、予定より沢山走れた。良し。

ポートライナーに乗車。子供みたいに一番後ろの席。

神戸、よかったなあ。

ファーストステージで走った道もあっという間。

神戸空港駅、到着。

ベイシャトルの乗り場はここからは歩いてすぐ。

行きにはあったはずのデイリーストアーがなくなっていた。びっくり。今日は3月の末日だから契約が今日までだったんだろうか。でも神戸空港が近いので、それほどは困らんかもなと思う。

そんなに利用者が多いのかとびっくり。

また来たいなと思った。

船の上、これもまた良い。行きは呑めなかったが、ルート検索とかの時間に充てることができたし。やはり単車の時代からはちょっと考えつかないランになった。

割引を上手く使えば、又来ることはそんなに難しくないはずだが。

でも次に来る予定だった5月某日は疲れていたのか気分が乗らなかったのか、結局ピーチの往復を無駄にしてしまった。
来れるときに来ないと案外、次、っていうのはなかなかなのかもしれない。
思い切って来ておいて良かった。

御褒美神戸ファーストステージ

2015-09-15 19:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
時はもう半年近く前。

いつものピーチで到着した後、第一ターミナルまで行くのに手間取り、ターミナル内の発券場を見つけるのに手間取る。

ようやく見つける。日帰り往復をクレジットで買うのにまた時間がかかる。時刻を見るとバスは1分前に出ている。次のバスまで1時間。こりゃいかんどうするかと思っていたら、バスが遅れ気味でまだ間に合うとのこと。

片道料金に少し足しただけで往復乗れる。有り難い。

バス乗り場まで走り着いたとたんにバスが着く。バスに乗り船に乗る。

船には結構な人がいた。三十分ぐらいで着く。神戸が見える。

神戸空港がある島から出発。道が広い人がいない。

橋に入る。天気は悪くない。

沢山のクレーンは造船所を思わせる。神戸のは違うんだろうな。ここはモノが集まり行き来するところである。

島に入る。道が広くて向こう側に渡るのにも一苦労である。

どうぶつ王国、とある。こんなところに、ほお。

日陰はまだひんやりしている。ポートライナーを目印に走る。

どうぶつ王国の近くには「理研」もある。大きな建物がぼっこんぼっこん。

コンビニとかもあるが何せ少ない。昼時前だったからか道端でお弁当を売っている方がちらほら。傍に軽バンが停めてある。島の外から売りに来るのかなと思ったりする。

そのコンビニは何故かというぐらいヤマザキが多い。

ポートライナーを離れ、場所が今一つ分かりにくくなる。

手前の車は中古車販売店のものらしい(本当かどうか分からんが)。車の向こうには大学のキャンパス。

こちらも大学のキャンパス。月見山だけではなかったんか。

橋に行く道が分からなくなり、ベビーカーを押しているお母さんに道を尋ねる。丁寧に教えてくださる。有り難い。教えられた通りにまっすぐ行ってみる。

階段を上がり無事橋に着く。

おお神戸。いわゆる神戸。

でえっちらおっちらと進む。

今日はこっち方面に行くか。

それともこっち方面か。何となく答えは決めてはいるのだが、時間制限との兼ね合いで変更もある。でもまあ、船に予定通り乗れたから何とかなるのではと思っているが。

ポートライナーの傍。橋を下りる。

久々に三宮。さて。

ここからどうするか。時間制限対策で、珍しくここからワープ。
以下、第二幕へ。

SAWARAにて

2015-06-30 20:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
北関東までいかんか東関東か。古くからの街である。

小野川というのか。

この辺りかと思い道を一本外すととたんにこういう感じになった。

JRの踏切を越える。

とことこうろうろと走り始める。観光客が多い。

新しい家もちらちら見受けられるが。

川というか水路というか、その両側の街並みは基本よく保存されていると思う。

保存されているというだけでなくちゃんと機能している。ウチの県で言えば内子。ちょっとスケールが小さくなるが卯之町も、か。

大きな倉である。酒か醤油か。

提灯がいい。

中村屋さんは何を売っているんだろうか。

川から少し離れる。団体がぞろぞろと目の前を過ぎる。

これは観光パンフにも載っていた銀行跡だったか。

古いモノを残すのは、大変である。新しくした方が手間もかからんだろうに。

住んでる人にとっては、生活しながら共存していくというか。

訪れる人にとっては、生活から少し離れてしばし和ませてもらうというか。それでもテーマパークとは違うわけで。

駅舎も良い感じである。

有り難く水郷佐原を満喫させていただいた。

ゼロ番ホームへ高校生が掛けていく。生活に近くなる。

今回のように目的地で観光ランというのは珍しい方ではないか。

もともと何が有名とか特になくても良いわけで、そういうところを走ること自体が目的になることは多い。これは単車に乗っている時から変わっていない。
走っていくには、泊付けないと難しいかもしれないが、JRでこの先の犬吠埼の近くの街まで行ってみるのもいいかと思ったりもした。

かれこれ4ヶ月経った、なあ。

雨季だから

2015-06-27 19:54:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
四国山脈隔てると全く違う。

仕方がない。ずっと降られたが、これぐらいなら降ったうちには入らん。非防水のスマホ気にするでもなし、マシな方だと思う。

太平洋は本当にすぐ傍にある。

瀬戸内海見て育った儂にしてみれば、こういう環境がベースにあると何かが違ってくるんだろうなと思う。

今日は、あまり降らないという前提で、いわば「小説の結論を先に見た」ようなラン。
雨季だから、なあ。

当然まだ、やり残しがある。
詳細の報告は、忘れた頃に、かなと。

マツダスタジアム堪能記

2015-06-21 14:18:36 | 遠くへ~少しだけ非日常
その野球好きオヤジ。

早いもので約1ヶ月前の話になる。

いやあ、マツダスタジアム、面白かった。

ネットで見て気になっていた「赤いローソン」にも行った。すんごい「赤い」人だらけだった。

店の中も真っ赤だった。

レジの順番待ちで10分ぐらいかかり、買った麦が温くなりそうで気になった。

儂はここで、赤と青の麦を買ってムスコを待った。で、スタジアムの中にはいるともう満員。席があるにはあったが、通路に座り込んで見た方が気が楽だわと意見が一致し、近況報告をしながら野球観戦となった。

もうこんな感じで。一万五千円入れていた封筒が空になっていた(さすがに翌日愕然としたが)。麦700円で、何杯呑んだかを考えるとだいたい計算が合うので文句は言えんが。もう少しセーブせんと。

この日のピッチャーは済美高出身の福井。でもこの日の福井は悪いときの福井。リリーフ陣も今一つで結構リードがあったのに、いつの間にかひっくり返されていた。

でもエルドレッドのホームランはボールがスタンドインする瞬間をライブで見た。大興奮。

祭りの後、みんなJRの駅に向かう。試合は面白かったが、負けは負け。何ともまあ、である。カープ女子、確かに多い。

ムスコに見送られ、JRで呉に移動。よく降り間違えんかったもんだ。

行きと違ってスーパージェット。時間は半分。料金は倍以上。まあ、これは仕方のないことで。呉まで戻ったから、広島から乗るよりは安く付いているし。

乗り込んだ後ホッとしたのか。

到着後は呑みすぎて電車の乗り継ぎに遅れ、帰宅は予定より30分以上遅れる。

これが翌日のピーチ断念に影響したかも。
それでも面白かった。

今日は、30キロ。国道を淡々と何も考えずに走る。3時間半かからずに帰宅する。最初の1時間はキロ7分半ぐらいだったが、残りはキロ6分半ぐらいでテンポは悪くなかった。こういう走り方ができれば、出先でもそれほど慌てることなく旅ランが堪能できるのだが。

ちなみに、マツダに行った日は約25キロ余りを今日ぐらいの時間で走っている。この日のことはまた別の機会に。

SAWARAへ

2015-06-09 22:41:15 | 遠くへ~少しだけ非日常
春と呼ぶにはまだ寒い。

LCCの恩恵に与り、気分転換に。

成田の警備はいつもながら物々しい。もう「普通」の空港になったとニュースで言っていたが、このゲートも無くなるのだろうか。

空港近くのホテル。周りは本当に何もない。

何もないところに親近感を覚える。

何かの表示。横断道か縦貫道か道路ができるとかそういうのだったか。忘れた。

空港から出るバスの時刻がぎりぎりで、バス乗り場を全力で走ったときに手袋を落としたらしい。ここで軍手を購入。130円。

運良くバスに乗れたこともあり、時間に余裕が生まれる。寒そうな光景。道路の横は広い畑。

右に曲がる。

千葉とは逆方向に向かう訳で。

この辺り、街道筋ということもあってか、古い家が多い。

煙草屋だったか何だか忘れたが、家の玄関脇にある赤い札は「専売」許可証みたいなものだった。

古い家が続く昔ながらの集落を過ぎ、さらに北東方向に。

かなり進んで、有料道路入り口。冷たい向かい風で結構きつかったが、ここまで順調に距離を重ねていることを確認する。

やがて店が多く賑やか目のところに入る。ここも昔からの街の中心だったようで、楽しげな看板が見える。

「すなきゃば」って、何か料理の名前みたいだと思う。さっきの「ありがとんぷく」の傍にあった。国道沿い。人が結構いる。

昔はコンビニとかなかった代わりに、営業マンとかトラックの運転手とかはこういうところで御飯食べていた筈。今となってはこういうドライブインというのはあまり見かけなくなった。田舎の方ほど見なくなったのは、採算が取れないから廃業してしまうのだろうと思う。

街を抜けると道が広くなる。ここが幹線道路たる証拠。目指すポイントまでもうすぐ。

おおそうか。そういえば。

見えてきた。

橋の手前。やれやれという気持ちになる。

空はどんよりと曇っている。目的はないがとりあえず橋を渡る。

利根川。

県境を越える。

利根川。

川を越えると直ぐ近くに店があったりする。橋の手前の街もそこそこ大きかった。

来た道を戻り再び県境を越える。

今考えるとどうしてこんなに川の写真ばかり撮っているのかと思うが、走っているときは、何枚撮っても撮りすぎなんてことはなかったのだろう。

この前来たとき(牛に通せんぼされたとき)は60キロだった。

近くの神社までさらに脚を伸ばしても良かったが、家人からメールが来る脚が止まる。考え始める。どうしようもないことだが。
桜はまだかなあとしばし脚を止める。

しばらく佐原の街をうろうろし、まだ時間に余裕はあったが空港に帰ることにする。ここまでだいたいハーフの距離を走りきる。

途中駅。どちらかといえば関西より関東の方が走っていて無になれる気はする。何となく。

何で何かは分からんけど。

空港に着く。コンビニが無くなっている。

セブンで四国では見たことのないオフ缶を見つける。

ゲートをくぐりいつもの待合所へ。この天井見るとやれやれといった感じになる。

で搭乗。2時間弱は長いがほとんど寝ているから。

この日は手袋だけではない大ポカをやらかしていて、タブレットを紛失してしまう。画面ロックはしていたものの、ログイン情報とかが入ったままだし紛失対策はとっていなかったし。空港やらジェットスターやらに電話しまくり、2日後奇跡的に見つかる。結局機内にあったらしいのでトイレ行った辺りか。対策をしっかりとっていなかったという点でいろいろと反省することが多かった。泥酔一歩手前だから注意力が散漫だったのは仕方がないとして(違うか)。

3ヶ月前の話。春と呼ぶにはまだ寒い。

今日は、3号の命日。大ポカしても忘れてはいけない日。なあ3号。今日はおとーさん泊まりや。

佐原市内のぶらぶらは別の機会に。