きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

限りなく黒に近いグレー ~ 中敷きの話

2014-07-09 20:43:04 | 装備の話
ということで、この近日の故障もどき、どうも靴が疑わしい。
というよりも中敷、もう一つ踏み込んで言えば靴と中敷きの相性かと。

ウイメンズのウエーブインスパイアは、サイズ的には問題ないがメンズよりも弾力は乏しい。加えて沈むような感じがする。足を包むホールド感は、メンズモデルに比べ遜色ないのだが、衝撃を受け止める点でやや心許ない(今考えると、ですが)。別に我慢できなくはないがこれまで使用していたゲルキュムラスの中敷から昔3週間だけ履いてつぶれたK-SWISSの靴の中敷(やや薄くて硬め)に取り替えたのが土曜日。

走りやすくはなったのだが、長い距離がやはりきつかったようで、一昨日昨日の筋肉痛はこれが主因のようである。足がつったのは補給してないからにしても。
ちなみに、儂の場合中敷きがきれいなのに靴がつぶれるのが早い(3週間~1ヶ月半、良くて2ヶ月弱)ので、中敷きは足の圧迫痕がない限り新しい靴のではなく前の靴のをそのまま流用している。アディダスやミズノ、ナイキ等々の硬い柔らかいのから、厚い薄いのから幾つか揃えている。今ほとんどの場合使っているのがアシックスのニューヨークに入っている中敷きで、キュムラスとかゲルパルスとかも同じ中敷きを使用している。他メーカーに比べ、クッション性は良いがやや柔らかすぎる感じ。

今日はその中敷きに戻してまずは早朝ラン。走り始め3キロほどは痛かったが、それ以降違和感なし。

もっとダイナミックだった朝焼けは、5分程で消えてしまって撮り損ねる。
昨日と同じように帰宅後朝御飯食べて、さて昨日と同じように短い距離をと走り始めたが、面倒になって結局そのまま16キロラン。キロ7分から6分半ペースで何とかゴール。職場手前の500メートルで左のハムが痛くなったので、まだ完治はしていないようだが、とりあえず、そうひどくはないようで。走りながら治せそうでほっとする(まだまだ分かりません。明日また走れなくてどよーんとなるかもですが・・・)。

靴とか中敷きのせいにするというのは、どうなのかと思いつつ、実際初愛媛マラソンに挑戦した年の正月にランシューでない靴で走って脚を傷めたことがあるし、4月の故障もミソスサムライに代えてからだったし、あながち的外れの理由でもないだろうと。勿論ミソスサムライは二回目で一回目はそう不具合はなかったから全面的にそれが原因とは言えませんが。

ちなみに、少し前に、標題のようなフレーズがネット上によく出てましたな。確証は持てないという点では同じでしょうか。いやあちらより不確定要素の方が多いかも。いろいろな不確定要素のさじ加減で好不調も含めて出てくるのだろうと。自分のことなのに全然つかめないつかめていない。だからランは奥深い、ということか。

ザックを代える2014初夏

2014-06-10 21:10:17 | 装備の話
最近、gooブログからメールで「1年前の記事」とか教えてくれる。

そういえば、1年前ぐらいにヒップバッグで通勤ランするようになったか。これは恐らくキロ5分(と少しの)ペース走を混ぜるようになったからだと思う。マウンテンスミスのヒップバックは、ウエストベルトの締め方とか荷物の入れ方とか、走りやすいようにするための使い勝手にも慣れてきたが、どうしても重い。バッグ自体が500グラム以上あるもので。
で最近、プーマのファース(靴にもそういう名前があった)というバッグパックを買う。某スポーツ用品店で衝動買い。

値段は約60%オフぐらいか。色があまり人気じゃないのだろう。まだ3つあった。もっと安くなったら買い足すか。
このバッグパックは軽いのが一番の利点。防水性能はそうでもないし耐久性も期待はできない。揺れを防止するベルトも一致本のみだったので、これだけは前に外して置いておいたドイターのヤツをウエスト部に追加する。

ぎりぎりはまるが冬になって着るものが多くなると使えないだろうな。
あと、軽いのと、真ん中を絞ることができるので、重めの荷物を上に載せることができる。これは楽。
1年前は担ぐのが嫌だったのでヒップバッグにしたが、バックパックにして、腰に重いものが乗らなくなったせいか、腰の具合は少し良い感じである。1キロ~2キロぐらいの重さを腰に載せて走るとやはり傷みやすいということか。荷物の量はそれほど変わらんのだが、やはり担ぐ方が楽である。特に今の時期は、ジャージを脱いだり着たりなので、ザックに入れたり着たりということになる。
走る場合、走り始めに少しでも勢いをつけやすくするという点で、やはり軽さは大事だなあと思う。もちろんペース走ならヒップバッグの方が気合いが入りやすいように感じる。でもまあ、この夏は少しペース走控えて距離中心にしようかと考えているので。

理由は明日。
今年は、ちょっと決断しました。んー。

ミズノのレディスモデルというのはそもそも何ぞや

2014-04-17 21:37:14 | 装備の話
楽天の某ショップでウエーブインスパイアの7を見つけて購入。

但しウイメンズモデル。
こちらは、去年別のショップで買った同じウエーブインスパイアの6。

こちらはメンズ。
サイズも大きくは変わらない。履いた感じも。重さは調べてないな。調べればいいようなものだが4号が膝の上なので今は無理。
重さは、まあいいかとりあえず、履いてみるか。

昨日履き始めたミソスサムライは、踵が大きいと言うことに気付く。その他はそんなに違和感なく、足も痛くならずに走れている。この靴、前は靴擦れしたからその辺関係があるのか。

ちなみに、ウエーブの2足は、どちらも定価の1/3以下で購入し、しかも購入元は「野球専門」を謳っている楽天ショップ。
何はともあれ助かるなあ。
ウエーブのウイメンズについては、ググれば済むのだが、まあ、安くて足が入ったからいいかと。何ぞやと疑問に思いつつも解決しないままUP。
まあ、走れば分かるだろうし、それよりも気になるのは明日朝の雨の具合と、4号のちょっと荒い息遣い。
大したことがなければ御の字。

レコーディングカーボローディング

2014-02-24 21:02:10 | 装備の話
あまり真面目にやっていないのに、この稿、真面目に走るのカテゴリーでいいのかどうかは疑問だが、まあ、食事も走ることと大いに関係するのだろう。もう少し突き詰めれば後半の粘りもききそうだが、とりあえず覚え書き。

今回の愛媛マラソンに備えてのカーボローディング。割合うまくいったように感じる。
カーボローディングとは何ぞやと思われた方、適当にググってくださいいろいろあるようです。儂自身のやり方は、3日前から炭水化物中心(できれば「のみ」)の食事により肝臓にグリコーゲンをため込みます。マラソンの時のエネルギーの枯渇に備えて、です。これが割合一般的だと思うのですが、このさらに3日前からはタンパク質のみにして「炭水化物抜き」をしてから行う方法もあるようです。
ちなみにこちらのタンパク質→炭水化物の方については、20キロの関門の制限時間が厳しかった(1時間45分)頃の愛媛マラソンに初めて参加したときに実施。効果の有無はともかく、何とか完走できた。これは大学院に社会人入学していて、食事摂るのに割合自由がきいたからだと思う。

今回のポイントとして考えていたのは、炭水化物の摂取量を増やすだけでなく「運動量を減らしてカロリーを貯める」ということ。最近忙しくて休日の走行距離が減ってきて感じたのは、月曜日のランが割合すいすい行ける感じがして、やはり睡眠とか休養が一番ではないか、ということ。
炭水化物は麻薬性が高い(と思う)。摂ることに対して癖になりやすいのではないかと。たとえ3日間とはいえ食生活をがらりと変えるのは勇気がいる。しかし、グリコーゲンは貯めておかないと30キロ過ぎからが、体が動かなくなる気がする。実際は食べながら走るからそこまで気にはしなくいててはずだが、心配なもんは心配。
ということで、朝昼のごはんは少し多めに摂って夜も炭水化物をとって(普段は夜はご飯を食べない)、おやつもドカ食いしない程度にぼちぼちとって、という感じで炭水化物の量を少し増やして。で、ランは半分ぐらいに落としていく感じで、と考えたわけで。

マラソン3日前から、といいながら、今年は2月3日の恵方巻きから夜の炭水化物解禁。

具が多いからこれぐらいなら、炭水化物中心、とまではいかんな。かに道楽の。うまかったです。高いのでムスコと半分こ。

で、いよいよマラソン3日前の木曜日から炭水化物取り放題になる。
初愛媛マラソンの時は、先述のようにかなり真面目にやったが、ここ数年は年に一度カロリーを気にせず食べまくるだけになっている。去年は、ご飯やパスタを油で炒めて食べまくった(好きなので)ら、当日胃もたれしていた。消化に悪いと意味なし、である。
で、木曜日。
朝はご飯のみ1合納豆で。それからお土産の菓子等々つまむ。

これは、別の日に撮った写真だが、こんな感じである。
ちなみに1合飯は約600キロカロリー弱(?)だとか。

少年式のお祝いもいただく(愛媛県以外で少年式を知っている方はどれぐらいいるんだろうか)。
昼は、ご飯もいつもより多目に摂ったが、それ以上に副食の魚が旨くて、ご飯よりたくさん食べまくる(魚のマヨ焼き5切れ)。単に食べ過ぎているだけである。カロリーは採れるだろうが、目的に沿っていない。反省する。
この日は、外に出る用事もあって、駅からチャリンコで職場まで行った。走る距離もいつもより少ないので一石二鳥と思っていたら、チャリの空気がほとんどなくて、全く走らない。

帰り際、ようやくいつもの本屋で空気入れを借りて空気を入れるが、3日前に普段使わん筋肉鍛えてどうするんや、という感じになりへこむ。
おまけに、この日は走る距離が少なくていい、ということで気が抜けたか寝坊して、朝は結局ハイペースではないにしてもキロ5分少々で10キロ余り(チャリがおいてある駅まで)走っている。仕事は終わらんし、食事は予定通りにいかんしで、疲れて帰る(こういう時チャリは楽でいいな)。
夜、8時過ぎに帰り、喰う。この日はムスコがいないので、ヨメさんには食事を用意しなくていいよ、と伝えていたので自分で作る。パスタ200グラム(ケチャップで)とベビースター大袋。

麺プラススナック菓子麺という普段絶対にあり得ない食事ができて、この時だけは満足した。儂本当はナポリタン大好きなんである。普段は食べないが。

で、金曜日。
朝はご飯1合と焼きそば一玉。

いわゆる「焼きそば定食」である。炭水化物コンビでようやくカーボローディングらしくなってきたか。
昼はコッペパン4個(レーズンクリーム付)、牛乳、シチュー、野菜でまあまあ炭水化物を意識して摂れた。その後、間食でおやつを少々。
夜はパスタ220グラム(たらこクリームとケチャップで)。たらこクリームは、賞味期限が昨年9月。油っぽいのだが、これが賞味期限と関係あるのかどうかは分からないまま最後まで喰う。油っぽさに去年の失敗を思い出すが、影響はなかったようだ。麦酒は我慢。ちなみに、ランは予定通りいつもの半分ぐらい(約10キロ)。

カーボローディング2日目の時点で、体脂肪8.9%の体重54.9キロまで上がる。喉の渇きが早い気がする。野菜が少ないためか。それよりも、極端に上がってびっくりする。

で、土曜日。
朝は御飯2合(マヨかけ、ふりかけ)

腹持ちが良すぎて(2合も喰えば、なあ)、昼は抜く。夕方、明日のために買っておいた黒棒をつまむ。330グラム入りのを1/3ぐらい。ちなみに去年はかりんとうだったが、スーパーで安いのを見つけたので今年は黒棒にした。
夜は、再びふりかけと御飯(1合)。
この日はランオフ。

体脂肪と体重は元に戻った(減った)。お通じはいつもより少なめだがきちんとある。昨日に比べ、生活にあまり変化はないはずだが何故だ?

当日朝は、ご飯1合と焼きそば。

今度は「焼きそば丼」である。焼きそばが続くのは、賞味期限がやばいのがあったからである(ま、確かに好きですが)。
で゜会場着いてからは歩きながら着替えながら1時間ぐらいかけて黒棒200グラム。

で無事終了。

ここからは発展的考察(というか蛇足)。
儂の場合普段は、夜は極力ご飯やパスタを食べないようにしている。副食のみ。麦酒も週末以外は呑まない(これも極力、だが)。
ここで写真を一枚。

先日の人間ドックの時に出た昼食である。
儂の場合、副食だけなら普段はこの一食分の7~8人前(場合によったら10人前?)食べている。但し昼と夜に関して。そして、野菜と魚は結構意識して摂る。
糖質制限というダイエットの方法があるが、炭水化物はわざわざとらなくても摂れていることを先日フリーペーパーの記事で知る。

厳密に続けるつもりはないが、せめて夜ぐらいは食べなくてもいいかというのは、理にかなっている気がする。嫁さんはおかずの準備が大変になるためか、米を喰えというのだが。

後、今回特筆すべきは、今回は一週間余りしっかり禁酒できたこと。ドック前は無理だったが、マラソンは我慢できるんだな。

2週間前になった愛媛マラソンより気になること

2014-01-17 21:32:29 | 装備の話
1月上旬はほぼディアドラのミソスサムライで過ごす。

硬めのクッションはここにきていい感じで、踵外側の減りも許容範囲。しかし、靴底に通気用の穴が開いているので雨の日はめんどいことになるのと、靴ひもがやたら解けるのが難点。同じ綿の生地でも、ミズノは全然解けないのだがサムライは10分15分保たん。解けやすいニューヨーク以上。
サムライなのに解けやすいというのはいかがなもんか。

でここ数日の通勤ランペース走。
体調今ひとつだが、安静にしなければならないほどではない。走れないと云うには言い訳にもならんぐらい。
にも関わらず、なかなかキロ5分切れんなあと、さっき記録を確認したらそこまででもなかった。

思うように走れていないのは確かだが、いつもいつも切れていないわけではなかった。でも、今ひとつ「のりきれていない」感が残る。恐らくペースを上げたいときに上がっていなくて、上げなくてもいいときに楽に走れたりすることが多いから、だと思う。自分で自分をまだつかみ切れていない、ということだと思う。自分の走りの感覚がまだまだ分かっていない、というか、自分で考えているペースが合わない、というのは何とも心許ない。
不安と云うより、腹立たしい。

そんなことを思っていたら、愛媛マラソン事務局よりご案内が。

今年の目標は、無料券でレース後道後温泉に入ること、最後のエイドで坊ちゃん団子を食うこと(どちらもまだしたことがない)などと呑気なことは云えない。
兎に角真面目に走る。莫迦みたいですがまあ莫迦ですから。

でもそれより気になるのが県内5720人参加のセンター試験。
愛媛マラソン走りながらいつも思うのは、寒い中、応援する方がしんどいはずだと。
それと同じ感じで、見守ることしかできん立場は何かしら歯痒い。こればかりは。
気持ちの上では、放っておいているはずなのだが、馬鹿親はやはり気になる。気になるけど放っておく。

明日は儂も仕事に行こう。

ニューバランスが去り、ディアドラのサムライがやってきた

2013-12-19 22:00:00 | 装備の話
ディアドラというのはサッカーメーカーだと思っていたらランシューも出していたらしい(先日超短期間ではきつぶしたペナルティというロゴも最近某高校のエナメルバックでよく見る)。
先日、ネットで安い靴を探していたら、とある楽天とかヤフーでない独立系ショップのサイトで見つける。送料無料にすべく、色違いで2足買う。

どっちがどっちだか忘れたが中国製とインドネシア製。

正式名はミソス・サムライⅢ。色は楽しいが、甲の部分とか微妙に形が違う。

靴底の部分も踵の傾き具合も。靴紐の通し方ぐらいなら修正できるが。

右は、平らなところにおいても安定しない。もちろん、脚を入れた状態ならそれがマイナスとは限らないかもしれない。それでもこの左右差はどうなんかなと思いつつ、片方ずつ色違いで履いてみることに。

一度やったみたかった。それだけ。

使用初日で、5キロ走るか走らないかで左足の外側の踵が靴擦れを起こす。

インナーソールは、サムライに入っていたやつではなく柔らかめのニューヨークのやつにしていたが、硬めのに変える。やや落ち着く。

靴底を横から見ると、最近のちょっとしっかりしたランシューの多くに見られる外側に緩衝材が入った感じの作りではなく、逆に支えを入れたような作り方をしている(これは内側もそうだが)。これがプラスに働くのかどうか、だが。

しっかりしたランシュー、でいえばニューヨークとか、後、結局履かずに先日手放した、ニューバランスのM740というのもその系統である。

踵がニューヨークと同じような感じで外側にクッション材が見える。

オーバーブロネーション対応、というのだろうか(儂は未だによく意味が分かりませんが)。靴底はギザギザが多く、山走りに適しているよう思い、2年前ぐらいに購入後、秋口のトレイルマラソン用(小辺路のマラニックとか真剣に検討していました家庭都合で断念しましたが、開催前の週は本土直撃の台風だったし無事開催できたかどうかは不明で割合9月の大会はこういうことがよくあるみたい)にとっておいたものの結局使えず仕舞いであった。ニューバランスの靴底の減りの早さはかなりなものなので練習用に履くには躊躇してしまい、置きっぱなしにしすぎて手放したが、靴の作りそのものはやはり良いなと思うし、デザインは好きなので、つい手が伸びる。ちなみにニューバランスは今人気らしい。

神戸の24時間もニューバランスだった。でも耐久性はあまりない。神戸の時も1回だけでずたずたになった。それでも脚は傷めなかったのだから、ニューバランスはやはり良い靴だと思う。

で、わざわざサムライにした割には、この靴もニューバランスと大差ないぐらい減りが早い。ニューバランスも履き潰せばよかったかと反省する。ただ、履き心地はニューバランスより柔らくはないので儂は好きな方である。十分合格。ただ、同じぐらいの硬さでもネクサスの安定感が逆に際だつのも確か。

12月から、先月履いたインスパイア8のクッションの劣化のことが頭にあり、続けて履くと、ウレタンが元に戻りにくくなるのではないかと考え、ウェーブネクサスの裏ローテみたいな感じで交代で履くようにしている。ロング走をしてみたい履き心地だが、靴擦れはやはり怖い。こんなの初めてだし。通勤ラン専門で頑張ってもらうか。靴底に穴が空いていて、雨の日に使えんのが難点ではある(昨日知らずに履いてえらい目にあった)。

サイズが合わないウェーブインスパイア8を履いた思わぬ効果について

2013-12-02 21:00:00 | 装備の話
10月から11月にかけて主として履いていたのは、ミズノのウェーブインスパイア8。サイズは25.0センチ。さすがに小さい。しかし、店で見つけてどうしても履きたくなって買った。以前にも書いたが、価格は定価の1/3。

履いて一週間、ぴょんぴょん跳ねる感覚が面白かったり心地よかったり。ドクター中松氏のスプリングがついた靴をイメージしながら走った。しかも、脚が守られているという感覚はものすごくある。重量は270グラムなので重すぎず軽すぎず。

通勤で使用する程度なら、そうは不具合もないだろうと思っていたが、確かにそうで、ただ10キロ越えると、人差し指が靴に当たってくる。これが気になる(当たり前)。
すると、足が靴の中で前の方に行かないような走り方になる。踵から振り下ろす感じ。先日踵からの着地云々とは逆のパターンである。踵で地面をがっちりつかむというか、楔を打ち込むような感じで足を運ぶと、指はそう靴には当たらない。加えて、思ったより、踵着地にはならない。こういう感じで走ると、何故か脚が前に前に行き体が起きる。すると割合脚全体で着地し蹴っている感じになる。
他の靴ならどうかは分からん。反発力を感じるこの靴だからこそかもしれん。ちなみに耐久性はウェーブネクサスと同じぐらいではないだろうか。まあまあである。

あと、この靴でだらだらジョグはしんどい。靴のクッションと、ギザギザになっているウェーブのところがちぐはぐに衝撃吸収と反発をするような感じで、リズムが悪いと無駄に走りにくい。とてもロスが大きいように感じる。クッションの劣化というか、消耗のためかもしれない。ただ、一定のペースで、踵を地面に当てていくと両方がうまく重なり、リズムがよくなる。
ちなみに、通勤ランでのペース走最速で、5キロは21分30秒、7キロでも31分05秒が出た。トレシューにしては、時計見間違えたんかというぐらい速い(但しコースはやや下り傾斜)。やはりクッションをうまく使うと、なんだろうか。恐るべしという感じ。当然姿勢は悪くはない。
ただまあ、やはり20キロ以上になるとかなり指先は当たったらしく、先日はついにマメができた。久々に、爪が「死んだ」。丁度履き始めて3週間目のことである。痛い。で、一昨日からしばらく新しいネクサス5を履いていた。痛みが治まったのでまた履いているが。

ランを始めた9年前は、26.5センチの靴を履いていても、長距離になるとこうなっていた。そのことを考えると、いくらか走りも進化しているのかなとも思った。

耐久性については、ネクサスと変わりないのではないかと思う。1ヶ月と少しで左側の靴底の外側が減りきった。右はまだかなり余裕がある。気になるのは、左側のウレタン地のクッションがへしゃげた感じになっていること。

これほど偏ってつぶれるのはあまり経験がない。

これが一昨日の状態。右はまだ履けるが左はもう無理かなということで、交代。ここ2週間は、クッションもかなりへたった感じがして弾みにくくなった感じもした。

右は、踵はまだ余裕があるが、前の方は左に比べてほどよく減っているから、走り方の問題なのだろう。ペースを上げる機会が増えて、ずりずり走って踵が減らなくなった分、苦しいのでフォームが悪くなるのが靴の減りり出ているのだろう。

もちろん、今回の考察も感覚的なものに過ぎず、何とも心許ない報告ではある。そして、やはり最低25.5センチは必要だろうなと思った次第。

ちなみに、今日からネクサスです。が、この教訓を基に、もう一つ策を立てています。

NIKEから一瞬NEWBALANCEに心が動く

2013-11-11 22:00:00 | 装備の話
という話。10月31日の続き。

NIKEに決めていた。
はずだった。
が。

先月の終わり、某楽天の某ショップから、値下げしたよのメールが。
即注文。
前から気になっていたニューバランスのRC1600。150グラムという軽さに加え、靴底は厚めというレビューを目にしてから気になっていた。

実際手にすると、厚みはスペーサーとあんまり変わらん。特徴的なのは靴底のゴム。内側はゴムを貼っていない。ウレタン(?)剥き出し。加えて、ニューバランスのD(幅狭)は、やや小振りかと思って26.5を注文したら、細いものの結構普通に長くて、かなり足先が余ってしまった。
これではサイズが合わないだろうと、交換依頼のメールを出しいいですよの返事をもらった後で再び迷う。

薄い靴底の靴を並べてみると、スピードライト(26.5)やライトレーサーTS(26.0)なんかと大きさ自体はあまり変わらん。ただRCは細いから先が余った感じがするわけで。

最近薄い靴ばっか買っているな、という感じです。ちなみに左からウェーブスペーサーAR、スピードライト+、ライトレーサーTS、ルナスパイダー3、RC1600、SLXフウジンV2、となる。サイズバラバラ。厚い靴はまだストックは3足ぐらいある。

ちなみに右端の靴、先日また某ヒマラヤさんのワゴン(本当にワゴンで「宝」探しばかりしている)で見つけた。

プーマの「ふうじん(SLXフウジンV2《w》)」というらしい。なんと83%OFF。この《w》がワイドモデルを指すのかウィメンズモデルを指すのか買うまで今ひとつはっきりしなかったのだが、どうもウィメンズらしい。しかし足が入る。サイズはなんと24.5センチ。でも幅広だからか、ちゃんと足が入るわけで。今通勤靴で履いているウエーブインスパイア(25.0)より楽。
3キロまでならガンガン行けそうな気がする。それ以上になると指が当たりそうだな。180グラムなので、本番用にしてもいいぐらいなのだが。

というのは、先日、スピードライトで3時間半走をすると、最後の方は、足がかなり前の方に寄ってしまうのに気付いたわけで。フル走る場合ジャストサイズはあまり良くないとは聞くが、ふうんそういうことかと納得する。
ルナスパイダー(26.0)は、サイズはぴったりだが、足幅がやや窮屈なようにも感じるので、RCもワンサイズ落とすと似たような感じになるかもしれない。今で何とか足幅は合っている感じなので。
で結局交換せず。但し、本番走るかどうかは別。

後半のペースアップを、200グラムあっても靴底が厚めのルナスパイダーで担うか、150グラムと軽いRCで担うか、迷う。スペーサーも先日のヤッソの感じからすればしっかり走れそうな気はする。ちなみに今年は、練習時間も多いから3時間半ではなく3時間20分狙いで行くつもりである。とすれば、今までのようにキロ5分を軸に考えていたのでは駄目で、思い切ったペース配分を考えないと、である。とすれば靴はやはり迷う。

で、そんなことを思っているうちに出勤時のペース走、やはりしんどいときにペース走走ると、脚に力が入らなくなる分、クッションが欲しいなという気になることを発見する。
で、何とかまだルナで行こうかと。
http://nike-luna.jugem.jp/
こういうページも見ました。

ちなみに、この拙ブログをたまたま御訪問くださった初マラソンを走られる方へ。
10月から11月にかけて、たぶんニューモデルが出た後でということなんでしょうが、これまでのモデルがどーんと値下がりします。それ以降も下がるけど、サイズがなかったり、人気の靴は売り切れたりするので、掘り出し物目当てに待つか、さっさと旧モデル買うか、これから楽天とか結構頻繁にチェックされると良いかと思います。但し、私のようにサイズの見当がつかないと失敗することは多々あります。これまで履いている靴若しくはそのシリーズか、あるいはサイズ交換してくれる店で買った方がいいでしょう。
そして蛇足ですが、初めて走るという人の多くは、メーカー問わず元値一万円前後あるいはそれ以上するトレーニング用の底の厚い靴を履いておけば、脚は痛くならず最後まで持つはずです。非常に大雑把な見方ですが、それぐらいメーカーの技術というのは侮れんというか信頼できると思います。この場合あまり重量を気にしないこと。300グラム前後というのは重いようでも許容範囲と思った方がいいです。

結局靴は何とか決まりそうです今のところ。

今年は何となくNIKEで

2013-10-31 19:00:00 | 装備の話
先日の続き。

儂自身は、ウェーブ系の方が走り込んでいるヒト、みたいなイメージするのでやはりそちらで押していきたいんだが。

何だかんだと云っても3大会連続スペーサーだったし。ちなみにこの靴は180グラム靴底やや薄め。こんなのでよくフルが走れるようになったな。

そんな中、9月の終わりに見つけて興味を持ったのがこれ。
ウェーブアミュレット3という名前。聞き慣れない。アミュレットはお守りのことらしい。

結局、決断することなく手放したが、後でミズノのサイトに、こだわりの逸品~知られざる開発秘話~という感じで大々的に載っていた(http://www.mizuno.jp/kodawari/amulet.html)。置いといても良かったなと思ったが後の祭り。

一方でナイキはあんまりまじめにシューズ作っているイメージない。関係者の方すみませんでもね・・・。

こんなとこ穴空けてどうすんねん(儂iPhoneじゃないし)。
それでも勝負シューズに関しては多分ナイキがしっくりくる気がする。

最近時々使用しているズ-ムスピードライトの履き心地なんかはまさにそうで。
スピードライトは、26.5のサイズ。スポーツ用品店の半額のさらに半額になってワゴンの中にいた。儂の悪い癖だがサイズが合わない靴を買うことが多い。それでも、この靴自体は、試し履きで大きすぎる感覚はなくて、結構ぴったりした感じだった。
が、まあ、履き始めると、他の靴より少しだけ「でかい」感じがする。

でもピンクはなかなか良い。年食ってくると派手なのが好きになるのかもしれん。
この靴は、スピードを出して練習する時用で、たまに履く(頻度をもう少し上げてもいいかもしれない)。重量は240グラム。軽い靴で練習したことなどあまりなかったが、3年前の本番で使ったウエーブスペーサーで少しだけ練習をするようになり、時々は「目一杯スピードを出す」とか「軽い靴で目一杯出さずにスピードを維持する」練習も必要なことが分かってきたので。
はき始めの9月の休日、バイパスの下り+追い風参考ながら、1キロ一本だけ走り、3分25秒が出た。それまでのベストは職場の周り走って3分45秒。中距離という寄り短距離走った感じである。一生懸命やった証拠か、喉というか気管支を痛めた(莫迦ですな)。前回述べたように減りは早いですかなり。

ということでこれを参考にしつつ、今回は検討した結果。

ルナスパイダー。半額少し越えるぐらい値引き。楽天にて。重量200グラム。底はライトレーサーと同じぐらいの厚み。ただ26.0で甲がやや窮屈。難しいの。まあとりあえずこれで本番走ろうと思うのですが。

と、思っていたら実は、また目移りしそうな事件が。

続く。

振り返ればそこにNIKEが

2013-10-30 22:22:59 | 装備の話
で、先日の流れで。

今年の愛媛マラソン。年に一度だけの大会参戦。
過去3回ウェーブスペーサーARで参戦(2足続いています)。それぞれ3時間半前後で安定してタイムが出た。今回も同じ靴でという考えもあったが、ちょっと目先を変えてみようかと、エントリーが決まってから、物色し始める。
さて何を履けばいいかということで、結構いろいろとネットで探したり店で探したり。
そんなこんなでそういえばということになり(なんのこっちゃ)、ふと考えてみれば、何故かナイキ。

いわゆる勝負シューズのことである。結論から云えば、何故かナイキ。さんざんミズノのウェーブやらアシックスやらを賞賛した割には、そして機能や技術はアシックスやミズノの方が実際上だと思っている割には、何故かナイキである(ナイキからは一銭ももらっていない)。
「何故か」というのがポイントで、まあ多分いわゆる相性というヤツなのかもしれない(説得力なし)。

振り返ってみると、初めて4時間切り(いわゆるサブフォー)したときの靴がこれ。

何とかカタナ(?名前もろくに覚えていない)だったか、自分では初期型カタナと勝手に呼んでいた。これ多分3足目の初期型。

隣が二期型か三期型か(そんなに細かく覚えていない)。

これも三期型かまた別のか。サブフォー辺りは走るだけで結構面白かった時期。この後しばらくしてニューヨークに会ってからはロング走に目覚めるが、それまでは、練習も大会もほとんどカタナだった気もする。現在の自己ベスト出したときはスペーサーで走ったが、その時までのベスト(3時間37分)はカタナで出した。
ただ初期型以外は今ひとつ馴染まず、しかも減りも早かった。
このころカタナと併用していたのがライトレーサー。

これは最近久々に買ったライトレーサーTS(写真前に載せたかもしれない)。
ライトレーサーは結構好きな靴で同じ時期、練習は併用していた。重量は250グラム前後だったか(?)。ただ、若干カタナの方が厚みがあって安心できた。
35キロ過ぎのあの脚の重さったら半端じゃない。クッション性のよい靴に頼りたくなるのは確かである。カタナにしばらくしがみついていたのも何となく分かる。

最近、ニューヨークとかネクサスとかの底の厚いトレーニング用とは別に、やや底の薄いのも履くようになり、靴そのものもよく物色するようになった。スピードを出すための走り方は、底が厚いシューズで練習するだけでは分からないから、ということである。で、この練習用で云えば、ライトレーサーはプラス耐久性という点で、イチオシではある。ただまあ「勝負シューズ」は、1回だけの単発使用で十分だろう。儂にとっては、大会参加料の方が高いぐらいだから。だからナイキやNBもアリ(但しカタナ初期型はそこそこ耐久性もあった)。

最近では練習にダウンシフター履いてなかなかよかったのを覚えている。定価でも安い4000円程度の靴だが。

通勤ラン最速記録を樹立した時がこれ。キロ5分切りで15キロ走ってもそれほど違和感はなかった。フルは無理だろうが。

最近、ナイキに余り手を出さないようにしていたのは耐久性で疑問詞がたくさんついていたからであるが、しっくり来るのは事実だろう。
メーカーもいろいろなシューズを出している。実を云えばどこがどう違うのかがあまりよく分からない。履けば分かるのだろうが、いろいろ履いて走って比べるわけにはいかない(そんなにお金はない)。ある程度、メーカーやらスポーツ用品店やらのホムペからヒントを得て絞り込む必要があるわけで。でもまあネットを見るだけで、いろいろなページにいろいろなことが書いてある。いろいろな人がいろいろなことを言っている。
そんなこんなで、とりあえず今回の愛媛マラソン用のシューズ仮決定。

で、続く。

2代目TIMEX

2013-10-02 21:27:57 | 装備の話
文字盤のデザインが好きなのと、ライトをつけたときに明るく綺麗なのと、あと小ぶりで軽いので、結局先日2台目を購入(もう一ヶ月も前になるか)。

儂は風呂に入る時以外はずっとしている(寝る時も)ので実用性重視。

複数のサイトで大きさをチェックしたが記述がまちまちで、半分博打で購入したが、ミドルサイズで29グラム。希望通り。
コスパ良い割にはあまり出回っていないのが不思議である。まあ、初代は初期不良で交換したぐらいだから、良品でないものも割合ありそうにも思う。値段相応に考えた方がいいのかもしれない。

ちなみに初代は電池交換でミスった後、しばらくうだうだといじっていたが、結局腕につけなければ普通に動くものの、腕につけたら数時間で文字盤が消えてしまうという状態になり、これでは用をなさないので廃棄(と思ったが結局捨てられないで廃棄「扱い」ということに)。電池交換をミスったのは事実だが、動いたら止まるというのが分からん。ナイキの時計のようにショートさせて一旦リセットさせたら大丈夫なような気もしたが、生憎その方法までは分からないし文系の頭ではこれが限界。理系のムスコでも理屈が分からんだろう(こんな回路も分からんような理系一杯増やして日本はどうなるんだとオヤジらしく愚痴る・・・ちなみに系統で言えば私立文系の儂は物理化学全然分からんのに大学の4年の時某電通と付く名前の大学出ている担当教官に、半ば強制的にブリッジ回路を作らされたり、ベンゼン環の勉強させられたした。結局全くモノにはならなかったのだが。「あかはら」というコトバもなければ、「ぶらっく」というコトバもない古き良き時代の話である)。

こうしていれば、全く違和感はないのだが。

2代目も初代同様2年持てば充分という感じ。ちなみに購入金額は愛媛マラソンの参加料よりも安い。こちらの方はぼちぼち抽選結果が出そうだが、さて。

結果としてネクサス4に戻る ~6月、7月、8月の靴~

2013-08-22 18:00:00 | 装備の話
夏の靴事情とりあえずまとめ。

まずは6月。どいつもこいつも、という結果になった。

まずはゲルクイック。甲が窮屈な感じで必ずしも安定感があるとは云えなかったが、蹴りは悪くない。しかし、減るのが極端に早い。
一週間後の午後ぐらいから、脚と腰に違和感が出る。左の腰から臀部、足首から足の甲。歩くと痛い。右側も一瞬感じるが、左ほどではない。
元々靴底が薄い靴なので、片減りすると影響が大きいのかもしれない。翌日から、履くのを止め、踵の厚いプーマのエクシスにする。
コスパ悪すぎだが、仕方がない。靴底以外はきれいなので普段靴にする。赤い普段靴は、ちょっと抵抗があるが。
次にエクシス。踵が厚い割に地面をとらえる感触は悪くなかった。前部は思ったより薄いのでそういう気がしているのかもしれない。しかしこれも減りが異様に早い。ナイキの靴は減りが早いが、元々ナイキとプーマって兄弟が始めたらしいし、同傾向なんだろうか(関係ないか)。これでは5000円クラスの靴と大差ない。
予定の減りが確認できたところで交代。丁度月替わりでいいし。こちらは一度雨に降られてはいるが、
まだ約2週間しか経っていない、ということで職場の上履きにする。
6月は、出張なんかもあったので、背広着ても大丈夫な黒のヨネックスと、後、夜通しLSDした(詳細後日掲載予定あ、もう掲載済みスミマセン)関係で「しまなみ縦走」以来のニューヨーク2160も使う。ヨネックスは、トータルでまだそんなに距離履いていないはずだが、後部(踵近辺)の靴底がごっそりとれてしまう。これもう後数回しか履けんな。また黒靴探さないかん。

で7月。7月はネクサス4ワイドで走っている。やはりいい。普通に練習できる。蹴れる。今のところ、ロング走しても、ペース走しても、そこそこきちんと走れてなんぼ走っても足が痛くならないのはこの靴ぐらいか。

しかし、何でか知らんがよく小石が入り込んで来る。後、デザインは本当に今ひとつである。履こうという気にさせられにくい。

で、ニューヨークは、どうなんだと。
ニューヨーク2160は、先日の多摩走り10キロ少しで、右足のウレタンが出始める。まだ履いたのは3回目。ただその前の長距離2回がそれぞれ70キロだったから仕方がないのか。26.0のサイズは少々でかく感じるようになってきたのもある。今のネクサスほどのフィット感がない。ニューヨーク自体はそこそこ良い水準であることに変わりはないが、サイズ選択の問題だけでなく、マイナーチェンジするたびに柔らかくなって、安定感が増す一方で反発が弱くなっている気がする。少し前に履いたキュムラス程ではないが。

この色は気に入っているのだが。安定性は、ネクサス以上ではあるので、とりあえず、中敷きを変えてみる。薄いミズノの中敷きではなく、固いニューヨークの2130で少し落ち着く。帰りは脚がへばっているので、これでも柔らかすぎてしんどい。

で引き続き8月はネクサスとニューヨークの豪華二足立てで練習している。やはりきちんと走ることができる。「きちんと」なんて抽象的表現、どうかと思うが実はこの表現がしっくりくる(これもどうかと思うが)。
靴は慎重に選ばんといかん、なあと思う。

でまた問題が。
靴は慎重に選ばんといかん、といいながら、7月の半ば、期間限定の楽天ポイントが600ほどあったので、また得体の知れないメーカーのランシュー(しかも必要な黒靴ではない)を購入。

ペナルティというホントにそんなのあるんかというメーカー(サッカー関係らしいが)。定価8400円の割にはちょっと怪しい造り。ただ、この靴で特筆すべきは中敷。

踵が補強してある。こんなの初めて見た。
230グラムと軽いし、ヤワそうなので、通勤靴にはできないかもしれない。ということで、先日先々日と休日のトコトコランで使用。速く走らなければ、そうそう故障することはなかろうと。先日はそれでもペース走5キロだけしてみたが、26センチの割にサイズがきつく、薄くて心許なく心配。初日には左足に靴擦れが発生したし、これはいかん。軽いので、帰りだけはしんどくても我慢しやすいのが許せる点ではある。
結局、一週間ぐらい何とか履いてまだ使える減りだったが嫌になって止めた。
履くのが嫌で止めるのも珍しい。余分な授業料を払ったことになったが。
靴は慎重に選ばんといかん、なあと思った。

となればやはり、ネクサス4ワイド25.5かなと。

先日の10キロペース走48分。蹴りやすいしゆっくりでも安定している。
もちろん、いろいろ履いた結果ということでいえるのだろう。
「外れ」に会わないとどれが「当たり」なのか分からんし。コスト的なものを考えるとやはり現在の最強、である。

そしてまた。
掘り出し物の多い行きつけの量販店「H」で、汚れあり難ありの7割引きライトレーサーを見つける。

ライトレーサーはニューヨークの前によく履いていた。ヘビーに距離を走る前だったとので、どれぐらい持つのか分からないが、儂にとっては難ありも何もないシューズ自体馴染みがあるのでいい買い物。スピード練習ができそうである(それをやる気にならないかんがなあ)。
ちなみに同じワゴンに汚れありでスカイセンサーが5000円切っていて、実はそちらの方も最後まで悩んだ(だって元々16000円超える靴だから)。いやまあ実際は、サイズが1センチ違うから悩む余地はないはずだが悩んだ踵はピッタリだったし(でも爪先が2センチぐらい余っていた)。
履いてみたいなあでももったいなくてなかなか履かないだろうなあ。

靴ネタはつきませんねえ本当。

さらに、少しだけ一歩目が蹴り始められるようになって思ったこと

2013-07-11 21:44:27 | 装備の話
まずは、参考として。

その1:7月8日(月)、天気晴れ気温M大前温度計で26度5時20分頃スタート前半6キロジョグ後半10キロペース走、ペース走結果49分45秒/10キロで開始直後2キロは10分30秒の心拍数約135で通過し3~5キロ地点でペースは5分弱の心拍数145~155ぐらいになり後半6~9キロは150~160に上がるもペースは変わらず。
その2:7月9日(火)、天気晴れ気温M大前温度計で27度5時15分頃スタート10キロジョグ後蹴り始めるが失速3キロ6分~6分半心拍数120前後でつなぎその後再度蹴り出しペース走、ペース走結果13分50秒/3キロで開始直後からイーブンペースでキロ4分40秒の心拍数約160弱。
その3:7月10日(水)天気晴れ気温M大前温度計で28度5時20分頃スタート前半4キロジョグ後1キロのみキロ6分20秒→5分20秒でペース走、心拍数約135~145程度で維持し残り4キロからペースがキロ5分弱に上がり心拍数も145~155ぐらいになる。
その4:7月11日(木)、天気晴れ気温M大前温度計で27度5時15分頃スタート11キロジョグ後蹴り始めるが思うように上がらず残り3キロからペース走、ペース走結果12分45秒/3キロでだいたいイメージに近いが心拍数は170ぐらいで思ったより上がってない。

明日までやればキリがいいのだが、続く自信がまだないので、ここまでの計測で、この時期この天気で、ということで一旦まとめる。
キロ7分半~8分15秒ぐらいまでで心拍数95前後
キロ6分~6分半で心拍数120前後
キロ5分半で心拍数135前後
キロ5分で心拍数145前後
キロ4分45秒で心拍数145~155前後
キロ4分30秒で心拍数155~165前後
キロ4分20秒で心拍数165~170前後
ぐらいかと。細かくは計れないが、だいたいということで。

先日、タイメツクスの電池交換に失敗(何かこうやって綴っているうちにかなり情けなさUPであるが)し、代替器として、4年か5年前に誕生日のプレゼントで買ってもらった(と思う)F-RUN社の時計を引っ張り出す。多分こちらは一度電池交換しているはずだが、時刻の狂いはタイメックスの倍で10分ほど進んでいる(遅れているよりマシだと考えている)。ちなみにベルト交換待ちのナイキはほとんど狂いなし。

で、同じ日に散髪屋さんで読んだ自転車の雑誌。筋トレともう一つ気になったのが「心拍数が5上がると5分もたない」という見出し。記事は読んでないが、そういえば、本当はタイムで練習するだけでなく、心拍数も考えて練習しなければということを思い出した訳で。
そういえば、購入当時は、186とか190とかいう数字も見たような気がするが、5年の間にMAXは170ぐらいになってしまったんだろうか。まだまだいっぱいまで出し切っていないのだろうか。

F-RUN社の心拍計は、計測しやすいのが「買い」だが、汗をかいているとうまく計れない。3~4回はチャレンジしてできればもうけものだが、走っている時に、すぐに測定できないと別のストレスがある。後、心拍計機能付きの時計はどうしてもでかい。GPS機能付きのガーミン等も含め、昔に比べればずいぶん小型化したが(ガーミンは以前、英語版のフォアアスリートを持ってました。おもしろかったけど、いつもつけて走る程の至便性はなかった)、どうしてもぼてっとした感じがして使い勝手があまりよくない。そういうことでしばらく、置きっぱなしにしていたのかもしれない
しかし、再び使うようになってその効用を実感するに至っている次第。

今月は、500キロ行かないかもしれないが、80キロは練習できるかもしれない。逆に言えば、ここまでやっても100キロペース走で練習するのは至難の業ということか。
ここまで書いていながら、明日は休むかも、って。それもまた、ねえ。

少しだけ、一歩目が蹴り始められるようになって思ったこと

2013-07-10 22:01:33 | 装備の話
これまでも時々記してきたが、だいたい、キロ5分40秒ぐらいまでで走れば「練習」ということにしている。これは、単に走って移動する「ジョグ」と区別するため。で、ジョグなら月500キロ前後でそのうち1割(本当は2割)を練習できればいいかなと。これが今年度の目標(ということは、そんなに「練習」していなかったことになる)。

で、最近。練習の距離自体増えている。4月は月間40キロ、5月6月は80キロだから、今まで何でできなかったのか、というぐらい走れている。加えて、10キロを55分前後(キロ5分30秒)で走るというより、5キロを25分以内(キロ5分)で走ることが多くなっている。まだまだ充分ではないにしても、キロ5分に抵抗なく持ち込める点は悪くない。欲を言えば、4分30秒から40秒ぐらいで楽に走れたらもっといいが。

先日、キョリ測で通勤コースを1キロごとのポイントに目安をつけたのが大きいかもしれない。夏場になってヒップバッグ一つで走れるようにしたのも。

儂の場合、ジョグペースで走ること自体はもう普通の移動手段だから、いろいろ理由をつけて「走らない」ということはあまりない。でも、いろいろ理由をつけて「練習しない」ということは、まだまだ多い。「えいやっ」て感じで一歩目を蹴り出すことはなかなか、ということである。それをしなければ始まらないが、いつも体は重い脚は重いということになるから、これがなかなか蹴れない。
6月途中、脚を傷めたりもしたが(これぐらいの練習量で、と情けなくもある。今までいかに練習してなかったかということ)、何とか、2キロとか、いいときは5キロとか少しでも一定距離をペース走で走るようにしている。
疲れていて、キロ8分超えるペースでしか刻めないときでも、10キロ走れば逆に踏ん切りがつく日もあって、そういうときでもきっちりキロ5分で残りの6キロを走れたりするので、今更ながら「案外できる」というのを実感している。疲れていてもメリハリは効くらしい(毎回できるかどうかはまだまだ怪しい)。
靴は、通勤靴のまま、つまり300グラム弱のトレシューだが、こういう走り方をしていると、やはりネクサスクラスの実績がある靴の良さを感じたりもする。安定感が違う。

それでも、日々調子というものが分からない。
軽めに走ってもぐいぐいスピードが出るときもあれば、フル35キロ過ぎのように上げようとしてもこれ以上あがらないというときもある。脚の重さ体の重さ、気持ちはそうでもないのにそういうことがある。
一定のペースまで上げるというより、これぐらいならキロ○分○秒っていうのを感覚的につかむことに重点を置いているためか、そういうことが気になる。昨日はぐいぐいいけたのに、今日はギアがあがらん、って時にどういう形で修正していくか(というよりできるのか)など課題は多いと感じる。
これは、練習の回数が増えたからこそ気付いたことではある。
一歩目を蹴り出して練習を無理にでも始めることと同じぐらい、練習をセーブするタイミングや程度を判断するのも難しいことが分かる。初めて一週間ぐらいして、結局脚が痛くなってからペースを落とす日があった。こういう場合次上げるのが大変なので、判断が難しい。基本は、傷めたら休む、のではなく傷めたら走って治すでいいはずなのだが。
今は、回復して何とか少しでもと頑張ってはいるが、朝とはいえ最近の猛暑は、さすがに着いてからのダメージがきつく、セーブする難しさを別な意味で感じている。

それでもまあ、たった3ヶ月で、何云いよるんって感じではあります。これからの夏本番に、故障や体調壊すことなくこういう形で続けられたら、とは思うのですが。

ザックの近況

2013-06-10 21:30:36 | 装備の話
サッカーの話ではありません。すんません。

約1年使ったナイキのバックパック。先日ファスナーが壊れ、後数回で引退になる見込み(だったが、この下書きを書いてから1ヶ月経つのにまだ使っています)。揺れが少なくて軽くて走りやすいバックパックだったと思う。これまでのバックパックは、9ヶ月から10ヶ月でだいたい臭いが出てきて終了にすることが多かったが、これは最近までそういうのもあまり感じなかったし(最近気になっていたところでファスナー故障なのでうまくできているといえばできている)。
で、代わりのは3年ぐらい前に安売りの時に買い置きしていたドイターのスピードライト20があるので、特に問題はないが、これから夏(というより今は梅雨)ということで、おろすのをいつにするかと少々悩んでいるのが正直なところ。夏におろすと臭いに負けるのが早くなるので、ねえ。

で、昨夏からはマウンテンスミスの大容量のヒップバッグも時々使ってたが、これが結構重い。今年は使用頻度をもう少し増やすかということで、不要なパーツを切って捨てることに。減量化ってやつ。
ショルダーのベルトと中に入っていたウレタン(?)様のパッドを取り外す。もちろんじょきじょき布地やベルトを切ってである。写真撮影後、サイドのドリンクホルダーも切って捨てたので、ようやく150グラムぐらい軽くなる。ウレタンを外したことで、よりずれずに腰に固定できるようにもなった気がする。元々いいモノなのだが、約800グラム近くあって、バックパックより重かったため使おうという気にならなかったのが難点だったから、これでそこそこ使えるかもと期待している。もともと腰に密着させやすい構造をしているので、この点は、かなり優れているから。

ヒップバッグに重いものが入っていると、重いということに加え、バッグがぶんぶん動くことで余計な疲労の原因になる。当然走りには影響するわけで。腰とか傷めそうだし、やはり長距離走るのにいいのはバックパック。でもまあ、担ぎたくないときもあるしヒップバッグは捨てがたいのも事実。バッグは、案外靴の次ぐらいにこだわっている部分かもしれません。

以上、近況でした。
サッカーの話ではありません。失礼しました。