きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

ハイジの真実、中日の事実、儂の休実(日)

2011-11-19 21:46:49 | 徒然に2010-2013
午前中は、雨。だるーって感じで朝目覚める。午前中は予定していた掃除も止めだらだらする。動き出すつもりだがどうなることかもう11時かあ雨止むかなまあいいんだけどなといろいろ思う。焦りはない。今日はとりあえず業者さんとこに行かなければならない用事を作っていたので、気持ちは修正できる範囲にあるからか。用事がないと真面目にやらないというのもどうかと思うが、したいことよりしなければならないことに制約を受けているということだ。前々日は週末一つ前のお仕事関係の飲み会。セーブして飲まなかったいうより飲めなかった。翌日ウコン飲みながら歳なんかなと思った。軽い二日酔いの頭でいつものように通勤ランし、いつものように仕事をこなした。否、いつもより頭を回転させる必要があってその点はまあまあ頑張った。

昼過ぎ、雨が上がり予定通り走って業者さんとこへ。珍しく他のお客さんがいなかった。所長さんが応対してくださる。次何走るんですかと聞かれ、そうですねないんですよねと答える。でも走っていないと落ち着かないのでと正直に応える。ないのはずっとないわけではないんだなしばらくないだけだなと思う。とりあえず、いつかは力試しの日が来るわけだなと思う。でもそれに向けてというより、おいしい酒を飲むとか、体重を維持させるためとかそういう理由が実はある。

目的がないのが最近のモチベーションの低下かと思いながら、復路は一度も走ったことがない脇道をがんがん行く。雨は上がったが空は暗い。脇道を走り、何分かの時間のずれによって、ちょっとしたご褒美があった。走っていて、初めて「師匠」であるTさんとすれ違った。車では時々クラクション鳴らして激励してくださるのだが、走っているときに会うのは初めてだった。Tさんも喜んでくださり、しばし近況報告をする。見れば膝に大きなサポーターを巻いている。それでも走る。たぶん。理屈ではないんだろうな。先日の四万十も完走されたとのこと。この膝の状態でよくできるなあと思う。今度の愛媛マラソンは大会役員として携わる方である。職場でもいろいろな人に声をかけ、走りをサポートしている。頭が下がる。Tさんとは、前の職場で、仕事を一緒にした。儂にとっては初めての仕事で緊張していたときに、ペアを組んでくださった。Tさんのおかげでずいぶん楽になった。そして、走り始めた。「ビールが甘く感じるよ」の言葉にのせられて、小豆島を走った。あの時期、職場を変えようと思わなかったら、Tさんには会えていないし、走ることには出会えていない。少しのタイミングの一致でこういう出会いもあるんだなと改めて思う。
もっと話したかったが、寒くなってきたのでまたということで別れる。別れた後はペースが少し上がる。スポーツ店を2軒ハシゴする。ようやく最近この11月の中旬に旧モデルが安くなるという流れが分かり、バーゲンを待っていたのだが、思ったほどに靴も服も値段は下がっていない。マラソンブームでそんなに値段下げなくても売れるということか。夕方帰宅ランしていると結構な数のランナーに会うようになったし。ニューヨークの2160の購入を考えつつ、現金持ってないのでどうしても欲しければ明日ということにする。

帰りに、そういえばということで、ボージョレを買うことにする。最近はペットボトルなんですね。

で帰宅。ヨメはんが、明日は資格試験を受けるというので、儂がパスタを茹でて夕食にする。以前は逆の立場だったこともあったので、しんどさはわかっているつもり。でも二人でボージョレは満喫した。正直に言えば、イオンのサイダーで割ったぐらいが一番がぶがぶ飲める(別にがぶがぶ飲む必要はないが)。
ビールに切りかえて、志村動物園を見る。動物と話せる女の人(ハイジ)が出ている。発言を分析すれば、他の占いと同様に、何か語りの傾向があるのだろうと推測できる。非科学的な事柄は普段ならまず無視するレベルの話。でも儂の家にも犬が3匹いる。1匹は2年前に亡くした。何となく無視できないで画面を見る。
学生の時に単車で恐山に行ったことがある。想像を超える硫黄の臭い、晴天下の乾いた空間、賽の河原、そしてイタコ。儂はそのとき何かを感じるということはしなかったけど(なかった、ではなくて)、今なら、ちょっとイタコと話をするかもしれん。イタコも一種の芸能者だと思う。
でも自分でない他者に語ってくれることで楽になる要素はあるのかもしれない。折り合いがつくということもあるのかもしれない。人間だから。だからイタコはまだ今日も恐山にいるはずだ。あのときは今日のような曇天でなく、からりと晴れた日だった。曇っていたら見方も変わっていただろう。

続けて日本シリーズを見る。犬を従えて結構真面目に見る。儂はソフトバンクも中日も好きなチームなんだ実は。アンチ巨人なので。ソフトバンクは巨人に背を向けた王さんが作ったチームだし。でも今年はソフトバンクに勝たせたいけど、落合に勝たせたい今年だけと思ったりする。やはり、勝っているのに辞めなければならないということに疑問を感じるから。理由がよく分からんよ。OB中心のチームって何それ生え抜きって何それ。結局ムラ意識でしかないやん。巨人と同じやんって思う。つくづく良くも悪くもだが日本的。だから、今年「最後」というより監督生活最後なら、明日は中日応援だな。監督がどうであれ、動くのは選手だから、監督の評価は選手の動きでだいたい分かる。選手は死にものぐるいでやるだろう中日は。人間だから。
巨人ももめてますな。巨人のことは少し冷めた目で見ていますが。でも清武という人も覚悟してああいうことやったんだろうからそれはそれで、世間ほど儂は冷たくはみれないでいる。なんかね、自分にかぶるところがあって、はい儂も昔から好き勝手やってますから。儂はこの仕事では、いわば「外様」を意識しているところがあるし(意識するというかせざるを得ないみたいなところはありますねだからこそ)この職場のムラ意識を小馬鹿にしているようなとこあるかもしれんし。手段はどうであれ、斬られることが分かってああいうことをしたんだろうし、本当に分かってなければただの阿呆です。悔いのない生き方をしようとすれば、当然ああいうことはすると思うので、冷たくは見れないわけで。

午前中にアップした内容は、走りながらちょっと違っていたなと思ったので、明日、改めて。