きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

マツダ往還で経験したバリア事情

2018-07-25 20:28:05 | 脊髄内血管腫との邂逅
6月のマツダ行きでは、行き帰りスーパージェットを利用。いつものフェリーではなくスーパージェットにしたのは、事前に問い合わせたところ、フェリーでもサポートはするが、階段だけは自力で上らないかんらしいことが分かったため。できなくはないが、乗った後も、結局地べた(二等船室のようなスペース)に寝っ転がるとかできないから時間を持て余しそうだったこともあり、素直に高いのする。

まずはそのスーパージェット。まず驚いたのが、桟橋の急勾配。尤も、傾斜だけなら伊予鉄の高浜駅の方が厳しい。あっちは上れんかったぐらいなので。係員に付き添って貰ったのでそう心配はなかったが、付き添われる関係で、港でトイレに行きそびれる。

いきなりそのトイレは、係員のお姉さんに言って鍵を開けて貰わなければならない。また、車椅子は入らない。お姉さんは「待ってますから」というが、そういう訳にもいかん(だって脱ぐし)ので、車椅子を外に置いて、ドアと壁を伝って便座に進む。

座席は身障者用のがあるが、特別な構造ではないように思える。他のお客さんに気兼ねしなくていいのはやはりいい。

船内は、一応段差はなくしている。係員が常にお世話をしてくれる。

帰りも似たような感じの席になった。他にも席はあるんだろうか。ただ、椅子に座れて結構リラックスできたのは確かである。

で、マツダスタジアム。

この日は、二軍戦でほぼ自由席だったが、やはりというか車椅子の指定席は、場所はいいがよく見えん。

と思ったら、車椅子のスペースで立ち見をしていた人がいなくなると快適になった。

その席まではエレベーターで。

ちなみにトイレはこんな感じ。手摺りは赤い。

麦酒はトレイに入れて運ぶ。これは良かった。店の前に並ぶための整理用のロープが、車椅子では思うように進めず閉口したが。

麦酒は旨かった。

ただ、1階のショップにはエレベーターがなくてて階段のみ。アドゥワのユニフォームを物色しようと思ったが断念。ここだけは、今回唯一の高い高いバリアでした。

広島市内は全て漕走したので、広島の市内電車は使わず。
市内での道路や設備のことは、漕走記で改めて。


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