きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

2012-02-08 22:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
先日、今年度になり所用でたびたび訪れているN市の外れにある集落の方に行ってみた。時間の関係で片道のみ。JRの駅の場所だけ確認した。交通量の多い県道を東に進み、いよいよ山というところの手前のコンビニで栄養補給した。今年2本目。粒を残さないように飲むと一気のみになってじっくり味わえんなあと思った。

飲みながら、山を見る。

午後というより夕方少し前。風はやや逆風。寒い日だった。遠くの山が白い。結構降っているようだ。

のどかな道をぼんやりと進む。大型のダンプやトラックが行き交う。だいたい市町村境というのは峠にあるもんだが、ここは何故か峠の手前の集落で突然現れた。

平成の大合併で愛媛は「村」はない。以前のそして今の市町を形成する村や集落が集まるいきさつというのはいろいろあるんだろうなと思った。必ずしも地形などの自然ではないんだな。ここからやや傾斜がきつくなり、山の道になった。工場がいくつかあった。やがて峠に出た。

峠を越えると、同じのどかさでもちょっと雰囲気が違うなと思った。風が強くなった。

頭の中の地図を頼りに、JRの駅を目指す。間違えたかまあ仕方ないかと、どきどきした頃に駅が見えた。列車が来るまで3分。トイレで着替えようと思ったが列車内は暖房が効いているから大丈夫だろうとそのまま乗り込む。

白い山は、峠の手前で見たのと同じように感じた。


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