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華麗なるクラシックバレエハイライト 2011年7月27日公演感想


観てまいりました、キエフ・バレエの駒ヶ根公演。

今回は初日の静岡を観たあとで、ムラムラっときてあわてて買ったので、
席は後方の24列目、そしてかなり左の端っこの席でしたが、
まあちょいと見切れるところもなきにしもあらずでしたが、
見やすかったです。

何で駒ヶ根くんだりまで、、、って、そりゃー、初日がよかったってのもありますし、
たまたまお休みが、遠方ってのもあったのと、
2パターンあるキャストなら、2パターンとも観たいじゃんね、、、というね。

しかしながら、どうも、日程の順番からすると、このままいくと、私が行くすばるホールのキャストも同じような感じですよ。しかし、すばるの翌日の楽日は夜勤が入ってるから、観られません。


どうも2パターンあるキャスト制覇というのは無理っぽい感じですが、
もうひとつの隠れた動機は叶いましたよ。

ってのも。
駒ヶ根もすばるも、そして他の地方も、、、わりと今回宝くじ助成金のおかげで、3000円のところがあるんだわー。

年間バレエやスケートにけっこうお金を使っている身としては
「なななな、なんつー、価格破壊!」と言いますか、
「なんで静岡はそれがないんだよ」というか。。。

なんだかずるい(←別に誰もずるくない)・・・・・

というのは半分冗談ですが、このお値段でシドルスキーや他のダンサーを観られるのなら、
遠くだろうとなんだろうと行こうじゃん!とも思っちゃうじゃあありませんか!

ま、その分交通費や宿泊費使ってるから、なんじゃそりゃー、、、なんですけどもね。


まあ、道のりはけっこう長いのですが(静岡からだと甲府経由で6時間ちょい、豊橋経由だと7時間くらいかな。今回は甲府経由。)
ホールも観やすかったし、街でうれしい出会いもあったし、お隣で観賞したご婦人方もいい方々でしたし、
なによりも舞台のダンサーがこれまたとーっても素敵でね、
駒ヶ根まで来てほんとによかったですよ。


たぶん毎日の公演でいろいろとアレンジしているような感じで、ダンサーたちも工夫をこらしているみたいです。いろいろ静岡と違った技にトライしていたところもありました。

・シドルスキーはどうも、、、頭がちっちゃいのですな、帽子に対して。
結局、舞台から去るときはシドルスキーも含めて帽子を取ってましたねえ。

・ナターシャの白鳥も、アスケーロフの王子も、初日より素敵になっていました。
正直、ナターシャの白鳥は、これまで「可もなく不可もなく」、、、と言いますか、
そんなにピンとくるようなものではなかったのですが、
今日はハートに染み入りました。
明日もこの調子でがんばってほしいなあ。明日は行かないですけども。

・ルスランは本日も盛り上げ隊長に徹しておりましたが、身体がなんだか身軽になったっぽいです。

・シドルスキーは。
ほんとに美しくてねえ。
バヤデルカのソロなんかは、頭にちらちら「ゼレンスキー(はあと・ウフ)」が浮かばなくもないのですが、
コーダのところではゼレンスキーの残像は吹っ飛び、ちょっと感動で涙が出そうになっちゃいましたです。
仕事がんばってよかった!駒ヶ根まできてよかった!明日も新宿行っちゃおうかな!なんて思いつつ。

新宿へ行けば、、、、シドルスキーのリュシアンが観られるかも。。。。

いや、だめだだめだだめだ!そこは我慢だ!

くるみ割り人形のアダージョも見目麗しい王子様で。(頭がやや薄くなった気もしますが。。。)
タランテラもやってほしかったよ。
ナターシャの金平糖も観たかったなあ。

・カーチャは本日も絶好調。
初日とは異なるフェッテをやってくれました。
フェアリードールの小芝居もノリノリ。
それにしても、フェアリードールの衣装、ウクライナにしては、ほんとにごくまっとうでおとなしいんですよ。
なんちゅうか、フェアリドールの頭のおりぼんは、、、ちょっと馬鹿っぽいくらい大きいほうがわたしは好きかもしれません。

・パキータのソロは
ナターシャ→田北さん→カーチャ→アスケーロフ
でした。

そんで、コーダのコーダというか、フィナーレのところで、ソリストが出てくるところは、
今日は
田北さんのジュッテ→アスケーロフという感じだった。
初日は田北さんとカーチャだった気がするんだけども。

なんにせよ、パキータはゴージャスで楽しいです。

・コール・ドのダンサーの中で、私の好みの美人さん、、、マルティナさんみたいな方を発見。
ああ目の保養。踊りも好きだわ~。

長澤さんもあいかわらずかわいい。


キエフのみなさんにはほんと、頭が下がります。
素敵な公演をありがとう~。

マールイがらみでは光藍社さんにはちと、、、、ムムムなことがつい昨日あったばかりですが、
今日これを観てしまうと、なんだか文句言えず。ああ、あたしって、意思が弱い。。。

だってそれくらいシドルスキーが素敵だったのよー。

いや、シドルスキー比では、あんましよろしくないかもしれなくて、実際ね、ルスランやアスケーロフ、カーチャ、ナターシャ、ほかのダンサーみんなのすばらしさをたたえなくちゃいけない!

すばるが楽しみです!







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今日の予定キャスト;公演後追記あり

えー…



静岡と全く同じ


もしかしたら変更あるかもですが、なんとなく嫌な予感がしてきたよ\(≧▽≦)丿

3日のすばるホールも同じだったりして\(≧▽≦)丿

まあいいけどさ。
1回くらいシドルスキーのリュシアン観たいんだよなあ。ブツブツ。

それはさておき駒ヶ根文化センターのホールはなかなか綺麗でいい感じですよ。
舞台が楽しみよん。

以下キャストと演目追記
第一部
「眠りの森の美女」よりワルツ、ローズ・アダージオ
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ

オーロラ:エカテリーナ・ハニュコワ
4人の王子:
セルゲイ・シドルスキー ルスラン・ベンツィアノフ
コスティアンチン・ポジャルニツキー イーゴリ・ブリチョフ
ワルツ:キエフ・バレエ


「白鳥の湖」第1幕第2場より
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
振付:マリウス・プティパ レフ・イワノフ

オデット:ナタリア・ドムラチェワ
王子:チムール・アスケーロフ
白鳥たち:キエフ・バレエ

※王子はシドルスキーとアスケーロフで日替わり

「海賊」第1幕より 奴隷のパ・ド・ドゥ
音楽:コンスタンチン・フリードリヒ・ペーター・フォン・オルデンブルク
振付:マリウス・プティパ

ギュリナーラ:カテリーナ・ハニュコワ
ランケデム:ルスラン・ベンツィアノフ

※ランケデムはベンツィアノフか寺田くんで日替わり


「バヤデルカ」第2幕より パ・ダクシオン
音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ

ガムザッティ:ナタリア・ドムラチェワ
ソロル:セルゲイ・シドルスキー
キエフ・バレエ

ソロルは日替わりでシドルスキーかアスケーロフ

第2部
「くるみ割り人形」第2幕より 花のワルツ、アダージオ
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
振付:ヴァレリー・コフトン

マーシャ:ナタリア・ドムラチェワ
王子:セルゲイ・シドルスキー
花のワルツ:キエフ・バレエ


「人形の精」よりパ・ド・トロワ
音楽:ヨーゼフ・バイヤー
振り付け:ニコライ・レガート セルゲイ・レガート

人形の精:カテリーナ・ハニュコワ
ピエロ:ルスラン・ベンツィアノフ エフゲン・クリメンコ

ピエロの片方はクリメンコとポジャルニツキーの日替わり



「瀕死の白鳥」
音楽:カミーユ・サン=サーンス
振付:ミハイル・フォーキン

田北志のぶ

「パキータ」より
音楽:レオン・ミンクス
振付:マリウス・プティパ

パキータ:ナタリア・ドムラチェワ
リュシアン:チムール・アスケーロフ
ソリスト:カテリーナ・ハニュコワ 田北志のぶ
コール・ド:キエフ・バレエ

アスケーロフとシドルスキーで日替わり

「ゴパック」
音楽:ヴァシーリー・パブロヴィチ・ソロヴィヨフ=セドイ
振付:ロスティスラフ・ザハロフ

ルスラン・ベンツィアノフ

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駒ヶ根着

駒ヶ根に着きました!

静岡を出るときは雷雨がすごかったですが、こちらはまあまあ、、、曇り空だけれども、
風もあって、よい感じ。

ホテルにチェックインまでに、お食事したり、町を散策していたら、今夜の舞台が行われるホールの近くでダンサー数名を発見。

よかった。
ここまできて、間違いだったら悲しいからね(笑)


いやほんと。
けっこうな長旅でした。にゃははー。

少し休んで夜に体力を温存します。

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