ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

奇跡の空

2011-02-01 23:52:17 | Weblog
例えばこんな感じだ・・・。

太陽に逢えたのは、朝の数時間と、陽が落ちる瞬間・・・それだけ。あとは雲が空を支配し続ける、そんな季節。

夜になると真っ暗な空。真っ黒な空。空が黒いのは雲のせいなのだろう・・・でも、その雲さえも見えないほどに暗い。真っ黒な空。

ふと、風がつよくなったことに気づく。風が吹くと少し寒い。
ふと、頭上に気配を感じる。誘われるままに空を見上げる。

星なんて見られるとは想わなかった。真っ黒な夜だ。


頭上に・・・角度にして30度ほどの雲の切れ間。ほんの少しの雲の切れ間。
そこに星が姿を見せる。その星が驚くほどに近い。手が届きそうなところに星たちが現れる。

例えばこんな感じだ・・・。

ほんのわずかに出来た雲の切れ間に天の川が見える。逆に言うと・・・天の川しか見えない。

そんなことが起こるなんて・・・想像出来ると想うかい?

しばらくすると、天空のスクリーンの幕は再び降ろされて、真っ黒な夜が戻って来た。


きっと、大事なのは・・・風の声に耳を澄ますことだ。

今夜の星の上映会は・・・風が教えてくれたんだよ。

君への手紙

2011-02-01 17:06:42 | Weblog
元気ですか?
僕は今ハンモックに揺られながら、君への手紙を書いています。

ここからは海が見えます。
満ち引きを繰り返す入り江が見えます。
森が見えます。
迷い込んだら帰って来れなそうな深い森が見えます。
空があります。
雲がゆっくりと流れます。
風の歌が聞こえます。
僕は揺れる空を眺めています。

涙が零れてしまいそうなほど・・・大好きなものが、ここにあります。
大好きなものしか・・・ここにはありません。

僕は今、幸せです。



元気ですか?

僕はハンモックに揺られながら・・・君は元気にしてるかなぁって・・・
そんなことを考えています。

全速前進

2011-02-01 13:50:57 | Weblog
大げさに言うならば・・・この世で一番恐ろしいのは、ボロい船が猛スピードで海上を突っ走ることかもしれないな。

唸るエンジン音、鼓膜が痛いくらいだ。
ボロい船は、のんびり行けばいいのに・・・そしたら楽しいのに。
相変わらず、ペットボトルのさんぴん茶を飲めないほどの激しい揺れ。
船長さん曰く、先日、この航路で老人が三人圧迫骨折したとか。その船の船長は海上保安庁に呼ばれたとか。
しかし、こんなに揺れても、今日の海は凪いでる・・・僕は幸運だ。

最終目的地まであと少し。

散歩の途中で

2011-02-01 12:02:02 | Weblog
沖縄で一番美味しいサータアンダギー。かつおばさんのお店。

開店30分で売り切れてしまう。

なぜなら、おばぁの手作りで、毎朝ちょっとしか作ってくれないから。

300円のサータアンダギーを買うと、150円のさんぴんちゃを一本くれる。

どんだけオマケ?

そして、美味しい。

竹富に来たらぜひ。朝10時頃、シャッターが開いたら開店です。

タケノコ

2011-02-01 01:54:14 | Weblog
魚は釣れなかった。釣れなかったというよりも、寒くて桟橋に居られなかった。と言うよりも、強風で何もかも飛ばされてしまいそうだったので、早々と退散。

晩御飯のおかずがないので、行きつけの八重山ソバ屋へ。

宿と同じで・・・貸し切り。

八重山ソバの向こう側に・・・見えるだろうか?

・・・火鉢。

沖縄なのに火鉢。炭がバチバチと音を立てて燃えている。

・・・こういうのもね、シュールでいいのだよ。