ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

焚き火番長

2011-02-09 21:19:43 | Weblog
とにかく快適な居住空間。
テントとタープ。このキャンプ場。

テントは、誕生日プレゼントにもらった一張羅。両手足を伸ばして寝ても余りある広さ。
テントの入り口にタープを併設。雨が降って来ても、濡れることはない。

その他諸々、キャンプ場の備品を独り占め。雨が降っても、サマーベッドに寝転んで本が読める。ギターも弾ける。
タープの下にテーブルを入れてあるから、調理も出来る。
着替えも上着も、サマーベッドに乗せてある。言わばクローゼット。テントの中ではなく、外にある。

焚き火台は少し離れた場所に。火の粉でテントやタープが溶けたら大変だからね。
薪は無限にある。火柱が上がるほど燃やしても、大丈夫。そんなには燃やさないけど。
焚き火台もたくさんあるから、一つで焚き火。ガンガン燃やして炭を作る。もう一つの焚き火台を七輪代わりに使って、炭火焼肉なんてのもやったりする。

キッチンにはフライパン、鍋、炊飯器まである。トースターもあればいいのに・・・とは、思ってても言わない。
誰かさんが残していった調味料などもある。

焚き火台の横にハンモック。タープの向こう、海側に星見台。

冷蔵庫もある。1リットルの牛乳なんかも買っておける。朝はカフェ・オ・レorロイヤルミルクティなどを入れられる。

シャワーはちゃんと熱いお湯が出る。コンセントもあるから、ドライヤーもOK。持ってないけど。

このキャンプ場、海側と山側、二つのゾーンに分かれている。それぞれに星見台もあるし、ハンモックもある。

キャンプ場に着いた時、冬は北風が強いから、テントは山側に張りなさいと強く勧められた。
でも、危険を承知で海側に張った。それだけは譲れない選択だった。

確かに天候は最悪だった。雨と風、テントが揺れる。歪む。タープがバタつく。グニャリと歪む。
ありったけのロープ・・・40メートル分を使って、風の対策を施す。

今回はタープに二本のポールを使っている。初めての試み。無論雨対策。タープ下は広い方がいい。
荷物の軽減のために、新兵器として特別に小さく収納できるポールをゲットした。組み立てると150センチと200センチになる。
ロープの数と張りを調整し続けて、なんとか強風に耐え切った初日。二日目も嵐。三日目の朝、新品の200センチポールが・・・グニャリと曲がってしまっていた。真ん中からグニャリと・・・。こうなったらもう、コンパクトには収納できない。実質一日半しか持たなかったことになる。ポール一本6000円・・・。
突風を受ける度に、曲がりを増していくポール。このままでは潰れる。200センチを150センチに縮めて、曲がった箇所への負荷を軽減。なんとか突風にも耐えられるまでになってくれた。
最初からそうすれば良かったのだが、こればっかりは使ってみないと分からない。

快適過ぎる居住空間、ここに来て早九日。
快適過ぎて、もう、自分の家みたいだ。

今日は星が見えない。明日から天気は下り坂。もう星は見れなそうだ。でも・・・十分過ぎるほど、満天の星空に包まれて過ごした日々。

わかるだろ?
ほんの少しセンチメンタルだ。日々は確実に過ぎていく。

それを実感できるのもまた、幸せなことなんだけどね。


ひどく気持ちがいい午後だ

2011-02-09 15:48:12 | Weblog
例によって、ハンモックに寝転んでいる。
本は傍らに。ただ目を閉じて陽射しを浴びている。
時折風が吹き抜ける。潮の香りを運んで来る。

この感覚はなんだ?

ひどく気持ちがいい。

この感覚はなんだ?

空が揺れている。


一分一秒を大切にしたいと想った。

これはかけがえのない瞬間だ。





サンゴのカケラ

2011-02-09 14:50:30 | Weblog
君が寂しがってるといけないから
サンゴのカケラを少し拾った

泣き出しそうな君の涙がポロリと零れたらいけないから
サンゴのカケラを少し拾った

波に洗われてシャラシャラと音を立てるサンゴのカケラ
生まれた場所を想ってシャラシャラと音を立てるサンゴのカケラ

寂しさは嬉しさのためにある
悲しさは喜びのためにある

君が寂しがってるといけないから
サンゴのカケラを少し拾った

耳に当てるとシャラシャラと
君の笑い声が聞こえた気がした

星の砂浜

2011-02-09 13:38:33 | Weblog
ちっちゃな波の音が聞こえる。誰もいない。
ほんの小さな波の音しか聞こえない。この世界には僕一人しかいない。

星砂の浜。

おみやげを少し拾った。

サンゴの欠片も少し拾った。

白い貝殻も少し拾った。

南の果ての石ころもちょっと拾った。


また星の砂?・・・とか言わない。

世界は少しずつ、姿を変えているのだから。

静かだ・・・今は風の音も聞こえない。

グッドモーニング、雲の切れ間の太陽

2011-02-09 09:39:45 | Weblog
「何もするな」「しても無駄だ」と言われ続けているような気分の中で、何でもしようとして無駄骨に終わる・・・結果、何もない一日ってやつを過ごす毎日。

さりげなく挑んでいるつもりでも、見透かされてしまうんだね。大いなる魂の存在と運命の流れってやつを肌で感じる毎日だ。うん、かなり大袈裟だ。

時間ってものが・・・時間ってものだけが万人に平等に与えられたものである。

そうだとするならば・・・この時間の使い方は、あまりにも無駄で、あまりにも無頓着で・・・なんて素敵なんだろう。

時々僕は、無茶でマヌケな自分が嫌になるが・・・時々僕は、無謀で突拍子もない自分を褒めてあげたくなる。

グッドモーニング、雲の切れ間の太陽。

「人生の荒波と凪の繰り返しの中を、まぁまぁ上手にすり抜けているじゃないか」

祈ってね

2011-02-09 04:01:36 | Weblog
そんな訳で、ママチャリライダー奮闘記はこれにて終了。

お付き合い、ありがとう。

イリオモテは、午後からずっと雨が降ってる。
ザーザー降ったり、しとしと降ったり。ポツポツ降ったり。。。

今後も悪天候が続くらしい。

帰る日には、晴れて欲しい。晴れがダメなら、せめて曇り。雨は嫌だ。雨の中テントをしまうのは嫌なのだ。
みんな、祈ったらいいと思うよ。祈りましょうよ。祈ってね。

時々自分が嫌になる

2011-02-09 03:37:48 | Weblog
パンクもせずに、部品も外れずに、サビだらけのクソボロいママチャリ、よく頑張ってくれました。オレの次に頑張った。

往復40キロ。6時間。何よりも坂が多かった。恐ろしいくらいの坂だった。

なんとか日暮れまでには帰って来れた。

素敵な夕陽の出迎えを受けながら無事帰還。

次はイリオモテ全道を歩いてみたいなぁ・・・と、すかさず想い始めている・・・誰かさん。

もうやめて欲しいよなぁ・・・そういうの。

またやっちゃうんだろうなぁ・・・嫌だなぁ。


ヤモリ侮辱罪

2011-02-09 02:06:29 | Weblog
ヤモリは縁起がいいとされている。だから、爬虫類が苦手な人だとしても、きゃーっとか言ってはいけない。きゃーっなんて言ったらヤモリ侮辱罪で死刑になる。もちろん、弁護士はつけてもらえない。

100円玉と比べてみた。こんなに小さい。

こんなに小さいと、きゃーっとか、言えないよ。


幸運の印

2011-02-09 01:57:41 | Weblog
旅行にいく時は、必ず水着を持って行きましょう。

イリオモテ温泉。水着が要ります。無くても入れるけど、外にあるお風呂は水着着用じゃなければ入れません。

僕は運良く、水着着用。何故ならば、暑かったから、海パンand上半身裸でママチャリをこいでいたから。

つまり、運良く外風呂に入れたのはいいけれど、帰りは濡れた水着で帰る羽目に。

お風呂を出て、休憩所。もう眠い。ここで寝ちゃおうかな?死んだふりをしちゃおうかな?なんて想いながら、ファンタグレープを飲んでいると・・・

発見しました。チビヤモリ。

今日はつくづくミニの日だ。

本当の本当の目的

2011-02-09 01:53:41 | Weblog
日本最南端の温泉はどこにあるか知ってますか?
ピンポーン。そう、ここ、イリオモテにあるのです。

目的を失ったチャリだーは、温泉に入るしかないのです。この温泉、前にも来た事があるのです。1500円もするのです。でも、入るのです。だって・・・タコが・・・。タコが・・・いなかったんですもの!

帰り道15キロを残して温泉なんて・・・疲れを癒した後にまたひどく疲れること請け合いだなんて・・・

でも、でも、なんかしなきゃ帰れない。でしょ?

今日の目的は、実は温泉だったのです・・・に変更なのです。


えっ?本当にタコだと思ったの?・・・そんなわけないじゃん。温泉だよ。オ・ン・セ・ン。