見覚えのあるジャングルの入口。険しい道が待っている。ここまでの道程を考えると・・・ちょっと怖くなる。大丈夫なのか?道に迷ったら最後、夜になって・・・進めなくなって、戻れなくなって・・・カッパえびせんだけで明日まで・・・。
実際はそんなことにはならなかった。なりようがなかった。
草原を抜けて、僕が見たものは・・・
マングローブの林より、湿原と化した草原をより・・・ひどい状態のジャングル地帯。ジャングルの奥深くまで、水が覆っていたのだ。沼だ。これは沼だ。
折れかかった心を折るのは簡単だ。だって・・・もうすでに折れかかっているんだもん。
沼地と化したジャングルを、素足に近いビーチサンダルで奥深くまで進むほどバカじゃない。そして僕はアウトトレッカーではない。
クルリと踵を返した僕は、悩むこともなく、来た道を引き返した。
湿原を行き、底無し沼地帯を慎重に渡り、マングローブの林を踏んづけ作戦で乗り切り、魂のオアシス「干潟」へと戻ったのである。
呆気ない幕切れだった。
また、忘れモノを残してしまったな。
ピナイサーラは・・・近くて遠い。
実際はそんなことにはならなかった。なりようがなかった。
草原を抜けて、僕が見たものは・・・
マングローブの林より、湿原と化した草原をより・・・ひどい状態のジャングル地帯。ジャングルの奥深くまで、水が覆っていたのだ。沼だ。これは沼だ。
折れかかった心を折るのは簡単だ。だって・・・もうすでに折れかかっているんだもん。
沼地と化したジャングルを、素足に近いビーチサンダルで奥深くまで進むほどバカじゃない。そして僕はアウトトレッカーではない。
クルリと踵を返した僕は、悩むこともなく、来た道を引き返した。
湿原を行き、底無し沼地帯を慎重に渡り、マングローブの林を踏んづけ作戦で乗り切り、魂のオアシス「干潟」へと戻ったのである。
呆気ない幕切れだった。
また、忘れモノを残してしまったな。
ピナイサーラは・・・近くて遠い。