今日は尾岱沼にいます。尾岱沼・・・なんて読むでしょう?
マグナも自分も、だいぶくたびれて来たので、今日は朝からチェーンの整備。ゆうべホーマックで買って来たクリーナーとルブを使って。伸びたチェーンを調整して、出来上がり。チェーンの手入れの大切さは、二年前の北海道でコデラーが教えてくれた。
オイルも替えようと思っていたのだが・・・車載工具のチョロリンレンチではボルトが固くて回せなかったので、あきらめ。ホーマックでラチェットを買おう。
そんなこんなで、霧雨の中、のんびりと片付け。全部終わったのは午後1時。予定通り。
今日は根室のサンマ祭り。根室のサンマ食べ放題。
根室って・・・遠いんだよね。サンマだけ食べに行くって・・・遠いんだよね。サンマ、そこらへんのスーパーで買えばいいんじゃないかな?だって、根室、遠いんだもん。
それでもやっぱり根室のサンマ。1時出発、根室へ向かった。
やっぱり根室は遠い。そして、根室への道は霧が深い。昼間なのに太陽の光が届かない。霧が塊で襲って来るのが見える。
なんだかんだ遠回りをしたりして、4時間かけて根室へ到着。やっぱり根室は遠かった。
二年前は、サンマ無料食べ放題だった。今年からなのか、去年からなのか・・・サンマの配布所へ行ってニコニコしていると、あちらでトレーと箸を買って来てくださーい、と言われた。
なるほど。トレーと箸を100円で買った。再びサンマ配布所へ。塩と生、どちらがいいか聞かれたので、両方にした。
炭火焼場は人でいっぱいだ。隙間を見つけてサンマを網に乗せる。よーく焼けるまでひっくり返してはいけない。じーっと待つ。いや、ほんとはじーっと待ってはいない。屋台のおっちゃんが、花咲蟹の脚を一本くれたので、それを歯でガシガシ砕きながら、サンマが焼けるのを待った。
塩と生、どちらかが美味しかった。どっちも美味しいが、どちらかが特に美味しい。でも、焼けたらどっちがどっちだかわかんない。仕方ないので、もう一回塩と生、両方もらった。
サンマと一緒に大根おろしを山ほどくれる。でも、醤油はくれない。・・・売っている。
そんなことはもう知っているので、持参していて、おれってば、すごい。
屋台でサンマ飯を300円で買った。二度目の塩と生を炭火で焼いた。座る席が無いので、道端に座った。
ミニクーラーバッグから取り出したのは、醤油と・・・厚岸で仕入れたサンマのお刺身。
そうなんです、一人サンマ三昧ディナーなのです。まさかの、根室で厚岸のさんまを食べてる奴がいる!なんです。
そんなこんなで、サンマ四尾、もうお腹いっぱい。
ビバ、根室サンマ祭り!
でも、次はもう来ないよ。根室サンマ祭りの日は、何処かほかの街で、サンマを焼いて食べるよ。だって、根室、遠いんだもん。
根室って、たぶん、意外と楽しい。でも、なんか縁遠い。たぶんそらは、キャンプ場がないからだ。泊まるところに苦労する。
そして、根室は遠いから、根室近辺で泊まる所を探すのも一苦労。
なかなか根室の楽しさを堪能出来ないのです。最西端の納沙布岬が無かったら・・・行く人いないだろうなぁ。遠いし。
サンマ尽くしを食べ終わったらもう夜。本当ならば、根室に泊まりたい所だが・・・泊まる場所がない。
根室を出発。霧の中をすっ飛ばして走る。上へ上へ。
尾岱沼、おだいとうと読む。
尾岱沼には浜の湯がある。モール泉と別の温泉、二種類の温泉が楽しめる温泉銭湯。420円。
ここは二年前にコーカタにーさんが教えてくれた場所だ。
体温より低い温度のモール泉。ちょっと熱めの温泉。露天に二つの湯舟が並んでいる。
交互に入ること・・・2時間。時を忘れて温泉三昧。閉店まで居てしまった。
中標津まで行こうと思っていたのだが・・・もう面倒になった。
そんなわけで、今日は尾岱沼の道の駅でゲリラキャンプ。略してゲリキャン。まぁ・・・野宿ってやつです。
テントの中に入ってしまえば、キャンプ場だろうが、道の駅だろうが、浜辺だろうが、美女の部屋だろうが、関係ないのです。
この空間が、僕は好きです。
明日は早起き。もう瞼が落ちそうです。
おやすみなさい。