映画「るろうに剣心」
を見てきました
かつて子どもたちが
テレビのアニメを見ていたのを、
垣間見ていて、
剣心、いいなあ、
と思っていたから
というより、
「龍馬伝」や「白洲次郎」のドラマで
名高い大友啓史監督の作品という
理由から見に行きました。
ストーリーや映画的な評価は
激しいアクションなど見どころ満載。
紫苑としては、
二人の女性蒼井優さんと
武井咲さんのきものに、
目がいってしまいました。
蒼井優ちゃんといえば、
きもの好きの間では忘れることのできない
ドラマ「おせん」のアンティークがあります。
4年前です。なんという可愛さ
いまだにこの番組のフォトグラフが
出ているので、
上の「おせん」をクリックして、
ぜひ見てください。
余談ですが、
このドラマにはブレイクする前の
向井理が板前さんとして出ているんですよ。
早くも目をつけていたのです。
無口な板前役、ぴったりでした
この頃の目立たない彼のほうが
好みだったのに、ちと残念です。
それはともかく、
4年経った優ちゃんは、
もう「ちゃん」とは呼べないほど大人になって!
色気あります
色気と悪っぽいイメージを出すため、眉毛は半分剃って、目尻りに強いアイラインと濃いアイシャドウ。
彼女と対照的なのが武井咲さんの薫。
原作とはちと(だいぶ?)
イメージ違いますが、
すっぴん化粧の彼女が画面に出るたびに、
爽やかな風が~。
なぜか笑ってしまうくらい純真に描かれています。
男たちのキャラや衣装が凝っている割には、
女性陣の衣装はシンプル。
男性陣同様、過激なバサラ的(歌舞いている)
な衣装を期待したのですが。
優さんは、グレーベージュの色無地っぽい
きものに袋帯。
咲ちゃんの後半のきものは、
ベージュのざっくりとした紬です(多分)。
少し光沢があるのでムガシルクといった
野蚕が入っているようにも見えます。
それに金糸などが入った帯。
今のきものと、ほとんど変わりありません。
でも、見ているうちに、彼女たちのシンプルさが、画面に落着きを与えているんだと気づきました。
これで派手な色合いのアンティークだったら、男たちとかぶって、さぞうるさい画面になったことでしょう。
濃いキャラや衣装の男たちと対照的に、
シンプルなキャラと衣装の女性陣
(といっても二人だけど)。
それがお互いを引き立て
あっているように思いました。
「龍馬」同様、
これは男たちのドラマ。
ストーリー的には物足りなかったけど、
映像が素晴らしい。
ラスト近く、
佐藤健さんが助けた咲さんを
「お姫様抱っこ」
この映画で覚えたんですかね、
お姫様抱っこ~~。
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