昨年はブログタイトルも変更、
「シニア」らしくしようと決意?、
その気はあるものの、
まったくその気(け)がない~~。
「年取るとはどういうことか」と知るべく??
メイ・サートンの「70歳の日記」
「82歳日記」やら老人ホームの実態を描いた
今かくあれども」(すべて、みすず書房刊)
を開いてみた。
けれど、「70代の日記」のほうに、
「まったく年を取った気がしない」とあり、
70代でもそうなら、60代ではまだまだなんだなあ、
と納得した次第。
亡くなる少し前の82歳は
病を得て、ちょっと弱気だけど、
なんと活動的なことよ!
メイ・サートンは、
40代くらいから、一人で人里離れた一軒家にこもって
思索と創作に専念した詩人。
一人暮らしとはいっても
こんな立派な家。
かなり前に、「夢見つつ深く植えよ」という本を読んで、
「こういう生活いいなあ」と憧れていた人なんですね。
マッ、理想はいつも遠いものですが。
で、この本を読んで「年取った気でいるのはまだ早い」
と意を強くした途端~~、
初詣で
「今年の私の運を全部娘に。
君の悪い運は全部引き受ける。
どうせ残り少ない命だから」
なんて殊勝なことを口走ったことを早くも後悔。
「~~約束したいい運の半分50%くらい返してくれない?」と
娘にお願いしたら~~。
「う~~ん、じゃあ30%!!」と娘。
「う~~ん、じゃあ、40%!」
「じゃあ、35%!!で手を打つ」と娘。
「わかった。バーゲンじゃないからいいわ。
母に二言はない。もう全部あげる!」
「いよっ、太っ腹」ということで
交渉?成立。
いい運全部渡したけど、いいわ。
自分の運くらい、またゼロから
自分で切り開くわ。
ということで、マイシニア撤回と思っていたら、
ニュースで、
「これまでは65歳以上を高齢者として
いたが、75歳に変更」と広くニッポンでも
変更宣言。
そう、いまや60代は若いよね。
で、新年に友人たちが遊びに来て、
おうちきもの。
若いときの小紋を引っ張りだした~~
出してあった手織り紬に浅黄道明。
半襟もドットでどっと可愛くした~~
初ふざけ、じゃなく初キス。
ということで、
今年はまたまた元気に
自分で運を切り開くぞ~~。
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