だんだん本格的な寒さを感じます。
昨年まではどんなに早く起きても
エアコンをつけるほどでは
なかったのですが、
今年は散歩のあと、
テーブルに着くと、
身体を動かさないせいか、
寒さを感じ、つけるようになりました。
街はクリスマスムードに。
寒さは体力も集中力も奪います。
冷え性の私は、
対策をいろいろやっていますが、
HNKでこんな番組を。
「タイプ別冷え性対策」
このなかで、
ゲスト、女優の美川さんの下半身冷え性に、
ソフトボールをお尻に当てる方法で、
たちまち効果が出て驚いていました。
ソフトボールはわが家にはないので、
まだ試せませんが、
やってみよう。
こんな一冊を読みました。
「余命一年男をかう」(講談社文庫・吉川トリコ著)
主人公は40代の就職氷河期世代、
それでもどうにか正社員として働くも、
老後のために徹底した節約をしている。
「人生損得勘定で捉えたらシンプルにほうがいい」と
結婚もしない。
その節約ぶり、考え方が
飾り気のないシンプルさで、
面白く、読み進んでしまいます。
節約のために検診もしなかった彼女が
「無料診断」に引かれ受診したら
「がん」と判明。
「死ぬとわかったら節約なんてもうしない」
とたまたま知り合ったホストにお金を貸し、
その分彼と過ごす契約を結ぶ~~。
お金を遣いながらも、
ときどき顔を出す節約精神が面白く、
お金で買ったホスト」の
キャラもよくできているなあと。
「彼のどこがよかったんだろう?」と
自問自答する、その答えは
「作画」つまり「顔」
この辺り、変に美化しないところも好き。
「プリティウーマン」という映画で
なぜ二人は惹かれあったの?との質問に
「つまりは顔とお金でしょう}(笑)
と応える。
つい「なるほど」と笑ってしまいました。
それでも「余命一年」
先の「無人島の二人」と同じように、
自分だったらどうすると、
順序立てて考え、読んでいきました。
年齢関係なく「余命」は
限られているんですよね。
奇しくも、
女優の中山美穂さんが54歳の若さで
亡くなった。
目が覚めたときには、
この何時間後に自分が死ぬなんて
考えもしなかったでしょうね。
映画「ラブレター」は、彼女の
自然な演技が素晴らしかった。
何度も観たものです。
冥福をお祈りします。
本から離れてしまいました、
最後までお付き合い
ありがとうございます。
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