閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

主役

2012-04-16 06:31:58 | 閃き
長女の旦那(婿)の誕生日だったので、休日を利用して誕生会を催した

誕生会といっても、いつもの様に夕飯を囲むのだが

夕飯のメニューは主役である婿の希望を聞く事にした


夕飯のメニューは「コロッケ」と決まった


察するに、これは長女の食べたいメニューであるようだ

婿さんは、まだまだ遠慮があって当然だが、主役なんだから希望のメニューを言えば良いのにと思う


いづれにしても、家庭料理の範囲であるから、選ぶとしても、たかが知れている

これが婿の実家なら、お母さんが好物を知っているので、何も云わなくても好物が出てくる

母と嫁のキャリアの差が明確になる所だ



結婚する時期にもよるが、母よりも嫁と暮らす時間が長くなるし

何より現在を一緒に進んでいる事が大きな違いで

歳と共に好みも変わるから、その内に母と嫁の立場が逆転する


と言っても、お袋の味は懐かしい味として、心の中に大切に仕舞われる


私も、妻の実家で本当に気兼ね無く居られる様になるまで、10年位かかっていると思う


誕生会のメニューに婿の本音が出て、名実共に主役になるのが、いつになるか楽しみである


そうやって少しづつ気を許しながら、家族になってゆくのだ
コメント
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