閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

におい

2012-04-18 06:13:17 | 閃き
久し振りに得意先近くの美味いと評判の定食屋で昼食を摂る事にした

流石に評判が高いだけあって、満席になっていた

仕方なく相席でテーブルに着いた


すると、何処からか甘く良い香りが漂ってきた

ウェイトレスが水を運んで注文を取りに来た時に判明した

ウェイトレスが香水をつけているのだ


昼食の時には、甘い香りは似合わない

オシャレのつもりだろうが、ちょっと匂いが強すぎる


匂いといえば、加齢臭や腋臭などを連想するが、匂いは重要なポイントだ

子供の頃の記憶に、父や母の匂いが今でも残っている

懐かしくて優しい匂いで、安心する匂いだ

つまり匂いは記憶に残る


私の友人が、先日整髪剤をつけたら、年頃の娘が途端に見抜いて指摘したという

香水をつけるなら、微かに香る位が丁度良いのだろう

香水は元々体臭のキツイ西洋で発達したものだ

日本では匂袋という小さな袋に和装の時に香木などを忍ばせていた

微かな匂いが、日本人の奥床しさを物語っている


自分の匂いは周りに不快な気分を与えない様にしたいものだが、中々自分では気付きにくい

奥床しさを基本にして、記憶に残る匂いにしたいものだ
コメント
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