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閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

父親の気持ち

2012-04-10 06:38:19 | 閃き
同期会での、ある輩の告白話し

彼の息子が社会に出る事になって、その入社式に出席したそうだ

小中学校の入学式ならともかく、入社式に親が付き添うのかと呆れたが

会社から出席しろと言われれば行かざるをえないと彼は言う

就職難の昨今では、それも無理からぬ話しだ


その時に気付いたが、父親が1番子離れしていないかったと話す

今までは、そんな事は思ってもみなかったが、寂しくなって涙が出たそうだ


彼の息子の大学は遠いのでこの所、同居はしていなかった

それが大学から会社に変わったに過ぎないと思うのだが

彼にとっては手から離れて行った様に感じたのだ

それで自分が1番子離れしていなかったと気付いたと言う


先日も公私共にお世話になっている税理士の先生が来社された時

既に引退なさっている米寿になる父親の大先生が付き添われていた

理由を伺うと、先生はこの所多忙な為、身体が心配なので

運転手を買って出て、少しでも休ませてやりたいと言われた

幾つになっても親の気持ちは変わらないし、それを子離れしていないと云うのなら

それが父親の気持ちだと云ってやれば良い

そんな父親の姿を我が子に見せてやれば良いと思う
コメント
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