閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

再会

2015-03-05 05:30:00 | 閃き
多忙のため、久し振りに検診に行った

実母を連れて行く必要もあるので延ばすわけにはいかないのだ


妹が実母を連れて一足先に病院へ行ってくれていたので、予約時間に間に合えばよかったのだが、慌ててゆく羽目になった

いざ到着してみると、診察券と保険証を忘れていた

受付で頼み込んで診察受付にいったときにはかなり遅刻していた


受付を済ませば後はただ待つのみ

待合室をウロウロすると懐かしい顔に出会う

何年振りかも判らない程久し振りの再会である


「お元気でしたか?」と尋ねるのも場所柄、可笑しな話だがつい口を突く

名前すら、ままならない方との再会は更に言葉に窮する

「○○さんはお変わりないですか?」
と聞いて思い出す事もある


高所から落下して大怪我したとか、脳梗塞を患って1年になるとか、伺ってみると知らないことであるが驚く事ばかり

「知らないとは言え、お見舞いも出来ずに済みません」

「いえいえ、お陰様で有り難う御座います」

「お大事にして下さい。さようなら」


再会できる事は嬉しい事であるが、知らなくてもよいことまで知ることになる

病院の待合室は再会の場所である
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