閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

お年寄りの発想

2015-03-19 10:22:50 | 閃き
先の日曜日は氏神様のお祭りで、自治会の回り当番に当たっていた

午後3時からの神事の前に早朝から境内の掃除を行った


境内の掃除に参加する自治会の方達といえばお年寄りばかり

私もいつの間にかお仲間入りしている

広い境内の玉砂利に落ちた枯れ葉を掃いたり、飾りのものを交換してゆく作業を神社総代や宮司さん達と共に作業を行のだが、楽しみの一つは竹箒を持ちながら長老の言葉に耳を傾ける事だ


最近は近所に新生児が生まれなくなって今年の小学校の入学生が少ないとか、近くの公立高校では受験者が募集人員を大きく下回っているとか、少子化の話題が始まった

跡継ぎ(息子)が都会へ行き、家を継ぐ者が居なくなっている状況は働き口が無いのが原因だと嘆いた


私見なのだが、働き口が無いのでは無くて都会の方が便利で暮らしやすい(?)のだろうし、そこで結婚して家を建てれば帰って来る筈も無い

残った年寄り達には跡継ぎを引き止める術が無かったに違いないのだ


続いて少子高齢化の世の中になっているのに、リニアが開通するらしいが乗客が居るのか?と話題が飛んだ

利用する人も居ないのに金を使って作る必要があるのか?それよりも老人に目を向けろと言う


私見なのだが、リニア沿線の住民が少子高齢化によって利用することが少なくなる事はあるだろうが、利用者は東京と名古屋の移動が殆どで、あまり影響は無いと思うのだが、どうもお年寄りの見方は違うらしい

それに建設資金は殆どがJR東海が負担するので、老人福祉とは違う事も理解されていない


何処か否定的に感じる内容ばかりのお話しに、お祭りも少々気が滅入ってしまった

仰る事はよく判るが、明るい未来の話もしたいね