閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

派遣会社から見る海外事情

2015-03-20 05:51:51 | 閃き
チュニジアの首都チュニスのバルドー博物館が襲われたテロで邦人にも死亡者が出てしまった

おそらくイスラム過激派の仕業であろうと言われている

海外では意外な事件が起こる背景が日本では判らない


先日、海外からの労働者を仲介する会社の担当者がこんな事を言っていた

最近の円安によって海外からの労働者があつまらなくなっているという

特に中国人は採用試験や面接の上、採用が決定された場合で日本に来ている労働者が、突然中国に帰るといって帰国してしまう事態が相次いでいると言います

相当量の残業や休日出勤があり、収入が多ければ良いのですが、そうで無ければ、思惑違いを表面にだして、契約期間も無視して帰国する身勝手さに、担当者は嘆きました


欧米ならば契約期間を破棄して帰国するのならば雇用者にも損害が発生する為、中国人に対して損害賠償を請求するのでしょうが、残念ながらキチンとした契約が無いとか、日本国の法律(労働基準法等)の制限によって何も言えない様です

中国の1ヶ月の給料が3~4万円だった(以前はもっと低賃金だった)頃と違い、現在では中国国内でも12万円程は稼げるといいます

職種にも依ると思いますが、それは韓国や台湾での一般的な給与に匹敵するレベルです

もはや中国人にとって日本は大金を稼ぐ黄金の国では無くなっているようです


一方、ベトナムやインドネシアからの労働者達にとっても円安による収入の低下は深刻になってますが、彼らは中国人と違って揉める事は少ないようです

民族性が大きく違い、謙虚で素直だと評価が高い

テレビや新聞で知る海外事情とは違う一面を知った