閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

弥次喜多道中

2018-04-09 18:09:25 | 閃き
弟分と言ったら角が立つかもしれないが、勝手にそう考えている後輩2名と一緒にプチ旅行に出かけた

年長、年中、年少の小父さん3人組である

当然、家族からは大ブーイング

歳は違えど家庭内環境はどこも同じようである


このメンバーは昨年秋に初めて北海道へ出かけたメンバーである

妙に楽しかったので、半年に一度は実行しようと、夢のような計画を誓い合って別れた

半年が経過し、さてそろそろ次の計画を、という段になって年少が不運の骨折に見舞われ、やむなく延期をしたのだが、春先になって暖かくなってきたからと、年長と年中が企画して年少を無理やり引っ張り出したのか今回の実態である

最もこの企画に乗り気なのが年中で何があるのか知らないが、非常に前向きである

こういった企画はそんな前向きな者がいなければ進まないのが常、彼のおかげと言っても過言ではない


金曜の夜、早めに仕事を切り上げた小父さん3人組は近くの空港から小さな飛行機に乗って約1時間で到着する海辺の街に立っていた

しかし、年少の体調がすぐれず、ホテルで休養するというので、仕方なく年長と年中の二人だけで近くの居酒屋へ

ホテルで苦しんでいるであろう年少を尻目にして年長と年中は地酒と地元の美味を堪能した


翌日からは年少の体調も復活しての遊びの時間

本当に家族には申し訳ないが、これが本当のリフレッシュであろうと実感するほど、安らいだ時間を過ごさせていただいた

しかし、実態はスマホに次々に送られてくるお土産購入依頼によってめぼしいお店を巡る様はまるで鵜飼いの鵜の様であった

帰りには来た時の荷物が倍になるほど抱え込んでそれぞれの自宅に帰るときには深夜の時間帯になっていた


詳細は判らないが、各自、注文通りのお土産を献上して事なきを得たと推測しているが、次回は9月に実行しようと固く誓い合って、それまでに軍資金の調達にまい進しなければならないと意を強くしたのも、それぞれが楽しい時間を有意義に過ごしたからに違いない

こういった付き合いが出来る友人というのは、そうそう存在することは無いと思っている

それぞれが丁度よい距離感で存在して、共通する価値観や趣味を持っているし、遊びに費やす時間や資金も何とか工面できる立場にあるという事を考えれば、奇跡としか言いようがないと思う

仕事の関係で年に2度、プライベートでゴルフをする会があるが、それは仕事の延長での事

万一退職して仕事を離れた後まで継続することは無いだろう


残りの人生をどう過ごすか?考えた一つのちっちゃな反乱なのである