閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

道徳

2012-08-12 10:16:38 | 閃き
評議員をしている母校の中学校でPTA会長を拝命した時代の校長先生と、年に一度飲み会を開催している

昔話しを肴に、毎回楽しい酒宴となるが、今回はちょっと変化があった


酒宴の終わりに、いじめにより自殺した生徒のいる学校の校長の会見の仕方に疑問があると話しが出た

校長先生は教育委員会の事を考えれば、何でもかんでも話す事は出来ないから、あの校長の言動は理解出来ると話した

そんな教育委員会の都合を優先しなければならない様な体質が問題ではないかと持論を話した

私が子供の頃は、当時の先生は人としても手本になる立派なイメージがあった


すると、校長先生は、何故教師が「道徳」を生徒に教えなければならないのか?と答えた

教師は勉強を教える者で、道徳は社会(家庭や地域)が教えるべきものだと付け加えた

私はそんな答えが返って来ると思いもしなかったのでショックを受けた


確かに社会で道徳を教える事が少なくなって来た

それ故、先生方に期待する様になって来ているとも思う

従って子供に勉強と道徳の教育を先生にだけ押し付ける事は酷だと思うが、先生自ら道徳教育を放棄して欲しくない


社会問題として、子供の教育の事は取り組まなければならないから、先生と家庭と地域が協力する必要がある

明日の日本の為にも、道徳についてもっと考えるべきだと感じた
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心残りな通報

2012-08-11 08:59:37 | 閃き
車で客先に急ぐ時の事、隣町の団地の近くを走っていると、前を走るトラックが大きく対抗車線迄はみ出して何かを避けた

落下物か動物の死骸だろうと思いスピードを落とした

そこには何と3歳位の男の子が三輪車に乗って道の真ん中に居るではないか


驚いたが、後続車も続いていたので、その場をやり過ごした

何故かといえば、すぐ先に派出所があることを知っていたので、警察に処置をお願いしようと考えたからだ

派出所へ行くと、生憎パトロールに出掛けて留守だった

先を急ぐが、子供の事が気にかかる

そこで、程近い所で薬局を営んでいる同級生に電話して子供の事を託した

託した事で時間はかかるが、町内の事を良く知る彼が適任だと考えたからだ

託した後に子供の安全を優先した方が良かったかと葛藤に苛まれながら車を走らせた


暫くして同級生から電話があり、丁度帰って来た派出所の警官に彼も託し、無事保護したと聞き安堵した

結果的に無事に終わったので良かったが、自身の行動に今も後悔を抱く


心に素直に行動出来なかった自分に不甲斐無さを感じる

見過ごさない自分になろうと、心に刻んだ
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人に非ず

2012-08-10 07:16:29 | 閃き
末娘が、男友達の車に乗せて貰っていた時の事

車がトンネルに入ってライトを点灯した時、ビーム(遠目)になっていたので、慌てて切り替えた

すると、前を走っていた軽トラックを運転していた年配の男が、煽られたと勘違いして激怒し

信号で停止した時に車を降りてやって来て、文句を言いながら殴り掛かって来た

3発も一方的に殴った挙げ句、何と車のキーを抜き取り行ってしまった


末娘は110番して、警察を呼び、軽トラックを確保して再び戻って来た

それまで車は信号近くに立ち往生したままなので、大渋滞を招いていた


軽トラックの男は、こっぴどく警察から叱られ帰って行ったが、末娘の友達は殴られた事には被害届を出さなかった

彼は事の発端が自分にあるからという理由で、穏便にしたようだ


この話を聞いて、私は耳を疑った

この軽トラックの男の行いは人に非ずと言うしかない

非常識にも程がある


私なら、被害届を提出して相手に過失を自覚させる

そうしなければ又、同じ事を繰り返すだろう


そんな人として考えられない非常識な出来事は、国会にしかないと思っていたが、身の回りにもあるようだ

嘆かわしい事だ
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国民の信

2012-08-09 06:52:35 | 閃き
民主、自民、公明は党首会談を行って、社会保障と税の一体改革法案を成立させてから、近い内に国民の信を問う(解散総選挙)事を再確認したと野田総理自ら発表した


私は消費税増税については以前から反対している

これを与野党3党合意で成立させた後に、問う国民の信とは何だろうか

日本の将来の為に消費税を上げましたよ、そんな僕達を評価して下さい、というのなら、民自公には投票出来ない


しかし、民自公以外の政党へ投票したって、とても政権を担えるだけの力が無いから、国民は所詮、民自公へ投票せざるを得ないとの思惑が伺える

確かに今回の政権交代で民主党に政権を担える力が無い事が判ったが、自公連立の時だって官僚政治だったから違いはない

つまり、今の日本には政権を担える政党は皆無だという事だ


選択肢が無いのと同じだから、何をやっても自分達に投票するしかないと踏んでいる

残念ながら、その通りの状況と言うしかない

何故ならその他の野党は、烏合の衆であり、とても一つにまとまらない事が見えているからだ


本当に国民の信を問うのなら、消費税増税法案を成立するまえに国民投票を行って問うたらどうか


本当の国民の信とは何かを我々国民自身が考えなければならない

総選挙になったら民自公の党首や役員を落選させれば少しはピリッとするかも知れないが、比例区から当選する仕組みがあるからそれも出来ない


国民の信とは、実は現せない状況になっているという実態が真なのだ
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夏対策

2012-08-08 07:04:34 | 閃き
脱原発のブログを書いていて考えてた事

昭和50年代の初め頃迄は車にエアコンは無く、あってもカークーラーだった

カークーラー無いのに、窓を閉めて涼しげな顔をしてたが、走り出したら慌てて窓を開けて風を入れてた


当然、家にもエアコンは無かったから

窓を開け放ち、簾や風鈴を吊し、かき氷を頬張った

扇風機が必需品だった


当時も茹だるような暑い夏だった

涼を求めて海に山に出掛けた


クールビズ等は無く、暑くてもネクタイを締めていた
ビルの屋上のビアガーデンへ良く通った

電車やバス、喫茶店にはクーラーが効いていて、良く利用して涼んでいた


そんな環境の中で、よく過ごしてきたものだ

熱中症という言葉は無かった気がする

現代人なら耐えられないかも知れない


立秋を迎えて今朝はちょっと暑さも安らいだが

まだまだ暑い日が続くだろうから、昔よりましだと思いながら、乗り切ろうと考えている
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