ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

松井が松井であるために

2007-02-27 22:30:18 | Weblog
今年は野球人・松井秀喜の評価を決しかねないシーズンになりそうです。結論から言ってしまうと彼がホームランバッターのままユニホームを脱ぐことが出来るかどうかの岐路に立たされていると思います。

清原和博の現役生活は99パーセント終わりました。しかし彼がどんなに無様な最期を遂げようとも、どんなに悲劇的な結末を迎えようとも、ホームランバッターのままグラウンドを去るのは間違いないでしょう。

対して松井の最近の印象は3割、25本が合格点の選手になってしまっています。確かに一流選手の成績です。しかし、長距離打者としてではなく、中距離打者として。

普通に考えれば彼のプロ生活は約三分の二が終わりました。今年あたりが彼本来のポジションであるホームランバッターに戻れる最後のチャンスではないでしょうか。とにかく40本、ホームランを40本打ってほしい。

ヤンキース内の立場も微妙です。昨シーズン、松井がケガで戦列を離れている間に若手が台頭し、これまで当たり前だったスタメンでの出場すら保障はありません。そんな不安など吹き飛ばすような彼本来の強烈な弾道をライトスタンドの最上段に突き刺してもらいたいです。がんばれ、松井。
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