ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

鳩山首相はもっとリーダーシップを

2009-12-10 23:55:25 | 社会
鳩山政権が揺らいでいますね。財政面にしても事業仕分けなど無駄を省こうと努力しているのは伝わってきます。しかし、それだけではまだまだ足りません。

マニフェストに子供手当てや高速道路の無料化などを盛り込んでしまったため当然予算は膨らんでしまいます。その上、税収が大幅に落ち込んでいますから赤字国債の額も大きくなってしまうのは確実です。

となれば税に頼りたいところですが、これもマニフェストに消費税は上げないと明記してしまったため、苦しいですね。所得控除の制限やタバコ税、果ては環境税なるものまで検討されているようですが、どれも一筋縄ではいかないでしょう。

景気対策も具体的なものは見えてきません。自民党政権時代のエコポイントを延長するぐらいでは国民の暮らしはますます厳しくなりそうな気配です。

なかでも鳩山政権、というより鳩山首相のブレが激しいのは普天間問題です。アメリカにも沖縄にも社民党にもいい顔をした結果、身動きが取れなくなってしまったようです。

私は辺野古に移転するべきだと考えています。自民党時代にアメリカとその方向で話が進んでいた訳ですし、国家間の決め事は政権が変わったからといって白紙にする事はできないはずです。鳩山さんの優柔不断さが沖縄の方にも社民党にも期待を持たせてしまったのは確かですが、自分でまいた種です。年内に辺野古への移転を明言すべきです。それで社民党が連立から離脱しようが仕方のないことです。

今のところ、支持率を見ても危なっかしさはあるものの、もう少し見守ってみようというのが世論のようですから、今のうちに鳩山さんはリーダーシップを発揮すべきですね。そうでないと遠くない将来、必ず国民にそっぽを向かれてしまうように思います。
コメント
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