ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

ピュアすぎる女優、堀北真希

2009-12-21 23:06:37 | 人物
以前から堀北真希はどこか昭和の香りのする女優だなあと思っていました。勿論、「三丁目の夕日」で昭和30年代の田舎から上京した娘を好演したこともあるんですが、何日か前にその答えが分かったような気がします。

TBSのバラエティー番組で自身の恋愛観を語っていました。堀北さんは決して自分からは好きな相手に告白しないそうです。僕はそれを聞いてふと石川ひとみの「まちぶせ」や村下孝蔵の「初恋」の歌詞の世界観を思い出しました。

でも考えてみると違うんですよね。「まちぶせ」は相手を振り向かせたいという強い意志があるし、「初恋」にしても、告白したいけどできない揺れ動く異性に対する心を描いていますが、堀北さんの場合、好きな人がいるだけで幸せを感じる。それだけで十分という様な言葉を発しました。なんというピュアな、あまりにもピュアすぎる。

かつて月9ドラマ「イノセントラブ」で演じた純粋で薄幸なヒロインが妙にはまっていたのは堀北さんのそうした素の部分が投影されていたからなんでしょう。

来年の大河ドラマは「龍馬伝」、そして再来年が確か「姫たちの戦国」。浅井三姉妹の末っ子のお江がヒロインのようですが、僕は主演は堀北さんがいいのではないかと思います。

古くは渡辺謙、最近では宮崎あおいのように若い役者が1年の間に成長する姿を見るのも大河の楽しみの一つです。堀北さんにもぜひ大役を果たし、一回り大きな女優になってもらいたいものです。
コメント
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