ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

私が考えるプロ野球歴代ベストナイン

2009-12-15 20:15:11 | スポーツ
これは難しいですね。プロ野球には75年の歴史がありますから。沢村栄治の時代を知っている人はもうほとんどいない訳ですし、ONの時代からも40年が経過しています。

例えば、僕が野球を見始めた昭和50年代の選手を改めてビデオなどで見ると体が細いんですよね。いまの選手とは雲泥の差です。当時は球場が狭かったですし、ウエイトトレーニングも普及していませんでした。

だからいまの選手と昔の選手を一律に比較するのは無理があると思います。単純に実力だけで判断すれば、ほとんど現役の選手でベストナインは埋まってしまうでしょう。しかしそれはある意味当たり前のことです。科学や医学が日々進歩することと同じです。

これらの面からも選手を時代ごとに分類して評価すべきだと思うのです。そこで私が考える新旧ベストナインを発表します。まずはON時代の旧ベストナインから。

 若松 (右)    投手 金田
 吉田 (遊)       稲尾
 王  (一)       江夏
 長嶋 (三)
 中西 (指)
 張本 (左)
 山本浩(中)
 野村 (捕)
 高木守(二)

ざっと思いついたまま書きました。僕は王さんの晩年からしか記憶がありません。だから中西太さんや稲尾さんたちは当然伝説の人なのですが、やっぱり凄かったんだろうなという事でメンバーに入れました。

まだまだ入れたい選手は沢山いますが、僕より年配の人のほうがそのあたりは詳しいと思うので旧ベストナインの方はこれくらいで。

では現役選手を含めた新ベストナインを。

 イチロー(右)  投手 野茂
 辻   (二)     江川
 松井  (左)     斉藤雅
 落合  (指)
 清原  (一)
 掛布  (三)
 秋山  (中)
 池山  (遊)
 古田  (捕)

一番のイチロー選手は文句なし。セカンドとショートと外野は迷いました。セカンド篠塚でもおかしくないし、ショートは現役の中島も素晴しい選手ですね。外野は金本も入れたかったです。

クリーンアップですが、ここ20年で日本の四番と言われた松井、落合、清原という並びにしました。落合は全盛期に狭い川崎、ナゴヤ球場をホームグラウンドにしていた事、所属チームが弱く個人記録に専念出来た事、又どちらかといえば短期決戦に弱かったという事など問題点もありますが、やはり三冠王3度は凄いの一言に尽きます。四番にふさわしい実力、実績、風格を兼ね備えていると思います。

その落合の背中を追ったのが清原と松井です。内角球の捌きなら落合、外角球に関しては清原、そして総合力では松井ではないでしょうか。松井はここぞという場面にも強いし、点差が開いた場面でも決して気を抜かないところが長所ですね。エンゼルスに移籍が決まりましたね。ぜひ来季は40本を目指してほしい。そうしたら四番は松井ですかね。

清原は5年目まで、あるいは日本シリーズなどの短期決戦ならば、四番でいいと思います。しかし6年目以降、内角高目が捌けなくなりました。選手生活の後半は怪我に泣かされたのも痛かったです。

それでも外角打ちの巧さ、センターから右への飛距離は凄かった。メジャーリーグで逆方向へホームランを量産できるとしたら、それは清原以外考えられません。勝負強い反面、松井とは対照的に点差が開いた場面で打てませんでした。気持ちが緩んでしまうんでしょうね。その結果として名前や実力ほど高い数字は残せませんでした。このメンバーの中では通算本塁打数は最も多いですが(おそらく松井が抜くでしょう)、やはり安定感で落合に軍配が上がります。

投手は野茂、斉藤は文句なし、もう一人は実績で言えば、工藤、山本昌。現在の実力ならダルビッシュ。また桑田も入れたかったのですが、江川を選びました。

実は僕は子供のころ江川が大嫌いでした。入団のいきさつもありますし、僕は阪神ファンでしたから。しかし、今にして思えばやはり江川は凄かったです。あの浮き上がるストレートはいまの時代でもほとんど打たれないのではないでしょうか。

少し長くなりました。この辺で終わりにします。
コメント
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