ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

芥川賞&就職難

2011-01-18 22:31:25 | Weblog
昨日、芥川賞・直木賞の発表がありました。注目度が高いのはやはり芥川賞でしょうね。受賞したのは2人で「きことわ」の朝吹真理子さんと「苦役列車」の西村賢太さん。この2人何もかも対照的ですね。家柄から生い立ち、ここまでたどり着くまでの道のり。表面的に見てしまうと朝吹さんは順風満帆、西村さんは紆余曲折といったところでしょうか。

朝吹さんについて少し。若くて美人、華麗なる一族とも言えるいえる家柄。正直「またか」とも思いましたが、どうやら文章力が図抜けているという評価が多いようです。天は彼女に一体何物与えたのでしょうか。間違いなく文壇のスター候補でしょう。

先ほど、NHKのニュースで彼女がインタビューを受けていたのですが、絵に描いたようなお嬢様的な話し方ですね。趣味は将棋観戦とのこと。いつの日か将棋小説を書いてほしいです。男性棋士の心情を描くのは難しいかもしれないので女流棋士を描くのもいいかもしれません。

最近の芥川賞は若い女性で美人の方が多いですね。綿矢りさ、金原ひとみの20歳のダブル受賞はインパクトがありましたし、川上未映子さんも話題になりました。皆さん、それなりに活動しているんでしょうが、もうひとつ伸び悩んでいる印象があります。僕は綿矢さんの「蹴りたい背中」ぐらいしか読んでませんが。将来的には宮部みゆき、恩田陸、角田光代クラスになってもらいたいです。まあ、芥川賞は純文学ですからなかなか今のミステリー全盛の時代に難しい所もありますけどね。

最近の話題になった女性受賞者の中では朝吹さんほど文章力がダントツという評価を受けた人はいないので、ぜひとも期待したいところです。

大学生の就職難について。まだ就職内定率が70パーセントに満たないようです。何十社も受けて全部落とされると聞くと狭き門のようにも映りますが、実は中小企業には沢山席が空いているようです。やはり大企業志向が強いんですね。

ここまで順風満帆にきた学生が多いでしょうから、ここでレールから外れたくない気持ちがあるんでしょう。しかし、そのこだわりがかえって深みにはまってしまう可能性があるような気もしますけどね。今なら会社を選ばれなければ就職は出来ると思います。しかし、時がたってしまうと今度は就職したくても出来ない状況に陥りかねません。「どうしてもこの会社でなければ駄目」という強い気持ちがないのなら中小に目を向けたほうが得策のような気がしますけどね。

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