ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

タレントパワーランキング 菅野が女王、綾瀬が2位

2011-04-05 22:37:00 | Weblog
日経エンタテイメント5月号を買いました。特集はタレントパワーランキング。タレントパワーとは認知度と関心度を掛け合わせた値だそうです。ジャンルは問わず注目度の高いと思われる1278組を調査しています。回答者は10代から60代まで幅広く、4400人という大人数です。かなり大規模な調査ですね。

そして結果ですが、1位・福山雅治、2位・嵐、3位・サザンオールスターズ、4位・菅野美穂、5位・イチローがベスト5。1位の福山さんは3年連続ということで完全に福山時代ですね。この中で女性はただ一人、菅野さんのみです。菅野さんが女性有名人としてトップになりました。個人的にはファンとして喜ぶべきなのか、ついに頂上まで祭り上げられてしまったのか、複雑ですね。しかし、30代前半は女優に限れば下り坂の人が多く、31人中21人がランクを下げていることを見れば菅野さんの上昇は驚異的かもしれません。

こうした調査ではいつの時代も常に菅野さんの上に誰かがいました。彼女が10代の頃は広末涼子。20代の頃は松嶋菜々子。最近では仲間由紀恵。菅野さんは昔から人気女優ではありましたが、女優としてベストテンには入るかなという程度だったと思います。ちなみに去年は女優部門で5位。これが本来の定位置でしょう。それがここに来ての意外なまでの人気上昇。菅野さんもこの結果を知ったら戸惑うのではないでしょうか。彼女は決して国民的女優とか女王とかいう称号は似合わないような気がするんです。

いったん、菅野さんの話は中断して、女優ランキングのベストテンを見てみると1位菅野さん、2位綾瀬はるか、3位上戸彩、4位柴咲コウ、5位仲間由紀恵、6位天海祐希、7位、黒木メイサ、8位松嶋菜々子、9位宮崎あおい、10位新垣結衣となります。急上昇しているのが去年23位の黒木メイサ。そして個人的に意外だったのはガッキーこと新垣結衣です。新垣さんは僕のイメージの中ではAKBに押されて人気が下降しているのではないかと感じていたのですが、根強いですね。同世代で同じアイドル女優の長澤まさみが30位にも入っていないことを考えれば大健闘だと思います。

新垣さんはこれまた意外なんですが、年上の男性に人気があります。30代では女性で菅野さんに次ぐ2位。40代では菅野さんを抑えてトップです。男性はやはりガッキーみたいな清純派が好きな人が多いんですかね。

話を戻しますが個人的には菅野さんのこの人気は長くは続かず、瞬間的なものだと思っています。では誰が長期政権を築くのかといえば僕は今回2位の綾瀬はるかだと思います。菅野さんは女優やタレントとして天才的なものを持っていると思いますが、やはり芸能人としてやや線が細いと感じます。本人も昔、「私は芸能界に向いていないのかもしれない」と語っていました。それに対し綾瀬さんには安心感、安定感があります。天才肌というより大器ですね。春の陽だまりのような女優だと感じます。

僕が菅野さんの評価でうれしかったのは演技力に対する高い評価です。調査対象70人の女優の中で菅野さんは3位でした。しかも1位は芦田愛菜ちゃん、2位は志田未来ちゃんですから子供なのに、少女なのにという前置きがあるのです。大人の女優としては菅野さんが実質1位の評価を受けました。ついで松雪泰子、松たか子、中谷美紀と続きます。やはりいくら人気者になっても女優としてはここが認められるのが最も嬉しいのではないでしょうか。

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