ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

プロ野球の役割

2011-04-13 19:54:41 | Weblog
今日は店休日で病院の予約もなく、久しぶりにずっと自宅にいました。意外に、いや、やっぱり何も出来ないもんですね(^_^;)。まだ昼寝をしなかっただけよしとしなければ。仕事なり何なり「外へ出なければ」という義務がないとすぐに引きこもりになってしまう気がします。

昨日、プロ野球が開幕しました。僕は店のラジオで文化放送を聴いていました。試合は西武が日本ハムに大勝しました。ダルビッシュが7失点もするとは誰が予想したでしょうか。

文化放送を聴いた理由は清原和博氏が解説をすると耳にしていたからです。彼は膝が悪くて長時間座っていられないため、これまで解説の仕事は極力避けていました。だから僕も少々心配していました。しかし、引退してもこれだけやきもきさせる人は初めてですね。

僕のファン遍歴は昨年亡くなられた小林繁さん、掛布雅之さん、そして清原さんですけど、前の二人は現役の時は熱烈に応援しましたが、引退後は昔ファンだった人に変わったんですが、どうも清原さんは気になってしまいます。桑田さんのように器用ならば何の心配も要りませんが。

清原関連のニュースをひとつ。今月10日、清原さんは被災地で炊き出しを行ったのですが、宮城・石巻を訪れた後、南三陸町へ向かう途中、彼の目に丸刈りの少年たちの姿が映りました。

「戻ってくれへんかな」。向かった先は石巻工業高校。野球部員たちが、津波をかぶったグラウンドを復旧させるためゴミなどを取り除いていたのです。

清原さんは生徒たちの言葉に耳を傾けた後、「甲子園でホームランを打つやつより、ここで頑張っている君たちの方がずっとカッコええよ」と言ったそうです。

清原さんは「自分が現役でない事をこれだけ悔いたことはない」と唇を噛んだそうです。やはり現役でプレーしている時こそ野球人が最も光り輝くことは否めません。

そのプロ野球。巨人・ヤクルト戦の視聴率は11%台でした。今の時代このぐらいかとも思いますが、昭和50年代からKKコンビ入団後数年のプロ野球人気全盛時代を知る一人としては少し寂しい数字ですね。

今から30年以上前、幼き日の夏の終わり。父に連れられ、後楽園球場に巨人・大洋戦を見に行きました。僕にとっては初めての野球観戦で王貞治が通算799号をライトスタンドへ運びました。その時の王さんの雄姿は今も僕の心に焼き付いています。日本中の子どもたち、特に被災地の子供たちの心に焼きつくような投球、ホームラン、ファインプレーが1つでも多くあればいいですね。

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コメント
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