ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

「同期のサクラ」第8話

2019-12-05 19:38:02 | ドラマ
「同期のサクラ」第8話、見ました。故郷に橋を架ける夢が破れ、最愛の祖父の死が重なり、大きなショックを受けたサクラは会社に行かなくなり、生きる気力も失ってしまいました。まあ、ある意味よくあることなんですけどね。夢が破れた経験は多くの人にあるでしょう。そして、じいちゃんの死は孫より祖父が先に亡くなるのはごく自然なことです。
しかし、サクラは性格があまりにも真っ直ぐなため、普通の人に比べて柔軟性がなく、心が折れやすいタイプなのでしょう。同期たちはあの手、この手でサクラを元気づけようとしますが、彼女の電源はオフのままでした。生きていくのは辛いよね、サクラ。

サクラが意識不明のまま病院のベッドで寝ている理由もわかりました。ボールを取り行こうとして車の前に飛び出した子供を、サクラが身を挺して救ったのです。ドラマにはありがちな設定ですが、人一倍、他人を思いやる気持ちの強い彼女だからこそ、自らの命を投げうって子供を助ける行動を起こしたことに説得力がありました。

そして、ついにサクラが意識を取り戻しました。これでいよいよ物語が過去から現在に移ることになりそうです。すでに会社からは解雇されており、悪戦苦闘の日々が始まると思いますが、何か希望のある終わり方になる予感がしてきました。
ドラマのクライマックスに流れる森山直太朗の「さくら」。もはやこの曲以外に「同期のサクラ」の主題歌は考えられないというほど、ドラマと見事に同化しています。

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