笑ってよ君のために
笑ってよ僕のために
僕達は小さな舟に 哀しみという荷物を積んで
時の流れを下ってゆく舟人たちのようだね
君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみを
せめて笑顔が救うのなら 僕は道化師(ピエロ)になれるよ
笑ってよ君のために 笑ってよ僕のために
きっと誰もが同じ河のほとりを歩いている
作詞・作曲はさだまさし。1980年にリリースされました。素晴らしい歌詞、そして曲ですね。
僕は子供だったから知っていたのは「関白宣言」の方で、「道化師のソネット」は大人になってから知りました。関白宣言はいかにも昭和の歌詞ですが、道化師のソネットは時代を問わず、普遍的なものです。
歌詞の中でもっとも好きなところは「君のその小さな手には持ちきれない程の哀しみを、せめて笑顔が救うのなら僕はピエロになれるよ」という一文です。笑うって大切ですよね。
最近は松浦亜弥の歌声で聴くことが多くなりました。「あやや」こと松浦さんは現時点で最後のソロアイドルと言える存在だと思います。それにとどまらず、実力派のシンガーでもあります。20代のあややが歌う「道化師のソネット」もさださんとは違った素晴らしさがあります。
さだまさしの「道化師のソネット」は後世に残る、いや、いつまでも残ってほしい名曲です。
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