春のセンバツでは彼の背番号は5だった
夏も慶応高校は甲子園に帰ってきた
少し伸ばした髪がスマートで新鮮だ
清原選手の姿も含まれている
しかし、背番号は15に変わっていた
レギュラーを奪われた清原君の出番は代打に限られる
右バッターボックスで土をならす仕草は誰かに似てる
身長はやや小柄ながら、体は逞しい
しかし結果は出せず、凡打が続く
それでも慶応の応援団のみならず
甲子園全体が清原君を大きな拍手と歓声で包む
試合が終われば取材陣が待ち構えている
補欠とはいえ、やはり清原君だから
彼も「それは宿命」と受け入れ
質問にしっかりと答えているという
いい息子に育ったじゃないか親父さん
快進撃を続ける慶応は決勝まで進んだ
相手は昨夏の優勝校の仙台育英
力は仙台育英が上に映る
しかし、勝負事は勝った方が強い
例え優勝であろうと、準優勝であろうと
西日を受けた慶応ナインは笑っているだろう
清原君も笑っているだろう
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