ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

水と空

2023-09-04 12:30:38 | 
あなたは水のような人だ
泥と交われば泥水になり
砂漠と交われば希望になる
ただし、あなたそのものは無色透明で
声高に自らの居場所を叫ぶことはない
だから人はあなたを忘れがちになる
かけがえのないあなたのことを
 
あなたは空のような人だ
くるくると色を変えながらも
浮かべているものは変わらない
下界の妬みや祈りは空の耳に届くだろうか
俯いてばかりいては
いつになってもあなたに会えないね
 
雨が降ってきた
子守唄を口ずさむような調子で
人々はそれぞれに色鮮やかな傘を咲かせ
街は輝きに紛れて泣いていた
 
 
※再掲載
 
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藤井、敗れる 八冠へ厳しいスタート

2023-09-01 12:24:38 | 将棋

昨日、永瀬拓矢王座に藤井聡太竜王・名人が挑戦する王座戦第1局が行われ、永瀬王座が藤井竜王・名人を下しました。王座戦は五番勝負のため3勝先取で決着がつくため、藤井名人にとって苦しいスタートになりました。

繰り返しになりますが、やはり藤井名人は状態が良くないですね。得意の終盤での逆転負け。八冠へ向け、早くも赤に近い黄信号が点りました。

 

例えばサッカーは前半・後半に、野球は序盤・中盤・終盤に分けられます。将棋は後者ですが、野球と違うのは将棋は終盤の比重が大きいです。7回は1点が3点になり、8回には5点、9回には10点にもなる。大雑把に言えば、これが将棋というゲームの本質です。

その終盤が滅法強かったからこそ、藤井聡太は通算勝率8割3分という驚異的な数字を残してこれました。しかし、現在は得意なはずの終盤が心もとない状態です。それが王座戦第1局に敗北という形になって現れました。

藤井さんにはぜひ八冠を達成してもらいたいです。棋士人生で一度しかないチャンスかもしれません。しかし今の状態では負けても仕方ないとも思います。

 

一般的に言えば才能の藤井、努力の永瀬。八冠をかけた歴史的な決戦は、将棋の神様が演出したかのようなガードになりました。とてつもない才能ととてつもない努力のぶつかり合い。

早くも第2局が大きな山になります。藤井さんが最近、苦手にしている後手番を制すれば五分に戻りますが、永瀬さんが勝てば、大きく防衛、名誉王座に近づきます。藤井さんは10代から奇跡的な、神がかった将棋を披露してきました。その再現を期待しています。

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