えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

I'll be back

2017-08-03 | GTIピレリ
こうなるとは、運命のいたずらか。
「戻ったぜ」と使うのは、長い読者さまならお分かりかと思いますが、VWゴルフって事です。
そう、またもやゴルフに舞い戻ったのです。

F20に乗った際、あの機能的に振りすぎたフォルムからの脱却に心躍りましたが、やはり嫌いじゃないのです。
当然に7.5型といわれる現行型ではありません。
じゃぁまた6かと思いきや、なんと5型なのです。
それもGTI。
何だか振出しに戻った様な気分です。

前のGTIと別れたのは4年と少し前でした。
その後、E90、6R、F20、A5SB と四台挟んで戻ったのです。
同じ車を買うなんて、私の辞書にはありませんでしたが、出会いがそうさせたのでしょう。
つい先日も、このブログの中で5GTIの事が好きだとか書いていました。
当然にその時は出会ってもいなかったのですから、つくづく好きなのだと思い返したりするものです。
5型のR32を探してはいましたが、同じGTIというのは考えられませんでした。
この年式にみられるビビリ音を感じさせない程度の良さと、同じGTIではないことが私を突き動かしたのです。
その名も、ジャーン「GTIピレリ」であるのです。

このGTIピレリというのは、GTIにロムチューンを施してちょいと馬力をあげただけの車ではないのです。
大径ターボを採用し、シリンダーヘッド、ピストン、ECUさらにはマフラーなどを専用設計したもの。
このEA113型エンジンのラインナップはそうそうたるもので、現行型などに使われるEA888よりもチューニングに適す心臓なのである。
・ゴルフ5 GTI:200ps/6000rpm 280Nm
・ゴルフ5 GTI ピレリ:230ps/6300rpm 300Nm
・ゴルフ6 R :256ps/6000rpm 330Nm
・ゴルフ6 edition35 :235ps/6300rpm、300Nm
このスペックを見ればお分かりの様に、Rで失敗をした私には最高の落としどころでありましょう。
私の乗っていたGTIとは30馬力の差ですが、体感的にはもっとあるように感じるほど速いのだ。
マフラーも専用に作ったり、足回りも更に煮詰められたほど拘りの限定車なのです。
その乗り心地も、18インチに適したリファインをし、驚くほどに良い脚と聞く。
この限定車は、2009年5型の最終モデルになるのですが、私の乗っていた初期型にあったような荒削りなところは見えないとも聞きます。
これだけの性能的なアドバンテージを持ち、更にピレリ専用の18インチホィール、ピレリ専用シートやハンドル、専用のF/Rバンパー・サイドスカート、スモークテールなどなど。
正直、このシートには当時から惚れておりました。
あのP-ZEROのパターンをかたどったデザインで、座面はファブリック、サイド部分にはレザーと最高の組み合わせである。
私がずっとあれ以上のシートは無いと言っていたシートではありますが、あのチェック柄と淡白すぎる色合わせは地味であった。
イエローステッチの入ったシートやステアリング、何もかもが理想的であったのです。

それから、自分色に染めることが出来るのがゴルフの良いところ。
莫大な数のアフターパーツや、未だに持っているGTI時代のパーツを復活させることもできます。
再びあのシートに座ることができるなんて、夢の様です。
また走るぜ!
コメント (2)
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