えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

テスラかよ?(EV ボルボ編)

2023-06-11 | 車関連
表参道に、VOLVOのコンセプトショップの様な店がオープンしたと聞き、仕事の途中に覗いてみました。(Volvo Studio Tokyo)
カフェのような空間に営業と思われる方がいて、その先にボルボが4台展示してありました。
その4台はすべてEVであり、ここは売らない店という。
つまり、知らしめるだけの店舗である。
もちろんここで気に入れば、都合の良い店舗に申し送りをするのは当然でしょう。

買うことを前提にお店に行くという常識にとらわれず、ふっと立ち寄ることができるのかもしれません。
買わないことを前提に行くのですから、、
そのくせ、「今日はどのようなリクエストがおありでしょうか」と問いかけるのはやめてもらいたいものである。
「新しくオープンしたと聞いたので覗いてみた」と答えました。
売らない割にはいろいろと教えてくれたりするのは、あまりディーラーに慣れていない方だと普通の店舗と変わらないだろうと思いながら、細かなスペックや特徴を聞き出した。

一番興味深かったのは、現在の2023モデルは2モーター式のAWDと、1モーター式のFRがあるという。
単に出力の違いらしく、2024モデルは1モーターに統一されるという。
その2モーター式は、前後のモーターで発する最高出力は406馬力であるという。
いまどきのシステム出力400馬力と聞いても驚かない時代であるが、これはHVではなくEVなのである。
一応聞いてみた、本当に400馬力を感じさせるのかと、、すればご満足いただけると言う。
ダメもとで、試乗はできる店舗であるのか聞いてみると、答えはイエスと。
ならば2モーターありますか?って事になり、免許証の確認を済ませ地下駐車場から乗り込んだのです。

回生ブレーキをONにするかOFFにするかを聞かれ、本当の1ペダルで走れるというのでONとしました。
車道に出る際、ボディ剛性の高さを見せつけるかのような堅牢さを感じます。
246に出た途端、前ががばっと空いたので、すかさず踏み込んでみたら、それはボルボとは思えない加速を体験することになりました。
すぐさま、次年度より2モーターの必要がなくなった意味が分かったほどです。
つまり速い、途轍もなく。
中高速域での加速感がどの様なものか知らずに書くのもなんですが、簡単に言えばワープの様な加速感でしょう。
テスラが速いのは当たり前となりましたが、それに近い加速感を持ったのは武器となるでしょう。(今から頼んでも2モーターは手に入らないけど)
回生ブレーキを上手く使い、自由自在に1ペダルドライブを1周ほど楽しみました。
この手の車にこれだけの心臓は、ある意味豪華で、ある意味必要のないものとさえ思われます。
それくらい強烈な心臓を持ち合わせます。
バイクで言えばナナハン、車で言えば4L超えといえば分かるでしょうか。

EVへの転換を加速するVOLVO。
従来の内燃機関を備えるメーカーとしては、凄まじい程の変わり身の早さを見せる。
その意気込みが、この2モーターに表れていると感じました。

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