「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

物忘れ超級

2012年03月02日 |   中1 
最近「覚える」ことを面倒くさがる生徒が多いです。
小学生の頃から「覚えない」ことが当たり前になっている生徒は
中学生では既に覚え方を忘れてしまっているかのよう。
若いウチに鍛えておかないと、年をとってから困るぞ~。

というわけで、今日びっくりしたエピソードを1つ。

授業最後に実施する小テストには、日付と名前を書く欄があります。
いつものように
「今日は3月2日です!名前を書いたら始めてください。」と言ったところ
「センセー!今日わたしの誕生日!」と手を振ってくる女子生徒が。
軽い気持ちで「おめでとー。いくつになったの~?」と聞いたら
「あれ、わたし、何才だっけ?
えー、マジですかー。
焦ったあげく、隣の生徒に教えてもらっていました。
13才なんて、まだ忘れたいような年齢じゃないのにー。

おまけに「自分の名前の漢字を忘れちゃったから、ひらがなでいいですか?」ときた。
よっぽどパニクっていたのかな。胸に名札が付いているんだけどな…。

コレはきっと物忘れ(←1度は覚えたハズ)でしょうけど
実は英単語も地理や歴史の用語もからっきし覚えていません。
彼女を見ていると、覚えることも訓練が必要なことなんだなあと思います。